RGFでは、これまでたくさんのアジアでの転職の支援をさせていただいていますが、喜びもつかぬ間、内定した企業様への入社・アジアでの新生活に向け、渡航も含めた準備で忙しくなられる方や手続きの煩雑さに戸惑う方が多くいらっしゃいます。

そこで、各国海外転職手続きの流れと必要書類についての概要をまとめました。
ぜひご参考にしてください。
各国の状況や方針によって変わりますので、企業様の指示に従って準備を進めてください。

また、新型コロナ感染状況に伴い、渡航制限・入国手続きの概況も変化しています。
大使館サイトをこまめに見ながら企業様と密に連絡を取り乗り越えましょう!

タイ

以下の情報は、
政府機関のウェブサイトを中心に掲載情報を引用し、当社で内容をまとめた記事になります。
最新の情報については記事中のリンクを参照いただき、
また、実際の渡航・入国に際しては、ご転職先の企業様とご確認をお願いいたします。

渡航・入国条件 2021年1月8日時点

入国許可書(COE)の取得
・オンラインシステムへの各種書類のアップロード
・新型コロナウイルスの英文検査証明書の取得(渡航前72時間以内発行のもの)
英文医療保険証(上限金額10万USドル以上で新型コロナ感染症対応のもの)
隔離施設(ASQホテル)の予約
・追跡アプリケーション「ThailandPlus」をダウンロード

上記がタイに渡航・就労する際に必要となります。
参考:在東京タイ王国大使館サイト
「新型コロナ感染拡大防止対策におけるビザ申請情報について(2021.1.8時点)」
http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/type/9766/

こちらは参考となり、変更が生じる可能性があります。
必ず企業様や関係各所に随時確認し、情報収集しながら渡航準備をしましょう。

外国人がタイで就労する際には、

ノンイミグラント-B (就労/ワーキング)のビザ
労働許可書(ワークパミット)

が必要です。

内定受諾後~入社手続きの流れ 

(申請者様)
航空券・隔離ホテルを予約する
※入国日、予約をとるタイミングは企業様の指示に従ってください。
(申請者様)
書類準備
<申請者様が準備する書類>
 ・ビザ申請書
 ・経歴書(Personal History)
 ・最高学位の学歴証明書(英文)
 ・職歴証明書(英文)
 ・Guarantee letter(英文)
(申請者様)
企業様からの書類が揃い次第、在日タイ大使館(東京・大阪・福岡・名古屋)に
ビザ申請オンライン事前予約(VABO)をする
※新型コロナ感染症の関連で、
渡航日の約3週間前までにビザ申請を行うことが在日タイ王国大使館より推奨されています。
参考:http://vabo.thaiembassy.jp/vabo/
(申請者様)
予約日に在日本タイ王国大使館でノンイミグラント-Bビザを申請
<申請者様が準備する書類>
 ・企業様から送られてきた書類一式
 ・ビザ申請書
 ・パスポート
 ・証明写真
 ・経歴書(Personal History)
 ・有効期限がある労働許可証(Work Permit)のコピー(所有する場合)
 ・ビザ申請の予約確認票(印刷出力したもの)
 ・予約した航空券の予約確認書
 ・身元保証書(Guarantee Letter)
 ・身元保証人の身分証明書コピー
(申請者様)
翌開館日の午後に発送(到着まで約3~4日)
×東京・大阪の場合、翌日ビザを取得(有効期間3か月)
※新型コロナウイルス感染症により、郵送受け取りになりました。
到着に時間を要しますので、余裕を持って申請しましょう。
(申請者様)
入国許可書(Certificate of Entry)申請システムにて「入国許可書」を申請
参考:在東京タイ王国大使館「タイ国籍を有しない者のタイ王国入国(新規システム)」
http://site.thaiembassy.jp/jp/news/announcement/9763/
(申請者様)
英文RT-PCR検査の取得できる病院を予約
※予約は渡航日に合わせて、空き状況を確認しながら行ってください
(申請者様)
入国許可書承認後、隔離ホテル(ASQホテル)と航空券の
英文予約確認票
を入国許可書申請システムにアップロード
(申請者様)
入国許可書発行の後、システムからダウンロード
(申請者様)
医師から渡航72時間以内に発行された、
新型コロナに感染していない旨を証明する英文RT-PCR 検査の結果取得
(申請者様)
追跡アプリ「Thailand Plus」をダウンロード
参考:ThailandPlus「Thailand tourism gateway」
https://thailandplus.in.th/en/
(申請者様)
タイへ入国、隔離(14日間)
※各種書類は出力しすぐ取り出せるよう手元のバックに入れておく
(申請者様)
入国後、もしくは就業開始後にWork Permitを申請・取得(約10日)
※要確認
<申請者様が用意するもの>
 ・最高学位の学歴証明書(英文)
 ・職歴証明書(英文)
 ・健康診断書(タイ語)
 ※一般的には現地事務スタッフが一緒に申請会場へ来て申請を行います。
(企業様)
Bビザを長期ビザに切り替え
※その後一年更新

準備書類詳細

ビザ申請書

下記サイトから申請書をダウンロードしてください。

参考:在東京タイ王国大使館
「【ノンイミグラント-B (就労/ワーキング) 必要書類】」
http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/type/9316/

経歴書(Personal History)

下記サイトからフォーマットをダウンロードしてください。

参考:在東京タイ王国大使館
「【ノンイミグラント-B (就労/ワーキング) 必要書類】」
http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/type/9316/

パスポート

6か月以上残存期間が残っているもので、査証欄の空白ページが2ページ以上あるもの

証明写真

縦4.5cm×横3.5cm原紙
・提出日から6か月以内のもの
・フチなし
背景
・正面を向いて撮影されたもの
・鮮明であること

※5枚ほど余裕をもって保持し、渡航することをお勧めします。

航空券もしくは予約確認書

申請者様の名前タイへの入国日が記載されているものプリントアウトしてください

職歴証明書(英文)

これまでに就業した企業すべての分を準備いただけることが望ましいです。
難しい場合は企業様に相談の上、
次の職務内容と同じで3年以上の経験がある直近の会社のものを準備してください。

健康診断書

タイ入国後、ビザ用健康診断を行っている病院で健康診断を受けます。
場所は企業様定することが多いです。

身元保証書(Guarantee Letter)/身元保証人の身分証明書

参考:タイ王国大阪総領事館「就労ビザ Non-Immigrant B (Business)」
http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/type/9316/

身元保証人は

 ・日本国籍で成人
 ・日本で連絡が取れる
 ・サインと名前が一致

で、親族に保証人をお願いし、記載するケースが多いです。

身分証明書は、免許証・パスポート・マイナンバーなどの顔写真付き身分証明書のコピーをご準備ください。

補足・注意点

・ビザ申請オンライン事前予約は込み合うため、
希望の日時に枠が確保できない可能性があります。早めに予約を取ることをお勧めします。
参考:タイ王国大阪総領事館
http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/type/9316/

上記に、書類の詳細やダウンロードがありますので、参考にしてください。

参考サイト:

在京タイ大使館
http://site.thaiembassy.jp/jp/

在タイ日本国大使館
https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20210401.html

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