【インドで住みたい都市NO.1?!】バンガロールの魅力に迫る

こんにちは！RGF Indiaです。

突然ですが、みなさん、バンガロールと聞くと何を思い浮かべますか？

インドのシリコンバレー、ガーデンシティなど、たくさんの異名をもつバンガロール。

気候がいい、緑が多い、といい噂しか耳にしないけど実際どうなの…？という皆さんの疑問に答えるべく、今日は、普段グルガオンに住む私が、出張の度に魅了されてやまない、バンガロールの魅力をお伝えします！

バンガロールといえば、インドに住む日本人の間では、人気が高い街として有名ですが、実はインド人にもかなり人気の高い街のようです。

*バンガロールの基本情報、日本人に人気の理由については、過去にまとめたブログがあるのでこちらからご覧ください！

【インドのシリコンバレー】日本人に一番人気！！バンガロールの魅力を紹介！

【住みたい都市、住みやすい都市、Best City 常にTOP3にランクイン！】

日本人に人気の理由と同様に、過ごしやすい気候、緑が多い街並み、豊かな食文化、が評価されているのはもちろん、それに加えて、質の高い教育、インド国内のみならず海外へのアクセスの良さ、また、比較的安全な環境が整っていることなども人気の理由のようです。

そして忘れてはならないのが、インドだけでなく今や世界を支えるIT産業の中心としての存在感。バンガロールには現在、67,000を超えるIT企業があると言われています。

日本でも、成長市場、働きやすや、収入の高さなどから人気の高いIT企業ですが、インドならではの人気の理由がもう一つあります。

それは、カースト対象外という新しい業界・職種として、階級の壁を越えて働くことができるという魅力です。今では、職業は世襲制となっていたカースト制度の枠を超えて、沢山の優秀な方が活躍されていることは、説明に及びません。

＊諸説あり：参考までにいくつかの参照サイトを下記添付しますので、ご興味のある方はご覧ください。

HCL社内で見た「カーストなきインドIT産業」ケタ違いの世界（土屋 直也） | 現代ビジネス | 講談社（5/5） (gendai.media)

「インドのIT急成長とカースト制度」興味深い関連性 | 読むだけで世界地図が頭に入る本 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

インドのIT産業｢カーストは無関係｣の大誤解 能力のみが評価されると自己定義しているが… | アジア諸国 | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)

【コスモポリタンシティ・バンガロール】

沢山の魅力を持つバンガロールですが、私自身が特に肌で感じる魅力に、多種多様な文化が交じり合うことで生まれる、異文化への高い寛容性があります。

バンガロールの街を歩いていると、北インド料理、南インド料理、ベトナム、タイ、そして日本など、様々なエリア・国籍の料理を提供するレストランを見つけることができます。

また、カフェやタクシーを利用する際にも基本的には英語でコミュニケーションが可能で、なかなかヒンディー語を習得できてない私にとってはかなりありがたい環境です。

（もちろんデリー・グルガオンにおいてもある程度の英語は通じるのですが、タクシーの運転手やデリバリーの配達員からは、一方的にヒンディー語で話しかられることが多々あります。）

＊写真（上）は、2022年に新しくオープンしたバンガロール・ケンペゴウダ空港の第二ターミナル。ゴールドを基調にした華やかな空間に、グリーンが映えていて素敵です。

日本人がバンガロールに住みやすいと感じる理由に、こういった寛容性の高さも影響していると感じています。普段グルガオンで外国人として生活していると、良くも悪くも「目立っている」と感じる場面がありますが、バンガロールでは、まるで日本にいるかのように（は言い過ぎかもしれませんが）自然体で過ごすことができるような気がします。

インド国内全国、そして海外から様々なバックグラウンドの人々が集まっているからこそ、新しい文化にも寛容で、さらには新しい流行にも敏感な“コスモポリタンシティ”バンガロール。

