海外で働きたい?タイにはチャンスがいっぱい!
近年、アジア各国では就労ビザの発給要件が厳しくなっています。
そんな中、タイは他の国に比べ、就労許可が比較的おりやすく、
海外で働きたい!と考えている人には、おすすめの国です。
今回は、タイでの就労について、おすすめのポイントをご紹介します。
厳格化され続ける外国人労働者の就労許可
近年、アジア各国では外国人労働者の就労が厳しくなっている傾向にあります。
シンガポールでは、2014年、2016年、2017年と就労許可の審査基準の厳格化を行っています。
シンガポール駐在を予定していたところ、
就労許可が取りづらくなっているため、赴任地が中国に変更になった友人もいました。
また、中国でも2017年4月から外国人労働者に対して、ABCでのランク付けが導入されています。
cランクでは「今後は国家政策に基づきながら、居住を厳格に制限していく」と規定されています。
実際、今年のビザ更新では、いつも以上に時間がかかったとの声が聞こえてきています。
審査基準の厳格化の傾向は、シンガポールや中国だけでなく、
アジア各国でも広がっており、今後ますます外国人の就労が厳しくなっていきそうです。
そんなアジア各国の中で、タイは比較的、就労許可がおりやすい国となっています。
英語に自信がなくても、タイならチャンスあり!
「海外で働きたい!」という気持ちはあっても、
まず考えてしまうのは『言葉の壁』ではないでしょうか?
多くの国では、現地の言葉、または、英語がビジネスレベルで出来る必要があります。
しかし、タイでは、英語があまり得意でなくても、
タイ語がペラペラでなくても、就労許可がおりやすい国となっています。
新卒・未経験でもチャンスあり!
ほとんどの国では、自国の雇用機会を守るため、
外国人が働くには、専門性の高い技術職や数年以上の実務経験が必要になります。
しかし、タイでは、新卒や実務未経験の人でも、許可が下りる傾向にあり、
他国に比べ、海外就労のチャンスが大きい国となっています。
また、許可がおりやすいだけでなく、
実際に業界職種未経験OKの求人も多数あり、就労先を探しやすい環境でもあるのがポイントです。
就労ビザと労働許可証の2つが必要
タイで働くには、就労ビザ(ワーキングビザ)だけではなく、労働許可証(ワーク・パーミット)が必要となります。
これは「入国法」と「外国人就労法」の2つの別の法律があるためです。
この両方が揃って、初めてタイでの就労が可能となります。
労働許可証を受けずに就労した場合は、罰金や懲役などの刑事罰の対象となるので注意が必要です。
基本的には、就労先の企業がこういった手続きをサポートしてくれるので、そこまで心配する必要はありません。
まとめ
タイは、今後も成長が続くことが見込まれており、アジアの中でも就労チャンスが大きい国となっています。
「海外で働きたい!!」と考えている方は、ぜひお気軽に RGFタイ までご相談ください!
出典
・経済産業省 平成 28 年度アジア産業基盤強化等事業タイにおける外国人の就労関連法制に関する調査報告書
http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/H28FY/000796.pdf
・中国が外国人就労者をランク付けへ
https://www.dir.co.jp/research/report/overseas/china/20161125_011441.html
・週刊ABROADERS VISAコーディネーターが明かす!タイのビザと労働許可証の取得順序
http://www.huffingtonpost.jp/abroaders/visa_1_b_12650450.html
・ジェトロ 3.0~4.0%成長が続く見込み-2017年の経済見通し-(タイ)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2017/03/f3d0ba71ca6dedf9.html
※上記の記事は、取材時点(2017年07月末)の情報を元に作成しております。
現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。