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【2024年決定版】なぜインドが転職先に選ばれるのか?人気アジア諸国と比較して分析してみた


はじめに
 

こんにちは!RGFインドです。  
私は5月からインドにて現地採用でキャリアアドバイザーとして働いています。 
また、弊社はインドに進出している日系企業様への現地採用をサポートしています。

突然ですが、皆さんはインドで働くイメージがつきますでしょうか? 
キャリアアドバイザーとして様々な求職者様と面談をしています。
しかし、私自身もインド就業前は全くイメージが掴めていませんでした。
 

海外就職を希望される中で、特にインドに単願で申し込まれる方より、
他の国と比較検討をしながら転職活動を進められる方も多くいらっしゃるのが現状です。 

・〇〇と〇〇のどちらかで悩んでいるのだが、働くイメージが湧かない
・家族を連れていきたいのだ、生活や治安面が心配
・キャリアアップをしたいが果たしてインドで実現するのかわからない

海外転職の進め方

転職活動をされている方の状況は様々です。
ココ!と一概にオ
ススメできないのが海外転職の難しさであり、キャリアアドバイザーとして力不足と感じる部分でもあります。

そんな中で他国と比較した観点は、よく聞かれる質問かつ求職者自身がアクセスしづらい情報です。 
なぜなら様々な情報はネットに落ちていますが、その情報が果たして自分に当てはまるのかどうかは、自分自身で判断しなければならないからです。 

 特に海外転職は、その国の政治・経済状況や採用のトレンドによって市場に出てくる求人、企業の求めている人材ニーズも変化していきます。 常に現地の情報収集をし続けること、自分自身のキャリアセット(職務経歴、語学力、スキルセット)とニーズがマッチするのかをアンテナ張っておくことが求められます。 

数字を見てみると海外在住の方はコロナ以降で回復傾向です。 
ここ10年を比べると、コロナ渦前の2019年は140万人強で過去最高記録しています。

海外在留邦人数調査統計


引用:海外在留邦人数調査統計|外務省 (mofa.go.jp)

特に第二新卒といわれる社会人経験をある程度積んでさらにキャリアアップを狙っていく層に、インド就業が人気なよう思います。 面談をしていく中でも、ようやく海外にいけるタイミングになったので挑戦してみたいと転職を意気込まれる方も多くいらっしゃいます。 

もしいつかはグローバルな環境で働いてみたい、今まさに一歩踏み出してみようかなと、挑戦をしようと思っているそこのあなた。この記事を読み終わった後に、少しでも夢のグローバルキャリアを掴むきっかけを与えられたら幸いです。 

この記事はこんな人にオススメ!
いつかアジアで働くことを考えている
海外で働くために情報収集をしている
✓キャリアアップを海外でしたいけど方法がわからない

海外での働き方雇用の特徴



まず初めに、海外で働くとはどういう事なのでしょうか?基本的な情報を押さえるに越したことはありません。今回は一般的に知られている大きく分類する2つをご紹介いたします。 もちろんこの2つ以外の例もございます。 

海外で働くとなると、ワーキングホリデー、留学先でアルバイトに励むなども含まれます。 
今回ご紹介するのは①日系企業から派遣される(駐在員)➁現地法人に就職する(現地採用)についてです。

企業から現地へ派遣される(海外駐在

1つ目は、企業から派遣されて海外で働くこと、日本の企業に籍を置き働くいわゆる海外駐在です。 
特徴としては、主に30代から会社に命じられて、駐在する場所や時期が決められます。
管理職として、現地スタッフのマネジメントなどに従事される方が多いです。 

現地法人の立ち上げ、拠点長、外国人スタッフのマネジメントなどやりがいのある仕事に従事できることをキャリアアップとして捉える方も多いです。 


メリットとして、手厚い福利厚生がついてくることが挙げられます。
また、別途海外赴任手当も支給される企業もあるので、収入面で大きな変化を期待できる可能性があります。
 

デメリットとしては、会社の人事次第で駐在先も派遣期間も決まるという点です。会社の方針や、時には経済動向などによって、自分自身のキャリアに大きな影響を及ぼすことがあります。また、必ずしも海外駐在に行けるわけではなく、希望していても社内で選ばれなければ行くことができません。 

