中国ってどんな国?中国の最新基本情報
今回は世界最大の13億人以上の人口を持つ、
日本のお隣の国 【中国】について、
首都北京と中国経済の見通しをメインに、最新の基本情報をご紹介したいと思います。
中国の基本情報について
東アジアの大部分を占める国 中国。
古代中国の時代より、周辺諸国への影響は絶大で、
日本のみならず、過去には韓国、ベトナムでも漢字が使われていました。
人口は、約13億7600万人で、現在世界で最も人口の多い国です。
首都 北京について
首都の北京は、中国の政治と文化の中心地、
三方を山に囲まれた華北平野最大の都市です。
その大きさは、日本の四国に匹敵するほど。
(正確には、四国から大阪府を引いたサイズに近い。)
北京の中心地は、天安門広場。
ニュースなどでよくみる、毛沢東の肖像画が掲げられたあの門です。
その奥には、かつて皇族が生活した宮殿の紫禁城があり、
現在は、世界遺産の1つ故宮博物館として見学ができます。
広場の西には、
日本の国会議事堂にあたる、人民大会堂があり、
中国政府の重要な政治の中心地となっています。
北京の気候は、「夏は酷暑、冬は極寒」と言われます。
夏の平均気温は東京と同程度、
ただし、日本のような梅雨の季節はなく、一気に真夏になります。
冬の気温は、マイナス10度近くにもなります、
しかし、どの建物にも「暖気」と呼ばれるセントラルヒーティングシステムがあり、
室内は24時間暖められ、半袖で過ごせるほど暖かさです。
北京市内には、世界遺産や歴史的建築物が点在しており、
映画の舞台などにも使われています。
金曜の夜に、映画で古代中国のロマンに触れ、
翌日には、実際に現場を訪れてそのスケールを体感してみるなど、
北京ならではの休日の過ごし方が楽しめます。
2022年には冬季オリンピックの開催が控える北京。
今後ますますの発展が期待されます。
中国経済の今後と見通し
中国経済の失速が噂されていますが、
現地法人を持つ日系企業へのアンケートなどを見ると、
依然、事業展開先として有望視していることが伺えます。
国際協力銀行が実施した
「2016年度海外直接投資アンケート調査結果」によると、
海外現地法人保有状況では、生産・販売共に、世界全体で中国が第1位を獲得。
実際に2015年度には、中国での日系現地法人が85社増えており、
日本企業が中国への進出に依然積極的に動いていることが分かります。
また、有望事業展開先国として、
中期的(3年程度)・長期的(10年程度)、
どちらのランキングでも、前回より獲得ポイントを増やし、第2位を獲得しています。
その理由として、
「現地マーケットの今後の成長性」
「現地マーケットの現状規模」が上位に挙げられています。
現在、そして今後も、
日系企業が中国市場規模の大きさに、魅力を感じていることが分かる結果です。
まとめ
実際に生活してみると、
中国は非常に発展した都市であり、在留邦人数の多さから、
日本人にとって、予想以上に快適に生活が出来ます。
(もちろん、文化の違いや価値観の違いはありますが。それは海外なので当たり前。)
皆さんも、是非一度、本当の【中国】の魅力に触れてみてはいかがでしょう?
□出典
・外務省 中国基礎データ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/data.html
・国際協力銀行 海外直接投資アンケート調査
https://www.jbic.go.jp/ja/information/research
・IMF – World Economic Outlook Databases (2016年10月版)
http://www.imf.org/external/ns/cs.aspx?id=28
※上記の記事は、取材時点(2017年01月末)の情報を元に作成しております。
現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。

Sakaki
海外生活3年目のライターです。現在は、上海に在住。