【まとめ】インドでのインターンシップを通して学んだこと
こんにちは。インターン生の横山真由です。3回のみの投稿ではありましたが、今回が2か月弱のインターンシップを通じて最後の投稿になります。大変短い期間ではありましたが、今回RGFで働かせていただく中で気づいたことや感じたことについて、この記事を通じて共有させていただきます。この記事が、今後海外インターンを考えている方や、現在インターンシップをしている方々への情報源になれば幸いです。
【目次】
・自分のバックグラウンド
・なぜ来たか
>インターンをする理由 >インドの理由 >人材業界である理由
・考えたこと
>生活の側面 >仕事の側面
・学んだこと
>生活の側面 >仕事の側面
バックグラウンド
前提として私は長期インターン生としては少し珍しいパターンで、すでに就活を終えており、4月から社会人になる大学四年生です。5月ごろに就活を終え、大学四年生の秋学期の予定を立てようとした時に、まとまった時間がたっぷりとあることに気づいて渡航した、というケースです。
なぜインターンをしたのか、それはただの意識高い大学生なのか、と言われるとこのように説明しています。
「なりたいかっこいい大人にどうやってなるかを考えてみたくなった。」
就活が終わった5月、自分があらゆる企業の面接で話してきたことについて、再び向き合ってみたのですが、その時に自分が持つ理想像と、それに対するイメージの浅さにふと気づかされてしまった。のかもしれません
例えば「日本を軸に海外で働く。」というざっくりとした20代での目標。
しかし、これについては(実際のところ信念の揺らぐ部分があるため)海外で働く上での選択肢である、起業、海外駐在、現地採用といったあらゆる手段を言語化して区別することもできませんでした。
なぜ来たか
では、まずは立てた目標を小さい規模でもやってみよう、と思い立ち、少しの期間ずつ日本以外で働いてみることにしました。
(最終的に、オーストリアのウィーン、西アフリカのベナン、フィリピンなどで学ぶことができました。)
今回その中で、最後にリクルートに応募させていただいた理由は、
インド×人材業界という部分への関心がもてたからでした。
これは、
アフリカでのインターン中に感じたインドの会社の多さやその影響力の強さに驚いて興味がわいたこと。
専攻分野と似ている部分で、論理だけではなく実践部分も見てみたくなったこと。(専攻分野は、マネジメントコントロールシステムという、「従業員のモチベーションメカニズム」などを研究する学問です。)
これらが理由でした。
感じたこと
実際に働いてみて感じていたことはたくさんあります。
ただ、3点にまとめると、以下のようになると思います。
ハードだといわれるインド、やはりまずは生活面です。
正直最初の1週間は適応するだけでも刺激がたくさんありました。例えば家の鍵がない。シャワーの温水設備が少しおかしくて、水しか出ない。キッチン台はあるのにコンロがない!電気は不動産屋さんに電話をしないとつかないからよく切れてしまう。そしてとても寒い!(こちらは、私の確認不足や偶然のトラブルによるもののため、全員がそうなるわけでは全くありません。特に、自分が渡航した時期がインドに1か月しかないといわれる冬だったことも原因です。)
少し厳しかった生活の中で感じたのは、不便さよりも体調を崩すことへの恐れでした。体調を崩してしまうと、仕事もできない、メンタルも落ちる。そんな状態はなんとしてでも避けたい!!
そのため体調を崩さないためにもできる限り最大限、「よい環境」に身の回りを整えることに注力することに全精力を注ぎました。最初は心配したこともありましたが、生活の苦しさは日々格段と良くなっていきました。
これはとにかくRGFの方々が親身に解決してくださったり、他の場所でも周囲に相談させてもらったりと、頼れる場所が複数あったからでした。
「インドに来た当初はみんな大変な思いをするからこの地域にいる日本人は助け合いをする文化ができあがってるんだよ~~」と言ってくださった方も多く、日本人在住者のやさしさには涙が出ました。。本当にインドにいらっしゃる日本人の方々はいつでも手を差し伸べてくださる方が多く、私や私以外の学生であっても安心して生活ができると思いました。
その結果、2週間目からは自立した生活を送れる状態に変わりました。いろいろと整うことで、ジムに入って運動をして血流をよくしたり、朝は現地のヨガ教室に通ったり帰りに野菜を買ってインド料理を作り、身体を温めて寝ることもできるようになりました。
次にインド人とかかわる業務の面についてです。
400人以上との電話を通じて驚いたことは、
みんななんでも「YES」と返事をすることでした。
何かを聞かれたり頼まれた場合にはYESと返す文化(歴史的な背景もあるようです)から、人材を見つける仕事において、特になにが可能で何が不可能なのか、判断が難しいことがとても多かったです。そんなとき、わからないからこそ判断基準を周囲からキャッチアップしていくことが大切だ、ということに気づきました。
知らないことしかないからこそ、(インドの中でも北部と南部で全く異なる文化がある。それを踏まえたうえで話を進めていかなければならない。など)周りの人がどうやって対処しているのか、オフィスで周りの様子を観察していると、新しい視点や知識をゲットできました。
最後に、マインドセットの面についてです。
私はこの2か月間、インドに拠点を持つ日系企業のインド人採用に携わるお仕事をさせていただいていました。
具体的には日系企業が求める人材を、インド国内全土の広いマーケットの中から探してインド人候補者に電話をかけていくようなお仕事をしていました。
そんな中、日々同じ業務をしていると、業務の細部しか見れなくなってしまい業務を淡々とこなすことしかできなくなってしまっていることに気づきました。
そんな中で同じインターン生の同僚を見たり、周囲に相談する中で
業務を客観視し、働く目的や業務の目的を言葉にすることの重要性を知りました。
正直まだできるようになっていないですが、引いた立場から業務を見つめることで、違う方面から工夫をしたり、相談をしたりもできるのだと実感しました。
学んだこと
今回のインターン2か月での学びをまとめると
①身の回りの環境をまず優先して整備するべし。(つねに体調万全にするべし)
そして、
②企業の文化やかかわる人々から学び、適応していくべし。
最後に
③一週間に一度は、目の前の仕事の意義を言語化するべし
大きく3つにまとめるとこんなことを学ばせていただいたように思います。
インターン生によって、またインターンをする時期によっても、感じることや考えること、学ぶことも全く異なると思いますが、こんなことを考えました。
この記事が今後のRGFのインターン生に、またインドやインド以外でも海外のインターンシップを考える方々の参考にもなれば嬉しいです。
読んでくださりありがとうございました!
最後の週、インターン生は3名になりました。この記事を書いている今日、インターン生同士、みんな整腸する必要があったため、オフィスの一階にあるコンビニでヨーグルトを買ってランチに食べました。
ヨーグルトでお腹の調子がよくなることを願ってます。