もし、海外駐在を目指すのであれば、会社の取引先や、経営戦略など頭に入れて、常に準備をしておくことが得策かと思います。

現地法人に就職する(現地採用)

2つ目は、海外現地にある法人と直接雇用契約を結ぶこと、いわゆる現地採用です。 
特徴は、日系の企業の場合でも、海外支社や現地法人と契約を結ぶ事で現地採用となります。正社員として雇用されれば、期限は存在しません。 

業務内容は、オペレーションからマネジメントまで幅広く担当します。選考に進んでいくタイミングで企業の人と確認し、自分自身のスキルや経験が募集ポジションで活かせるのかをすり合わせていく必要があります。 


メリットとして、どのタイミングでも挑戦することが可能な点が挙げられます。いつ、どこで、どれだけ働くのか、豊富な選択肢の中から自分自身のキャリアに合った選択をとることができるのが現地採用で働くメリットといえます。 

デメリットとしては、現地の水準に合わせた給与になるので、日本での年収より低くなる可能性がある点です。また働く国の制度や、保険、年金などを受けることになるので、日本に比べて待遇が不十分になる可能性もあります。

どこの国で働きたいのか、その国ではどんな社会保障を受けられるのか、事前調査で頭に入れておく必要があります。転職エージェントの方にも、質問をして現地情報を得るようにしましょう。
 


海外駐在と比べて若手から早く動けるのが現地採用の強み!

海外で働く手段として主に挙げられる2点をご紹介しました。弊社では主に現地採用を扱っています。
ここからは、キャリア前半で現地採用に海外に挑戦することに焦点を当てて書いていきます。
 

私自身も、海外で働いてみたいけど英語力に自信がない、職歴が通用するかどうかわからないなど様々な懸念がありましたが情報収集して、結果的に現地採用で海外就業を実現に至りました。 
次のパートでは、現地採用で海外就業を叶えている方たちの特徴と動機をご紹介いたします。

現地採用で働く人の特徴



前のパートでは、海外で働く方法を紹介しました。特に現地採用を選ばれる方の動機は様々です。 
その中で、私が面談の中で聞いたお話を抜粋しながら事例をご紹介していこうかと思います。 

転職活動をされている方の状況は様々ですので、あくまで一例です。 
もし、自分と同じような事を考えていた場合、海外転職のタイミングかもしれません。

現地採用に挑戦する人の動機

・昔からの夢だったグローバルキャリアを叶えてみたい
英語力に自信はなかったが、思い切って海外で働いてみたい 
・大手企業にいたが、駐在タイミングを待つ20代のうちにスピード感もって海外で働きたい
・若いうちにマネジメント経験を積みたい。経営層と働きたい
せっかく習得した語学力を腐らせたくない
・日本で数年就業していたが、さらに刺激的な環境を求めて転職したい
日本でキャリアアップに限界を感じて海外に挑戦してみたい
・パートナーが海外駐在員なり帯同するが、現地でキャリアを積みたい
・自分自身のバックグラウンドとスキルを活かせるキャリアを形成したかった
日本での働き方、生き方に不安を感じて一度世界に飛び込んでみたいと思った
・コロナ渦で海外留学の予定がなくなってしまったから
・学生時代の海外ボランティア、インターン経験をさらにキャリアに活かしたい etc…

このように、現地採用で海外就業にチャレンジされる方の動機は様々です。 もちろん、面談に申し込まれる方の中で転職理由が言語化されている方も少ない印象です。 

自分自身のタイプを分析しよう

海外就業を希望される人の中でも様々な動機がたくさんありますが、大きく3つのタイプ分けられるかと思います。 

国が大好き!第一志望タイプ
キャリアアップ・スキルアップ!バリバリタイプ
後悔したくない!チャレンジタイプ

キャリアアドバイザーと壁打ちをしながら、自身の転職理由を固めていく方も多いので不安な方はぜひカジュアルに面談を申し込んでいただけると幸いです。 

自分自身はどのタイプなのかと理解するだけでも、自己分析が高まります。
もちろんタイプ別によって面接の対策など変わっていきますので、戦略的に海外就業を成功させていきましょう。

