【2024年最新版】トランスジャカルタに乗ってみよう!

 みなさん、こんにちは!現在RGFリクルートインドネシアでインターン中の穂刈です!

 

 今回は、ジャカルタの公共交通機関のひとつ、【トランスジャカルタ】についてご紹介します!

 

 突然ですが、「東南アジアのバスや電車には、屋根の上にまで人が乗っている」なんて思っている人はいませんか?もしかしたら昔はそうだったのかもしれませんが、今のジャカルタのバスはきれいに整備され、非常に便利な移動手段となっています。そんな便利なバス、トランスジャカルタについて詳しく説明していきますので、どうぞ最後までご覧ください!

 

トランスジャカルタって何?

 まず、「トランスジャカルタって何?」という方も多いはずなので、簡単に説明していきます!

 

 トランスジャカルタとは、インドネシアの首都ジャカルタにおける公共交通機関で、いわゆる路線バスです。道路中央部にある専用レーンを走るのが特徴で、渋滞にはまりにくい仕様になっています。通勤時間などの混雑時は、専用レーンにバイクや車が入ってくることもあるので、絶対とは言い切れませんが(笑)。また、停留所(駅のようなもの)も道路中央部に設けられており、それぞれに改札が付いているので、バスというよりは路面電車をイメージしていただいた方が分かりやすいかと思います。

 

 乗車料金は、一律 Rp.3,500(約33円)で、改札を出ない限りは何度乗り換えをしても同一料金で乗ることができます。バイクや車に比べると安価で乗車可能なので、トランスジャカルタを使いこなせば、かなり交通費を節約できます。

 

電子マネーについて

 トランスジャカルタに乗る前に、準備しなければならないものがあります。それは…

 

電子マネー!!

 

 インドネシアでも、日本でいうICカードのようなカードが必要で、これがないとトランスジャカルタには乗車できません。現金だけを持っていてもバスには乗れないので、トランスジャカルタに乗る際には必ず購入しましょう。買い方については、この後詳しく説明します!

 

 また、このカードは、トランスジャカルタや電車に乗るほか、高速道路料金や駐車料金の支払い、電子マネー対応店舗での買い物にも利用可能です。

 

Indomaretで購入したmandiriのカード

 

電子マネーの買い方

 電子マネーは以下の場所で購入できます。

 

 ・各銀行支店(BNI、BRI、BCA、Mandiriなど)

 ・コンビニエンスストア(Indomaret、Alfamart、Alfamidiなど)

 ・トランスジャカルタの駅にある券売機

 ・オンラインショップ(Shopee、Tokopediaなど)

 

 インドネシアに慣れていない方でも購入しやすいのは、コンビニエンスストア駅の券売機だと思います。ただ、トランスジャカルタの駅の券売機では、しばしばカードが売り切れていると聞いたので、私はコンビニエンスストアでの購入をおすすめします。インドネシアで銀行を開設している人は、銀行での購入もいいと思います。

 

 コンビニのレジで電子マネーを購入したいと伝えると、店員さんがカードを出してくれます。カードの代金は、Rp.20,000~25,000(約190~230円)で、基本はその場でチャージが可能です。私が購入したコンビニでは「ここではチャージができない」と言われましたが…。

 

電子マネーのチャージ方法

 日本人でも簡単なチャージ方法は以下2つ!

 

①駅のチャージ機

 各停留所や駅に電子マネーのチャージ機が設置してあります。「Topup/ Isi Saldo」をタップしてチャージ可能です。チャージにはQRIS(QRコード決済)もしくは現金が使用できます。

※現金の場合、おつりは出てこないので、丁度の金額を入れるようにしてください。

 

駅のチャージ機

 

②コンビニエンスストア

 コンビニエンスストアでもチャージ可能です。IndomaretもしくはAlfamartが確実だと思います。(私は、Lawsonでチャージしようとして断られたことがあるので…)レジで店員さんに「電子マネーのチャージ(Top‐up)がしたい」と伝え、カードと現金を渡すと、簡単にチャージできます。

 

トランスジャカルタの乗り方

 それでは早速トランスジャカルタの乗り方を、説明していきます。

 

乗るバスを調べる

 どの路線に乗るのか調べるには、Google mapが便利です。分かりやすいよう、例を用いて説明していきますね。

 

 今回は、プラザインドネシア近くのBundaran HI Astra駅からインドネシアの独立記念塔Monumen Nasionalまで行くことを想定して調べてみます!

