ジャカルタ‐バンドン間が30分?!Whoosh乗車体験記

 こんにちは!現在RGFリクルートインドネシアでインターン中の穂刈です!

 

 今回は、ジャカルタとバンドンを結ぶ高速鉄道、Whooshについてご紹介します!実際に乗ってみた感想や乗車における注意点などお伝えするのでぜひ参考にしてください!

 

Whooshって何?

 Whooshとは、東南アジア初の高速鉄道です。最高時速は350㎞/hで、ジャカルタのHalim駅からPadalarang駅、Tegalluar駅までを約40分で走行します。

 

 その名前は、

Waktu Hemat(時間の節約)

Operasi Optimal(最適な運用)

Sistem Hebat(優れたシステム)

の略となっています。(当初は、最後の「H」をHebatではなくHandal(信用できる)としていたそうです)

 

 

チケットの購入

 まず初めに、バンドンへ行く方は「Padalarang駅」までのチケットを購入しましょう!Bandung駅まで行く場合は、Padalarang駅で降車したのち「Feeder列車(Whooshの乗客は無料)」に乗り換える必要があるので注意してください!

 

<チケット購入方法>

 購入方法は以下のようなものがあります!(参考:https://www.tiket.com/kereta-api/kcic )

 

 私はAccess by KAIを使用しましたが、あまり使いやすくはないためおすすめはしません(笑)

 

➀kcicのウェブサイト(https://ticket.kcic.co.id/webTrade/#/home/index )

 ・ログインが必要

 ・電車出発1時間前まで購入可能

 ・支払方法:銀行送金、QRIS、E-Wallet、クレジットカード等

 

②駅の券売機

 ・電車出発30分前まで購入可能

 ・支払方法:QRIS

 ※クレジットカードは使えないので注意

 

③駅窓口(Halim駅、Padalarang駅、Tegalluar駅)

 ・電車出発30分前まで購入可能

 ・支払方法:現金、デビットカード、クレジットカード、QRIS

 

④Whoosh アプリやAccess by KAIアプリ

 ・ログインが必要

 ・電車出発1時間前まで購入可能

 ・支払方法:銀行送金、QRIS、E-Wallet、クレジットカード等

 

<座席の価格>

 座席のクラスは3種類あります。私は1番手頃なプレミアムエコノミークラスで乗車しましたが、日本の新幹線と変わらず快適に過ごせました。他のクラスには乗車したことがないので勝手なことは言えませんが、たかが30分程度の乗車なので、高いお金を支払う必要はないかな個人的にはと思います。

 

➀ファーストクラス:600,000IDR

②ビジネスクラス:450,000IDR

③プレミアムエコノミークラス:150,000IDR(週末などは250,000IDRのこともあり)

 

 

いざWhoosh乗ってみよう!

 それでは早速、私がWhooshに乗車した時の様子をご紹介していきます!

 

Whoosh先頭車両

 

Halim駅

 ジャカルタからWhooshに乗る場合、使うのはHalim駅です。新しい駅なので、とてもきれいに整備されており、日本の駅に来た気分になりました。

 

 1階にはStarbucksやSUBWAY、MIXUEなどのチェーン店が入っていたので、Whoosh乗車前に軽食を買うのには困らなそうでした。他にも、まだオープン前の店舗も見受けられたので、これからさらに発展していくのではないかと思います。

 

 また、2階に上がり荷物検査を通過すると、待機スペースがあります。待機スペースの脇にもいくつかカフェが出店していたので、待機時間の飲食に関しても心配しなくてよさそうです。

 

Halim駅構内

 

 出発時刻の20~30分前になると改札が解放され、ホームまで上がれるようになります。改札前は少し列ができていましたが、乗り遅れるほどの問題はありませんでした。

 

改札

 