次は、実際に海外転職として人気な国はどこなのかをまとめていきます。 
日本から比較的に転職成功しやすいアジア諸国に焦点を当てて国別にまとめてご紹介いたします。 
もし自分自身が働くなら、どの国が合うのか比較検討をしてみてください。 

私自身もキャリアアドバイザーをしていて、求職者の方からほかのアジア諸国と比較検討をしながら転職活動をしているとよく相談されます。 

私が面談の中で伝えている特徴を主観ベースと、現地在住の方から聞いた客観ベースを参考にご紹介できればと思います。決してどの国がよい悪いなどの話はありません。 

ご自身のキャリアを歩む中で特に重要なことは、様々な情報収集した結果、自分にとって最善な国を選ぶことです。ぜひ参考になれば幸いです。 

今の自分では、現地採用されるポテンシャルがあるのか悩まれる方もいるかと思います。
悩んでいたら、まずは一度面談に申し込んでいただければと思います。 
キャリアアドバイザーが様々な観点から、あなたにとって最適なキャリアを提案いたします。

メールで連絡はこちらから:jp.hiring@rgf-hragent.asia 

アジア諸国の働き方と特徴

今回、取り上げる国は以下になります。

・シンガポール
・香港
・中国
・ベトナム
・タイ
・インドネシア
・インド 

下記の観点から各国の特徴をまとめていきます。 個人的な見解も入れつつ書いていけたらと思います。 

・国の特徴、現在の状況
・働く特徴(語学面、VISA発給基準、給与レベル)、求人の特徴
・生活面、治安面、 生活コスト
・働く、暮らすうえでの良い点、懸念点
・もし働くならこんな人にオススメ! 

一覧表はこちらからご覧ください。

国名 国の特徴  働く特徴、生活面、治安面  こんな人にオススメ! 
シンガポール  国際色豊かでアジア経済の中心 
・主流業界はIT、金融
・最近だとAI分野が発展
・給与水準が高い 
・高い語学力が必要 
・生活するうえでなんでも揃う 
・厳格なVISA基準がある(条件面など変更があり) 
・既にビジネスレベルの英語を習得している 
・専門性を身につけている 
・高い教育水準で子育てしたい 
香港  ・アジア経済のハブ 
・アジア最大の国際金融センターを有する 
・業種はIT、商社、金融、飲食など多岐に渡る
・物価は比較的高い 
・高い語学力が必要 
・亜熱帯気候に慣れが必要 
・既に実力がある 
・多様な国籍の方と働きたい 
・中国語を活かしたい 
中国  ・世界随一の人口14億人を有する巨大な市場 
・経済成長率が著しい 
・製造業が発展
・貿易関係など多く進出 
・生活するうえで中国語が必要 
・IT化が進んでいて生活が便利 
・外国アプリに利用制限があり 
・本場の中華料理に和食も充実 
・カルチャーや歴史が深く魅力
・中華圏に興味がある 
・中国語を使って仕事したい 
タイ  ・6000社ほど日系企業が進出 
・約40%が製造業
・近年では第三次産業も盛んでサービス業が増加傾向 
・語学力に自信がなくても働ける 
・VISA発給されやすい 
・各国に旅行しやすい 
・都市部は、東京並みに発展していて日本人でも馴染みやすい 
・初めて海外で働いてみたい 
・ワークライフバランス重視 
ベトナム  ・主流産業はサービス業、工業・建設業 
・IT都市にグローバル企業が進出 
・社会主義国家。国の政策によって企業の経営方針が変わる場合あり 
・生活固定費を安く抑えられる 
・他国に旅行しやすい 
・治安面は問題なし 
・語学も日常会話程度の英語があれば安心 
・Visa発給条件に制約あり 
・自分自身の経歴と国をマッチングしてキャリアアップを図りたい 
・初めて海外で働いてみたい 
インドネシア  ・世界有数の多民族国家
・バリ島などの観光地が有名 
・13,500もの島国と約300の民族からなる多民族国家 
・第二次産業が中心 

