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「FreakOut India」 CEOの松尾さんにインタビュー “人に人らしい仕事を” 【求人有】

RGF Select India インターンシップ生の田中です。

今回は、「FreakOut India」で代表取締役を務める、松尾亮さんにお話を伺いました。

 

「FreakOut India」は株式会社フリークアウト・ホールディングスのインド子会社で、今年7月より、ネイティブ広告プラットフォーム事業をインド国内で展開し始めました。

今後大幅な成長が見込まれるデジタル広告市場の第一線で活躍する松尾さんのインタビューを通して、インド市場の魅力をお伝えできればと思います。

また現在、インドの拠点責任候補のポジションの求人があります。日本のデジタル広告業界で働いている方は最後にあるURLをクリックして求人票の確認をお願いします。

 

 

「人に人らしい仕事を」というミッション

 

 

 

-御社の事業内容を教えてください

 

 

我々は、「人に人らしい仕事を」という企業理念に基づいて事業を行っています。テックカンパニーとして、人が本来時間を割かなくてもいいような作業を、テクノロジーの力を利用して解決して、人にしかできない仕事よりクリエイティブな仕事に費やす時間を増やすことで、社会全体の生産性を上げていくことを目指しています。

 

 

我々は「バーティカルクラウド」構想と呼んでいるのですが、システム化が進んでいない領域に自社で開発したソフトウェアを提供することで、よりクリエイティブな仕事に専念できるように支援を行っています。

例えば、メディア・アプリなどのコンテンツを作るクリエイティブな仕事をする方々は、一方で広告収入を得るためのマネタイズもせねばならなりません。そういった方々に、クリエイティブな仕事の本分(人にしかできない仕事)に集中していただくために、我々は広告収入をシステム化するソフトウェアを自社で開発し、提供をしています。

 

最近は人材や金融、リテールの領域においてもソフトウェアの開発、提供を始めました。広告以外にも、「人に人らしい仕事を」というミッションに基づいて、ビジネスを行っています。

 

 

-なるほど。インド国内での展開が始まって4ヵ月ですが、今まではどういった事業に取り組まれてきたのでしょうか

 

 

インドに関わらず、フリークアウトの海外事業は一貫して、ネイティブ広告プラットフォーム事業を行っています。日本で数年前から軌道に乗っている事業の一つで、海外でも再現性があるということで、2015年に海外進出をスタートしました。インドでも同様に、ネイティブ広告プラットフォーム事業に特化をしています。

 

フリークアウトに二度目の入社。確信を持って選んだプラットフォーマーとしての道

 

 

 

 

-大学時代から現在に至るまでの、松尾さんのご経歴教えてください

 

 

大学ではメディア社会を専攻としていて、元々はテレビ局を目指していました。しかし、とあるゼミの活動を通して、段々と広告に興味が湧き始めました。当時「戦略PR」という言葉がバズっていて、戦略PRに関するビジネスを行う、トレンダーズという40人規模の企業に入社をしました。営業の場数も踏んで、戦略PRについても学んだ頃に、次は「アドテク」という言葉がバズり出しました。そこで当時アドテクのど真ん中のビジネスを行っているフリークアウトに出会い、転職を決断しました。

 

・・・フリークアウトに入社後、営業成績も順調で、セールスマネージャーも経験した松尾さん。アドテクについても学び、一見順風満帆のように見えますが、当時自分の中で払拭できない一つの概念があったそうです。

 

アドテクはテクノロジーの力で数値改善をして広告のパフォーマンスを上げていきますが、いつか「人にしかできない仕事」もしてみたいと思っていました。パフォーマンスを最大化するための一番の変数はクリエイティブの力なのではないかと考えていたのです。例えば、表示される広告のビジュアルを変えるだけで、パフォーマンスがぐっと上がることがあります。コピー、カラー、デザインを変えるなど、根底にはクリエイティブの力があって、いくら足元で数値改善をしていても、クリエイティブな側面を語れないと分からないものがあるのではないかと思っていました。

 

・・・そう考えフリークアウトを一度退社した後、出版社に入社をしてよりクリエイティブな仕事に携わった松尾さん。しかし、一種の挫折を経験することとなります。

 

入社後、芸術に対する造詣や、クリエイティブな発想では敵わない同僚たちを目の当たりにしました。自分の中で仕事を選ぶ際の軸として、「得意な事」「好きな事」かという軸があって、自分はクリエイティブにコンテンツを作成することは「好きな事」だったのですが、そういったコンテンツをプラットフォーマーとしていかにビジネスに繋げるかという「得意な事」にフォーカスすべきだと感じました。

 

憧れが払拭されて、ブレない軸が確立した時に、フリークアウトからインド進出の話が舞い込んできました。自分がより得意だと感じる分野であったことインド市場のポテンシャル・魅力に惹かれたことの2つが重なって、再度フリークアウトに入社をすることを決めました。

予想以上に成熟していたインド市場

 

 

-インドで実際に働き始めて、印象の変わった点はありましたか?

