駐妻は働けない?はひと昔前。駐妻こそキャリアアップのチャンス。
アジア各国で就労ビザの発給要件が厳しくなっています。
その中でも、シンガポールはかなり厳しいことで有名です…
さらにひと昔前までは、ご主人の会社が帯同家族の現地就労を制限していたこともありました。
しかし「帯同家族ビザ(DP)」さえあれば、雇用先が見つかりやすく就労しやすい国なんです!
シンガポールはビザが下りない?ハイキャリアしか働けない国?
国策として外国資本を積極的に取り込んで成長してきたシンガポール。多くの外国人が働いているイメージが多いと思いますが
一転してシンガポール政府は、シンガポール人を中心とする労働力基盤の強化を目指し、外国人労働者の就業を規制する方針「Singapore Core」を打ち出しました。
これに伴い、シンガポールでは年々と就労許可の審査基準の厳格化を行っています。実際、シンガポール駐在を予定していたところ、ビザが取れないかもしれないから、という理由で赴任地が中国に変更になった友人もいました。
シンガポールで新たにビザを取得して働くためには、学歴や経験などが求められます。アジア周辺国に比較すると、外国人に対する就労ビザ発行の難易度は高い国と言えます。
DPってなに?
DPとはDependant’s Pass(配偶者ビザ)と言われるビザです。
就労ビザ「Employment Pass」を所持している方の、配偶者及び21歳以下の未婚で法律上子供にあたる方に対して発行されるビザです。
駐在員の奥様が基本的に保有をされているビザです。
多くの国では、駐在員の奥様が働くには、新たに就労ビザを申請しなければなりませんが、ここシンガポールではDP持っていれば、LETTER OF CONSENT(LOC)という制度を使い簡単に就労許可を得ることができます。
ひと昔前まで、ご主人の会社が帯同家族の現地就労を制限していたこともありましたが、現在では多くの企業で家族の就労が認められています。※詳細はご主人の所属する企業へご確認ください。
DPは就職活動において非常に有利!
一般的な就労ビザ「Employment Pass」の取得はかなり厳しいのが現状ですが、就労ビザの発給が厳格化したとしても企業側にとっては人材が不足している状態であることは変わりません。
そのため、必要な人材が入りづらい環境にある企業側はすでにDPビザを所持している方を積極的に採用活動を行なっています!
DPビザの場合、フルタイム以外にもパートや短期案件も豊富で、働く選択肢が豊富にあるのも特徴です。
駐妻が働くハードルは高くない。
はじめのうちは、右も左も分からない海外で生活するだけで精一杯なものの
慣れてくると、ただただ時間が過ぎるのを待つだけの生活になっていたり、帰任までの日数を数えたり、日本に帰ってからの生活に想いを馳せたり…
働けるなら働いてみたいけど、どうしたらいんだろう
多くの奥様方から就活の相談をいただくことが増えました。
「少しでも自分の時間を有意義に使いたい!」
「英語を使って仕事をしたことはないけど、求人をみてみたい」
「子供もお迎えの時間までに少しでも働けたら」
と感じている方は是非ご相談ください。
まとめ
帯同家族ビザでは、働けない国も多くあります。
しかしここ、シンガポールでは就労することが可能です。
折角の機会なので、
シンガポールで生活するだけでなく、働いてみるのはいかがでしょうか?
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希望勤務国で「シンガポール」をお選び下さい。弊社担当者からご連絡させて頂きます。
出典
■サイト名 ジェトロ シンガポール 外国人就業規制・在留許可、現地人の雇用
URL:https://www.jetro.go.jp/world/asia/sg/invest_05.html
■サイト名 シンガポールMOM(人材省) Work passes and permits
URL:http://www.mom.gov.sg/passes-and-permits
※上記の記事は、取材時点(2020年01月末)の情報を元に作成しております。
現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。