・物価も比較的安い
・生活固定費を安く抑えられる
・英語が話せれば生活には困らない

・短期間でキャリアアップしたい 
・多様な価値観の中で働きたい 
インド  ・人口世界一で圧倒的にカオスな環境 
・製造業などが中心
・近年はIT、サービス業が盛ん 
・日常会話程度の英語が話せれば問題なし 
・日系企業が集まっている地域なら治安は安全 
・短期間でキャリアアップしたい 
・細かいことを気にしない 
・濃密なキャリア経験を積みたい 

シンガポール



アジアの中で人気を集めている国の1つが、シンガポールです。国際色豊かでアジア経済の中心として様々な企業が進出をしています。日系企業の進出も盛んですが、業界は主に
IT、金融、最近だとAI分野が中心です。 

給与も高い水準でオファーが出ますが、その分高い英語力を求められる傾向にあります。英語がビジネスレベルで話せるかつ、経歴や実績でアピールできると就業できる可能性が上がるでしょう。 

また、教育水準の高さも人気の1つです。日本語、英語、中国語を使いこなす方も珍しくなく、治安もよく街が綺麗で、多国籍な文化に触れながら生活するうえではこの上ない場所でしょう。 

シンガポールに就業向いている人は、専門性(エンジニアや金融系営業)があり、すでに実力がある人や、ご家族と一緒に移住をして、海外就業を叶えたい方に向いているといえるでしょう。 

参考
《シンガポール》知っておきたい入社手続きの流れ 【はじめての海外転職成功の秘訣】リクルート海外法人RGF (rgf-hragent.asia) 
いくら必要?シンガポールの生活イメージ~1か月の生活費と物価の目安~ 海外転職のプロ/リクルート海外法人RGF (rgf-hragent.asia)

香港



次に紹介するのは香港です。アジア最大の国際金融センターであり、世界中から様々な国籍の方が集結している場所です。自由経済が基盤にある香港では、多くの日系企業が進出しています。
 

しかし、物価は比較的に高く、高い語学力が求められます。具体的には、英語、広東語ですが、最近では北京語でコミュニケーションが通じることもあるようです。 

特に香港で生活するうえでは、気候を気にされる方も多い印象です。亜熱帯の地域特有の湿度が高いジメジメした蒸し暑さに慣れるには時間がかかるでしょう。 しかし、年中暑いわけではないのですが、雨も多い地域ということを念頭に入れておく必要があります。 

業種は、IT、商社、金融、飲食など様々です。特に金融はアジア経済のハブになっていので、中国とビジネスするために香港に支社設立など日系企業のアジア進出を担っているエリアと言われています。 

香港で働きたい場合は、常に求人情報にアンテナを張り情報収集し続けることが得策です。 もちろん、現地の転職エージェントに登録しておくのも有効手段でしょう。 

参考
《香港》 知っておきたい入社手続きの流れ 【はじめての海外転職成功の秘訣】海外転職のプロ/リクルート海外法人RGF (rgf-hragent.asia) 
いくら必要?香港の生活イメージ~1か月の生活費と物価の目安~ 海外転職のプロ/リクルート海外法人RGF (rgf-hragent.asia)

中国 



次に紹介するのは中国です。世界随一の人口を誇り、その総数は14億人にも上ります。また中国経済の成長率は著しく、
2010年にはGDP(国内総生産)がアメリカに次いで世界2位となりました。中国では製造業が発展しており、貿易関係なども日系企業が多く進出しています。 

中国で働き生活をするうえで、場面に応じて中国語が話せると便利でしょう。 業務では英語でのやり取りがあるかもしれませんが、生活をしていく中では現地の飲食店などでは英語が通じない場面に遭遇することもあります。 

もし語学力に不安がある場合、生活をしていく中で習得していくことが望ましいでしょう。 中国で生活するうえで、懸念点があるとするなら、外国アプリに利用制限があり、中国系のアプリしか利用できない点を挙げる方もいます。 

日本でおなじみのLINE、Facebook、Instagram、Google検索も中国国内ですと制限があり利用できません。中国発のアプリで代替可能なので、慣れるのには少し時間がかかるかもしれません。 

しかし、日本ではなかなかできない経験を積むことが一番の魅力だともいえます。WeChat Pay、スマホ一つでお出かけできる生活の便利さ、本場の中華料理に和食も充実、都市で異なるカルチャーや歴史もあり、中国生活もとても魅力的だと話す方も多いです。 

