【インドネシア】バイクの後ろに乗っていて思うこと

 こんにちは、現在RGFリクルートインドネシアでインターン中の穂刈です!

 

 今回は、私が毎日の通勤15分の間にバイクに乗りながら、インドネシアについて考えていることをツラツラと書いてみようと思います。インドネシアに住んでみないと考えないようなこともあると思うので、楽しんで読んでいただけたら嬉しいです!

 

通勤時間に乗るバイク

 私が借りているコス(下宿)からオフィスまでは、バイクで10~15分ほど。いつもGojekという配車アプリでバイクを手配して通勤しています。3か月間毎日乗っていると、インドネシアでの交通量や運転の荒さにも慣れてきて、バイクの後ろに乗りながらスマホをいじれるくらいまで成長しました。そんな毎日の通勤時間に、色々と考えることがあるので、書いてみました。

 

通勤中の風景を見て…

家と家が近い

 高いビルがあると思ったら、その横には一般の民家が立ち並ぶのがインドネシア、ジャカルタ。そのふたつが共存する不思議な光景を見ることができます。ビルが立ち並ぶ通りはきれいに整備されている一方、道を一本中に入ると、ローカルの雰囲気がにじみ出てきます。

 

 そんな風景を見ながら毎日通勤するわけですが、いつも思うのは、「家と家が近すぎる」ということ。東京など土地区画が狭いところだと、隣の家との距離が近くて、窓を開けたら隣の家の中から丸見え!なんてこともあると思いますが、ジャカルタの民家はそれ以上に密集しています。家と家の間に1㎜も隙間がないんです。壁と壁がぴったりとくっついていて、窓なんてあったもんじゃありません。室内の風通し、最悪なんだろうな~なんて思いながら、いつも通り過ぎます。

 

 日本人が部屋を選ぶときには「風通し」や「日当たり」の優先度が高くなってくると思うのですが、インドネシア人にとってそれは違うみたいです。インドネシアに日照権とかあるんでしょうか。

 

信号の少なさ

 大きい道であってもほとんど信号がありません。信号があるのは、何本も道が入り組んでいる道くらいです。「ここに信号があれば、とっても右折しやすいのにな~」と思うことがしょっちゅうあって、信号を作ればもう少し渋滞が緩和されるのではないかと思います。(ちなみに、インドネシアの道路は日本と同じ左側通行です)

 

 なんで誰も信号を作ろうとしないんだろう…と日本人の知り合いと本気で話し合ったことがあります。こんな中でも、信号を作らないということは、きっと何か理由があるんでしょうが、日本人の私からするとやっぱり信号を作るべきだと思ってしまいます。

 

勝手に車を誘導する人たち

 バイクを走らせていると(私は後ろに乗っているだけですが)、よく交通整理をする人に出会います。上述の通り、ジャカルタは信号が全然ないので、道を渡ったり右折したり駐車したりするのが難しいのですが、それを手伝ってくれる人たちです。

 

 ただ、驚くのが、この方々おそらくボランティアなんですよね…。チップをもらうためにバケツを持ちながら誘導している人もいますが、そうでない人もいて、とても不思議です。

 

 まあ、ボランティアなので、そのクオリティも様々で、すごくうまく誘導する人もいれば、逆に誘導が下手でむしろ邪魔になっている人もいます(笑)

 

道にはトラップがいっぱい

 ジャカルタの道は、整備された大通り以外、基本的にどこもかしこもでこぼこです。整備が行き届いていない道が沢山あり、バイクが段差の上を通ると、乗っている私は吹き飛ばされそうになることもあります(笑)そのように意図していない凹凸がある一方、バイクや車がスピードを出しすぎないように、あえて段差が付けられている道もあります。

 

 また、用水路はよく蓋が外れています。大学の先輩がインドネシアに留学中、用水路の穴に落ちて、足を骨折?捻挫?したという話も聞いたことがあるので、私も気を付けようと肝に銘じています。

 

ごみの集積所

 通勤路の途中にごみの集積所があります。私自身も実態はよくわかっていないのですが、とにかくゴミが山のように積まれている場所で、前を通るたび、生ごみの強烈なにおいが漂ってきてます。

 

 インドネシアは、燃えるゴミもプラスチックも分別せず、すべて同じように回収するタイプの運用です。ゴミの量も大量ですし、その処理が追い付いていないように見受けられます。虫が湧いたり、匂いもきついので、この衛生面がどうにかなればな…と日々思っています。

 

 以前、日本人の友人(北京在住経験あり)がジャカルタへ遊びに来た時、「ジャカルタは10年前の北京と同じ匂いがするね」と表現していました。まだ発展途上だった北京と今のジャカルタの匂いが同じということは、もしかしたら、ジャカルタも北京のようにどんどん発展して衛生環境が整えられていくのかもしれません。なんだか、楽しみです。

 

最後に

 ここまでお読みいただきありがとうございました。ただただ、通勤中の風景を見ながら私が考えたことを書いてきたわけですが、もし共感してくれる方がいたら嬉しく思います。また、これからインドネシアに来る予定の方にも、インドネシアってこんな感じなんだ~と伝わっていたら嬉しいです。

 

 インドネシアで働きたい方や海外インターンに興味がある方は、お気軽にRGFリクルートインドネシアまでご連絡ください。お待ちしています!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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