次は、今注目のレストランを含め、バンガロールの食の魅力をご紹介します！

【注目度No.1？！バンガロールのレストラン事情】

今バンガロールで話題となって止まないのが、先日日本にも店舗をオープンした「Pizza 4P’s （フォーピース）」。私もオープン後すぐのバンガロール出張で、意気込んでお店を訪ねたものの、「今日一日予約でいっぱい」の一言で惨敗しました。。（土曜日のオープンに合わせて来店）。その後も、バンガロールでお客さんを訪問するたびに、「あのパスタが絶品」「チーズは必ず食べて」「私はもう3回行きました」とどこに行ってもお勧めされました。

そしてついに、念願のPizza 4P’sへ行く機会が、、！

百聞は一見に如かず。美しい写真をご覧ください。

食事がとてもおいしいのはもちろんのこと、そのサービスの質の高さにも圧倒されました。インド人のスタッフが常に声をかけてくれて、食材やこだわりを説明してくれたり、料理が変わるごとに新しい取り皿を用意してくれたりと至れり尽くせり。

卓上のHandmadeチリオイルに感動して、「これ売ってくれない？」と冗談交じりに聞くと、「まだ販売はできないんだけど、、」と小さいカップに入れて持ち帰り用を用意してくれました。

空間、食事、サービスのすべてにおいて、感動の一言に尽きる体験でした。

もちろん、バンガロールには他にも美味しいレストランが沢山あります。

名前もおしゃれな「Phobidden Fruit」。緑が多いオープンテラスのような雰囲気が素敵な空間で、美味しいベトナム料理が楽しめます。

本格的なブラジルが楽しめる「Boteco Restaurante Brasileiro」。こちらはヨーロッパの建物を彷彿させる開放的な空間で、がっつりお肉料理を楽しむことができます。

そしてここにちらりと映っているワイン！実はバンガロール産のものなのです。バンガロールは標高が900ｍと高く、インドの中でも一大生産地域となっています。

【豆知識】

インドでのワインのはじまりは古く、紀元前4世紀ごろにさかのぼります。ペルシア人商人によりインドに持ち込まれたのがはじまりと考えられており、当初はワイン造りのためではなく、食用やジュースを生産することを目的としてブドウの栽培をしていたようです。

インドワインの最大の特徴は、なんといってもそのスパイシーさです。黒コショウなどのスパイス香に、シナモンやハーブが加わり、さらに唐辛子のような辛さのニュアンスも感じられます。

皆さんも是非一度お試しあれ！

参考資料：地域によっては禁酒の文化もあるインドが造るワインとは │ ワインショップソムリエ (wsommelier.com)

Photo source：https://lbb.in/bangalore/best-indian-wine-brands/

バンガロールにはワイナリーもありますが、ブリューワリーも沢山あります！

写真は、地元のビールだけでなく、種類豊富な世界各国のビールを楽しめる「Arbor Brewing Company」。木を基調にした店内に間接照明で、なんとも素敵な雰囲気。

サラダやお肉、ピザに至るまでビールに合う食事も充実しています。食事も飲み物も、リーズナブルな価格で楽しめるのも魅力的です。

それ以外にも、南インド料理のドーサや、日本人は目がないステーキ（牛）など、魅力的な食の選択肢がとても多く、私個人としては、出張の度に食べたいものが多くて困っているくらいです。。

5－6月には日系ラーメン店の第一号店がオープン予定など、今後もバンガロールの食事情から目が離せません！

【まとめ】

いかがでしたでしょうか？普段グルガオンで生活しているからこそ、バンガロールに行くたびに、人や街の雰囲気に心地よさを感じ、次々と新しいお店やレストランができる変化の速さに驚いている私ですが、少しでもその魅力が皆様に伝わっていると幸いです！

最後になりましたが、バンガロールはじめ、インド全土でのインド人・日本人スタッフご採用の際はRGFまでご連絡ください！

最後までお読みいただき、ありがとうございました。