中国語を使って仕事をしていきたいという人には、理想の環境といえます。 
是非、理想の中国転職を叶えるために、様々な情報収集をしてみてください。 

参考
《中国本土》知っておきたい入社手続きの流れ 【はじめての海外転職成功の秘訣】リクルート海外法人RGF (rgf-hragent.asia) 
いくら必要?中国本土の生活イメージ~1か月の生活費と物価の目安~ 海外転職のプロ/リクルート海外法人RGF (rgf-hragent.asia)

タイ 



次に紹介する国はタイです。タイは初めての海外転職でも安心して生活ができるといわれています。
 実際に、インドと比較検討されることが多い国の1つです。 

バンコクを中心とした都市部は、東京並みに発展をしていて、街中で日本食や日本製品を目にする機会が多くあります。日本人が初めての海外転職をするうえでとても馴染みやすい国といえるでしょう。 

 JETRO調べによると、およそ6000社ほどの日系企業が進出しており、約40%が製造業です。外国企業や日系企業がタイに進出し、ビジネスを進めていくなどアジアの中でも主要国であるといえるでしょう。また、近年では第三次産業も盛んでサービス業が増えていることもあり、語学力に自信がなくても働ける求人が増えているのも特徴の一つといえます。 

また、VISA発給の基準も比較的ゆるく、娯楽の多さ、生活のしやすさからワークライフバランスを重視して働きたい方に向いている国と言えるでしょう。 

もちろん、生活をしていく中でその国の文化に適応していくことは必要ですが、タイは比較的に日本人が働きやすく、初めての海外進出にオススメです。 

参考
《タイ》知っておきたい入社手続きの流れ 【はじめての海外転職成功の秘訣】海外転職のプロ/リクルート海外法人RGF (rgf-hragent.asia) 
いくら必要?タイの生活イメージ~1か月の生活費と物価の目安~ 海外転職のプロ/リクルート海外法人RGF (rgf-hragent.asia)

ベトナム



次に紹介するのはベトナムです。
 
アジア新興国の中で注目されているベトナムですが、実際に働く、生活する面ではどうでしょう。 
ベトナムは、日本に比べて物価が安く、家賃や生活費を抑えることができるのが魅力です。 

貯金もして、そのお金で海外旅行に行く方も多いです。ベトナムからだと、アジア他国にも行きやすいので旅行好きの方にはもってこいの国でしょう。 

また、国内でも世界遺産に認定されているホイアンやハロン湾など自然豊かな観光スポットがあったり、お洒落なお店でベトナム料理を満喫したり、日本食も充実しています。 

日本から就職する方も増えているので、日本人コミュニティなどに参加して交流を深めることも可能でしょう。 主な産業としては、サービス業や、工業・建設業などが占めており、これから開発が進んでいきより一層発展が期待されています。 

また、ホーチミンなどのIT都市も伸びてきており、グローバル企業が進出しています。ベトナムのIT人材採用など世界的に注目されている国の1つです。 
治安面は特に問題ありませんが、語学面では、まだまだ現地のお店などで英語が通じない場面に出会うことがあるかと思います。 

懸念点は、国の政策によって企業の経営方針が変わる場合があることです。社会主義国家なので、そこは念頭に入れておいたほうがよいでしょう。(例えばコロナの時は、工場全閉鎖で働けなかったなど)  

またVISA発給基準は、学部卒の専攻と就業経験3~5年がマッチしているかどうかで判断される場合あります。詳細は確認して、転職活動を進められることをおススメします。 

まだまだこれから発展の兆しがあるベトナムは、短期間で濃密な経験をして、キャリアアップを望んでいる人に向いている国といえるでしょう。 

参考
《ベトナム》知っておきたい入社手続きの流れ 【はじめての海外転職成功の秘訣】海外転職のプロ/リクルート海外法人RGF (rgf-hragent.asia) 
いくら必要?ベトナムの生活イメージ~1か月の生活費と物価の目安~ 海外転職のプロ/リクルート海外法人RGF (rgf-hragent.asia)