 

 Monumen Nasionalを調べて、「経路」→「電車のマーク」を押すと、公共交通機関のおすすめのルートが表示され、この場合「1」「6A」「6B」に乗って行けることが分かります。

 

 

 さらにそこをタップし、以下の点を確認しておきましょう。(「1」に乗る場合)

 

①バスの番号:1

②バスの始発と終点:Blok M ~ Kali Besar Barat

③運行間隔:3分ごと ※トランスジャカルタに時刻表はありませんが、運行間隔は決まっています。

④ホーム:K-L-Mホーム

⑤降車駅:Monumen Nasional

 

 

 これが分かれば完璧!駅まで行って実際にトランスジャカルタに乗ってみましょう!!

 

停留所まで行く

 上述した通り、トランスジャカルタの停留所は道路の中央部にあるので、ほとんどの場合、歩道橋を渡って停留所まで行く必要があります(信号機付きの横断歩道がある場合もあります)。停留所の場所はとても分かりやすいので、日本のバス停を見つけるより簡単です!

停留所までの歩道橋

 

改札を通る

 続いて、改札の通り方!

 

 歩道橋を渡って道路中央部まで行くと、改札があります。ここで電子マネーの出番です!日本の改札のようにカードをかざす部分があるので、その部分にカードをタッチしましょう。ゲートが開く、もしくは緑色の矢印(↑)マークが出れば、通ってOKです!

 

①改札へ行く

 

②カードをタッチする

 

③矢印が出たら通る

 

 改札は、日本のように高性能ではないので、カードが反応しなかったりゲートが開かなかったりすることもしばしばあります…。そんな時は、近くにいるスタッフに手伝ってもらいましょう。

 

ホームから正しいバスに乗る

 先ほどGoogle mapで確認したアルファベットが書かれたホームへ行き、バスを待ちましょう。ホームには電光掲示板があり、バスが何分後に来るか表示されていることが多いです。

 

 ホームにバスが来たら、バスの行先番号をしっかりと確認し乗車しましょう(バス正面や側面の行先表示板に書かれています)。同じホームに複数の種類のバスが停車する場合もあるので、バスの番号だけは確認してから乗るようにしてください。(私はバスの番号をよく確認せず乗車し、遠くの停留所まで連れていかれたことがあります笑)

 

ホームに設置された電光掲示板

 

ホームの様子

 

バスの中

 バスに乗ってしまえばもう安心ですが、一つだけ注意すべきことがあるといえば、女性専用座席があることです。車両前方は女性専用である場合が多いので、気を付けてくださいね

 

バスから降りて改札を出る

 降車駅でバスを降りたら、改札を通って停留所の外まで出ましょう!入った時と同じようにカードをタッチすれば簡単に出られます。

 

最後に

 ここまでお読みいただきありがとうございました。今回はジャカルタのバス、トランスジャカルタの乗り方を詳しく説明していきましたが、参考になりましたでしょうか?私も初めてトランスジャカルタに乗ったときは緊張したのを覚えています。慣れてしまえば、とても便利な移動手段なので、ぜひ皆さんも恐れず挑戦してみてください!

 

 また、インドネシアで働きたい方や海外インターンに興味がある方は、お気軽にRGFリクルートインドネシアまでご連絡ください。お待ちしています!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャカルタ‐バンドン間が30分?!Whoosh乗車体験記

 こんにちは!現在RGFリクルートインドネシアでインターン中の穂刈です!    今回は、ジャカルタとバンドンを結ぶ高速鉄道、Whooshについてご紹介します!実際に乗ってみた感想や乗車における注意点などお伝えするのでぜひ…

【インドネシア】バイクの後ろに乗っていて思うこと

 こんにちは、現在RGFリクルートインドネシアでインターン中の穂刈です!    今回は、私が毎日の通勤15分の間にバイクに乗りながら、インドネシアについて考えていることをツラツラと書いてみようと思います。インドネシアに住…

【2024年最新版】トランスジャカルタに乗ってみよう!

 みなさん、こんにちは!現在RGFリクルートインドネシアでインターン中の穂刈です!    今回は、ジャカルタの公共交通機関のひとつ、【トランスジャカルタ】についてご紹介します!    突然ですが、「東南アジアのバスや電車…

【2024年最新版】スカルノハッタ国際空港とジャカルタ市内を結ぶ空港鉄道を使おう!

 こんにちは!現在RGFリクルートインドネシアでインターン中の穂刈です!    今回は、スカルノハッタ国際空港とジャカルタ市内を結ぶ空港鉄道【KAI Bandara】についてです!私の実体験とともにチケットの買い方から車…