海外転職で皆さん考えるのが「海外で生活していけるのかどうか?」です。

それぞれの国によって、物価も違えばもらえる給与も違います。しかし、実際に生活してみないと、どんな生活ができるのか想像するのは難しいですよね。インドといえば、タージマハール、ガンジス川などの有名な観光地、本家のカレー、多様なカルチャーなど、魅力が多いですが、地理的には少し遠い国。その一方で、2024年時点では、9,200人以上の日本人がインドで生活しているのをご存知でしょうか?

今回はインドで生活している年齢や性別・年収が異なる3人に、どのようにお金を使い、生活しているかをインタビューしました。インドの生活をイメージするのにぜひ参考にしてください。

※こちらはインタビュー記事となります。為替・物価等の変動により、記事の内容と実態が変わる可能性がありますので、あくまで参考としてご活用ください。

※日本円の表記は 2024年3月末時点 1INR=約1.82円のものです。

 

【ケース1】
27歳 男性 未婚 職業:法人営業 語学:英語力日常会話レベル

オファー内容 140,000INR/月(約255,000円)

 

家賃

25,000INR/月(約45,500円)

日本人の友人とルームシェアをしてファミリー用の2BHK(ベッドルーム・バスルームがそれぞれ2つ、リビングホール・キッチンが1つついた間取り)を借りています。

市内にはメトロも走っており、大型のショッピングモール、ジムや外食産業も豊富なので仕事と余暇、両方にとってメリットのある環境だと思います。

食費

20,000INR/月(約36,400円)

デリバリーが発達しているので、昼はオフィスに単価200円~500円程度の日本食やファストフードを注文することが多いです。また、残業はそこまでしないので夜は自炊か日本人の友人と外食に出かけます。

水道光熱費

2,000INR/月(約3,640円)

水道代は請求されないので、基本的には電気代のみの値段です。

夏はエアコンを使用するので上がりますが、冬の電気代は半分以下まで下がります。

通信費

500INR(約910円)

月30GBまで使用可能なパッケージに入っています。動画などは比較的ストレスなく見られるかと思います。

交際費

2,000INR/月(約3,640円)

交通手段はUberなどの予約タクシーを使うことが多いです(1回100円程度)。リキシャ―と呼ばれる3輪タクシーはその半額の値段で利用できます。

娯楽費・交際費・貯金・趣味など

52,700INR/月(約95,914円)

週に1,2回の友人との外食(3,000円~5,000円)や2~3か月に1度のインド国内旅行に使うことが多いです。航空チケットは安いので旅行のしやすさは嬉しいですね。

【ケース2】
32歳 女性 未婚 職業:総務マネージャー 語学:英語力ビジネスレベル

オファー内容 170,000INR/月(約310,000円)

家賃
40,000INR/月(約73,000円)

現地駐在員の住んでいるエリアであるということが決め手でした。エアコンなどの家具付き   1BHK(ベッドルーム、リビングホール、キッチン)という間取りで、家具付きなので初期費用は押さえられました。都心からは遠いですが近隣にはおしゃれなカフェなども多く休日はよくそこで語学の勉強をしています。

食費

15,000INR/月(約27,300円)

お弁当など自炊がしやすい環境なので、食費はあまりかかりません。

インドの市内では日本食の調味料も一部手に入りますし、日本人出張者の方にお土産として日本食をシェアしてもらうこともあります。

水道光熱費

2,000INR/月(約3,640円)

電気代のみの値段です。夏場の金額2,000INRくらいで、冬になると1,000IDRほどです。

通信費

1,000INR/月(約1,820円)

都市から離れていることもあり、通信が弱いエリアもあるので携帯と別途WiFiルータを契約しています。

交通費

1,000INR/月(約1,820円)

会社の車に乗り合いで通勤します。週末に都市で買い物をする際はタクシーを利用します。

娯楽費・交際費・貯金・趣味など

121,000INR/月(約220,220円)

現在、通訳業務もこなしているので、キャリアアップのため個人レッスンの英会話(1回2,000円程度)に通っています。また、海外旅行が好きなので、半年に1回の旅行のため貯金をしています。インドは立地的にもヨーロッパ、アジア、中東・アフリカに行きやすく、旅行好きな私にはとても良い居住地です。

【ケース3】
50歳 男性 既婚 職業:経理マネージャー 語学:英語ビジネスレベル

オファー内容 300,000INR/月(約546,000円)

家賃

60,000INR/月(約109,200円)

ジム・プール付きのコンドミニアムに、単身で住んでいます。

食費

30,000INR/月(約54,600円)

昼は会社の食事(インドカレー)が出るので実質かかりません。夜は外食になることが多いので、出費がかさみます。

水道光熱費

3,000INR/月(約5,460円)

電気代と別にコンドミニアムの共用費(ジム使用代・メンテナンス費用)が上乗せされています。

通信費

5000INR

会社から支給された携帯電話を使っています。家のWiFiは共用費に含まれています。

交通費

0INR

会社で通勤車を手配頂いているのでかかりません。

日本への送金

45,000INR(約81,900円)

日本に残している家族へ送金しています。手数料がかかるので、何か月かまとめて送金か、帰国時にまとめて手渡すことにしています。

娯楽費・交際費・貯金・趣味など

162,000INR程度(約294,840円)

週末はゴルフに行くことがあります。家の中が快適なので、それ以外は家でのんびりしていて、デリバリーをとったり、ネットやテレビを楽しんだりしています。

 

【まとめ】
お金の使い方は千差万別!
理想の海外生活を実現しましょう

インドでの生活の送り方は、ご自身がどう生活したいかでさまざまに変えることができます。広大なインドの各都市での異文化体験、国内外の旅行を楽しんだり、ジム・プール付きの住まいでのんびりしたり…インドでの生活はとても魅力的です。物価が安い分、手軽に楽しめるのもいいですね。

 

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