インドネシア



次に紹介するのはインドネシアです。インドネシアは島国であり、バリ島はハネムーンで有名です。多くの日本人も観光で訪れています。では実際に働くという観点ではどうでしょう。
 

まず、インドネシアは東南アジアの中でも人口規模がNo.1であり世界有数の多民族国家です。 人口は2.6億人にも上り、第二次産業を中心に様々な産業が盛んです。 加えて、多様な価値観と人と出会えることで、人間的にも、ビジネス的にも成長や学びが多い国と言えるでしょう。 

物価も比較的に安いため、生活費や固定費を安く抑え、旅行や、趣味にお金を回す人も少なくありません。安心して過ごせる環境であるため、海外の暮らしを存分に楽しむには向いているでしょう。 

語学面では、英語が話せれば問題ないかと思いますが、現地のお店や屋台、タクシーを利用する際にはインドネシア語が必要な場面に出くわすこともあります。もし生活をより豊かにしていきたいなら、インドネシア語の習得に励んでみてはいかがでしょうか。 

特に若手向けの求人が比較的に多く、若さと職歴があれば、転職は比較的に安易かと思います。 
しかし、自分自身のキャリアアップに繋がるかはよく精査して、挑戦してみるのがいいでしょう。 

他の国よりも発展途上だからこそ、経験値を積んで、ネクストキャリアをより豊かにしていきたい方に向いていると言えるでしょう。 

参考
《インドネシア》知っておきたい入社手続きの流れ 【はじめての海外転職成功の秘訣】リクルート海外法人RGF (rgf-hragent.asia) 
いくら必要?インドネシアの生活イメージ~1か月の生活費と物価の目安~ 海外転職のプロ/リクルート海外法人RGF (rgf-hragent.asia)

インド



最後に紹介するのがインドです。人口が世界一位になり、世界的にも注目されている国の1つです。
 
実際の数値でみると、より分かりやすいです。 

インド政府が日本の中小企業のインド進出支援に乗り出した。7月に在日インド大使館内に「中小企業促進室」を設置し、きめ細かく相談に応じる体制を整えた。インド進出の日系企業を現在の約10倍となる1万5000社に増やすのが目標。シビ・ジョージ駐日インド大使はこの目標について「3年で達成したい」という意向を明らかにした。 

引用: インド進出日系企業、中小含め3年で10倍に 駐日大使 – 日本経済新聞 (nikkei.com)

主に製造業が中心ですが、近年だとIT産業が盛んです。 そのほかでいうと農業やサービス、小売業なども主流です。 加えて、拠点の立ち上げや、企業進出に伴って経営層の近くで働ける機会があり、役職が上がりやすいなど、今のインドでしか得られない経験が大いになると言えます。

特に20代~30代のマネジメント経験を積んで、早くキャリアアップしていきたい人には絶好の場所だといえるでしょう。 実際に現地で働いている私の主観ではありますが、インドに向いていない人の特徴は以下です。 

①日本人的な働き方に慣れてしまっている方 
インドは交渉文化なので、仕事でも生活でも主体的に動く必要あり

➁積極的にコミュニケーションができない 
英語が話せなくても、なんとか食らいつく能力が必要 

弊社の記事にも詳しいことが書いてありますので参考にご覧になってください。 
インドで働くイメージがより一層想像しやすいかと思います。 

参考
【インド日系企業様向け!】インドでの日本人現地採用のトレンド、給与相場、採用成功ポイントについて(2024年版) | 海外生活、海外勤務 現地レポート (rgf-hragent.asia) 
《インド》 知っておきたい入社手続きの流れ【はじめての海外転職成功の秘訣】 リクルート海外法人RGF (rgf-hragent.asia) 
いくら必要?インドの生活イメージ~1か月の生活費と物価の目安~ 海外転職のプロ/リクルート海外法人RGF (rgf-hragent.asia)

なぜ今インド転職がアツいのか?