Whoosh車内

 私が乗車したのは1番お手頃なプレミアムエコノミークラスでしたが、座席は日本の新幹線と同じような作りで、非常に快適に過ごせました!ただ、オンラインで指定した座席と実際に乗車した車両の座席配置が異なっていた(2人席を購入したはずなのに、実際に車両で席番号を確認すると3人席の番号でした)ので、その点はやはりインドネシアクオリティだな…と感じましたね(笑)

 

Whoosh車内(プレミアムエコノミークラス)

 

 Whooshが最高速度(時速350㎞)に達する時間には、車内アナウンスが流れ、車両前方の電光板にその時点での時速が表示されます。私が乗車した車両では、アナウンスが流れると、みんなスマホで撮影し始めて少し盛り上がりました!

 

 また、各アナウンスの最後に必ず「Whoosh, whoosh, whoosh………Yay!!」という掛け声が流れるのですが、それがなんとも中毒性があり、電車を降りてからもずっとそのフレーズが頭からはなれませんでした。今でも時々この時のことを思い出すと、このフレーズが頭の中でループし続けてしまいます(笑)

 

最高速度時の電光板の様子

 

Padalarang駅

 Padalarang駅に到着すると、大半の乗客が下車します。なぜかというと、この駅からBandung駅までの無料電車(Feeder列車)が出ているからです!

 

 Whoosh降車後は他の乗客に続いて改札を通りFeeder列車用のホームで待機すると、5~10分程度でFeeder列車がやってきます。その列車に乗車すれば、Bandung駅まで行くことができます!

 

 (実は、私はこのことを知らなかったので、他の乗客が続々とFeeder列車に乗っていくにもかかわらず、「Feeder列車用のチケットを買っていないのに乗っていいのか」と思い、乗車をためらってしまいました。後に駅員さんから無料で乗れると教えていただき、次発のFeeder列車に乗ったのですが、かなりの時間ロスだったので、みなさんはお間違えの無いようにご乗車ください!)

 

このホームにFeeder列車が来ました

 

 

Feeder電車

 Feeder列車は緑色が特徴的な電車で、車体も座席も緑色でした。座席は基本的に自由席でしたが、「ファーストクラス専用」という看板が立っている車両もあったので、その車両には乗らないのがベターかと思います。

 

  Padalarang駅を出た後、Cimahi駅で停車し、20分ほどでBandung駅に到着します。

 

 

Feeder列車

 

車内の様子

 

復路について

 復路も往路と同様に、Bandung駅からPadalarang駅までFeeder列車に乗り、そこからWhooshに乗り継いでHalim駅まで帰ることができます。

 

 Bandung駅からのFeeder列車は、Whoosh出発時間に合わせてちょうどいい時間に運行を行っているので、その時間に合わせて乗ると時間を余すことなく帰れると思います。Feeder列車の運行時間については、Googleマップでも検索できましたし、Bandung駅にも書いてありました!

 

 Bandung駅には、Feeder列車専用の入り口が小さく設けられていたので、そこからホームまで行くことができます。ただ、私が行ったときは、時間が近くならないとホームまで入れてくれなかったので、待合スペースで待機しました。また、Feeder列車に乗るにあたり、特にWhooshチケットの提示は求められませんでしたが、念のため準備しておくことを推奨します。(Bandung駅の窓口ではWhooshチケットは購入できません)

 

 

最後に

 ここまでお読みいただきありがとうございました。Whooshはバンドンへ行くにはとても効率的で快適な移動手段でしたが、まだ比較的新しいものなので、情報が少なく、初心者には難しい点が多かったです…。もちろん私の下調べが足りなかっただけかもしれませんが(笑)

 

 ぜひこのブログが、今後Whooshに乗ろうと考えている方々のお役に立てれば幸いです!!

 

 また、インドネシアで働きたい方やインターンシップをしたい方がいらっしゃいましたら、RGF HR Agent Indonesia(indonesia-jp@rgf-hragent.asia)までお気軽にご連絡ください!お待ちしています!

 

 

 

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