ここからは、筆者自身が改めて他国と比較検討したうえでなぜインドで働いているのか書いていきたいと思います。インドで働くメリットは、以下3点がよく挙げられます。
 

・多様な環境で働くことで語学力の向上が見込める
・経済・国が大きく成長している
・新卒でもVISAが出やすく給与最低水準が定められている 

上記踏まえたうえで、私自身がインド就業を決めた軸が2つあります。 
当時のステータスとともにご紹介いたしますので是非参考にしていただけたらと思います。 

・東京都出身。渡航経験は旅行のみ。
・社会人3年目第二新卒のタイミングで夢だった海外転職を決意。
・語学力は英語日常会話レベル。初海外就職、インド渡航経験なし。 

今のインドは今しか見ることができない

よく面談時にもお伝えさせていますが、インドに来たからと言ってキャリアが良くなるわけではありません。 人口が世界一になり、経済成長率も7~8%を推移していて、世界的に見ても注目されている国なのは間違いありません。 

しかし、私自身が重要だと感じる点は、今のインドで何を経験して、どんな未来を描いていくか、が全てを決めるということです。 正直、私自身もインドの目まぐるしい変化に日々ついていくのが必死です。 

この熱量高い場所で、自分自身がどんなキャリアを築いていくかを自問自答し続けています。 今のインドで何を考えてどう動くのか。その経験や思考が、今後の人生観に良い影響を及ぼすと確信を持てたからこそ、私はインドで働く決意をいたしました。 

多種多様な人たちが生活していて、中にはインド就業をネガティブに捉える方もいらっしゃいます。
しかし、それは自分次第だと思います。やはり海外で働くということは、簡単なことではありません。
僕自身も小さい頃からの夢である、やっと叶えた念願の海外就職でした。
 

せっかくなら自分を濃密な経験をできる場所に身を置いてみたい。
キツくて、苦しくても、全ての経験をこれからの人生にプラスにしていきたい。 
そんな思いを抱きながら、インドで日々を過ごしています。 

インドで働くと、どの国でも働くことができるとよく言われます。どの国でもやっていける確固たる自信が身に付きます。少しでも気になるなら飛び込んでみましょう。今のインドは今しか見ることができません。リアルを体感してみてください。 

インドで働く=キャリアのタイムマシン

インド就業を考えられる中で、どうしても不安や懸念は付きまとうものです。 
いくら現地に生活を想像しても、聞いていた情報と実際は違うなどギャップを感じられる方もいらっしゃいます。
そんな中で、全て自分事のようにキャリアを捉えていける方が、濃密なインド就業を充実していけると実感しています。
 

私は、インドで働くことをキャリアのタイムマシンだと思っています。 
意味として、インドで経験する毎日がとても刺激的で濃密だからです。さらには短期間でかなりの情報量と経験値を吸収し圧倒的にスキルアップをすることができると身に染みて感じているからです。 

大きな決断をして、一歩を踏み出したからこそ、20代のうちにどれだけ経験値が積めるかが今後のキャリアに大きな影響を及ぼすと確信しています。 

今しか向き合うことができないからこそ、一つ一つの経験を血肉にできる方が、インドという土地で自分自身のキャリアを開拓していけるのではないかと思います。

ちなみに、まだ迷っている方にもう一つアドバイスです。インドで働くことを決意される方の共通点があります。 
それは「細かいことを気にしない人」です。 
まずはやってみる!行動してみてから考える。そんな人がインドに向いているのかなと思います。 

最後に 

インド就職・転職

いかがだったでしょうか?
 
アジアで働くイメージ、さらにはインドで働くとはどういったことなのか、
少しは身近に感じていただけたのではないでしょうか。 まだまだインド就業の魅力はこんなものではありません。 

・新卒、20~30代の若手採用ニーズも高い
・英語が第二公用語のため、英語のスキルアップがしやすい
・経営・マネジメント層の近くで働けるため、裁量権が多く昇進スピードが早い
・希少性のあるかつユニークなキャリアが築ける 

さらに具体的なお話は、丁寧に面談にて伝えさせていただいております。 
少しでも興味が湧きましたら、いつでもご連絡ください。記事記載の情報をさらに詳しくお話することもできます。 まずはお気軽に面談予約からお待ちしております。 

それでは、皆様のグローバルキャリアがより良いものになっていくことを願っています。 
お読みいただきありがとうございました。 インドで一緒に働けることを、心からお待ちしております。 

メールで連絡はこちらから:jp.hiring@rgf-hragent.asia

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