 

 

ネイティブアド事業に関して、インドの市場は思っていた以上に成熟していました。日本より成熟しているということはないのですが、インドは英語圏ということもあって、ヨーロッパやアメリカなどの先進国のプレイヤーが市場の一定のシェアを占め、それに刺激されるようにインドのローカルプレイヤーも次々と頭角を現しているというのが現状です。

 

・・・予想していたよりも成熟している市場。一緒に働くインド人に対しても、印象の変化があったようです。

 

インド人はマネジメントが難しいというイメージが元々ありましたが、実際に働いてみてそうは感じませんでした。確かに日本人のビジネスマンと彼らの感覚に違いはありますが、問題なく一緒に働けるという印象が強いです。

決定的に違う点を挙げるとすれば、彼らは「計画をしない」ということです。私は計画好きの人間なのですが、インド人は今を意識して働いているという印象が強いです。月の営業のアポイントメントの件数が少なくて、心配になってしまうような状況でも、インド人は「よし、じゃあ今から行くか」というマインドになる。そして結果を振り返ってみると、ちゃんと結果を出せていることが多くて、最近は焦らなくなりました。

彼らは自分たちの国民性に欠点があることも分かっているし、逆に日本人の自分はよく計画をしてくる奴だなと思われているはず。お互い押し付け合いすぎず、尊重し合って、いいところをつまみあって仕事をすることができています。

 

 

-インドでの就業環境にも慣れ、新たな観点も得られたということですね。話は変わりますが、インドだからこそ感じられるやりがいとは何でしょうか?

 

 

今後間違いなく成長するインドの市場でビジネスに関わることができる点ですね。

今後市場が伸びた時に、そのど真ん中に位置するプレイヤーであれば、成長の角度と共にビジネスも好調になると思っています。今はGDPも伸びていて、それに合わせて広告産業も伸びています。デジタル化はインドもどんどん進んでいると考えると、競合環境をカバーするポテンシャル、成長があります。

 

 

-既に進出している会社が多く競合環境が厳しい中で、御社が発揮できる強みはなんでしょうか

 

 

ネイティブアド事業に関しては、競合他社と似たようなプロダクトが横並びになっているのが現状です。しかし、我々はデジタルマーケティングがメインではなくて、デジタルマーケティングを使って組織を立ち上げつつも、「人に人らしい仕事を」というミッションを中長期で実現しようとしています。

我々は、現在日本にある事業ポートフォリオの横の幅を生かすことができるので、1,2年ではなくて、中長期的にみると競合他社の中でも勝ち筋があると思っています。

 

成長し続けるインド市場と新たな展望

 

 

-インドのデジタル広告市場についてはどうお考えでしょうか

 

 

個人的に、日本と2,3年のギャップがあると感じているので、このまま2,3年後に今の日本の姿に近づくのではないかという仮説と、そんな仮説も成り立たないくらい市場が成長するのではないかという仮説を持っています。インドは成長の仕方が異次元で、携帯代がここ数年間でものすごく安くなったり、2,3年前は1億人もいなかったスマートフォンユーザーが、今は3億人以上になっています。デジタル広告市場はデバイス、インターネット等の普及に連動しているので、過去2,3年のようにドラスティックなことが起きたら、日本に近づくという単純な仮説は成り立たない可能性もあります。人口減少や、法律で何かが規制されたりしない限り、インドのデジタル広告市場は必ず大きくなると思います。

 

 

 

-大幅な成長が見込めるインド市場で、今後フリークアウトをどういった組織に成長させていきたいとお考えでしょうか

 

 

デジタルマーケティング事業に関して、北西南を万遍なくカバーできるようにチームを立ち上げていきたいと思っています。来年の早いタイミングでムンバイには立ち上げるつもりです。また、バンガロールにも必要があれば設置しようと考えています。

 

デジタルマーケティング事業の中で、ネイティブアド以外の事業を拡大していくことは既に計画済みです。日本にはDSPをはじめ様々な事業ポートフォリオがあるので、この幅はうまく優位性に転換できると思います。しかし、デジタルマーケティング事業だけの利益ではいつかアッパーが来るので、組織がある程度自走できるようになったら投資M&Aにも力を入れたいと思っています。

 

インドには我々が求める最先端の技術をもっている会社があって、個人的には投資先としてメディア関連、Fintech関連を注視していきたいです。また今後は投資だけではなくて、M&Aも行っていきたいと考えています。そういった意味で、今後インドからフリークアウト全体に広まる新しい主軸となる事業が生まれると嬉しいです。

 

 

~求人について~

 

 

-今回の求人において、松尾さんの求めている人材像を教えてください

 

 

今現在デジタルマーケティング業界にいる方で、広告の分野に留まらず、もっと視野を広げたいと思っている方、留学をした経験があって語学力を生かしたいと考えている方などが理想ですね。

特に今の会社で、結果を出しているのに組織都合で自分の裁量権をなかなか持てていないような、いい意味でくすぶっている人がいいですね。20代で海外のブランチにおける組織の立上げ・マネジメントというのは日本にいたらなかなか経験できないことだし、海外に一歩踏み出すことができれば、一気に「捲る」ことができるのではないでしょうか。

性格面では、セルフスターターな人が良いと思っています。まだまだ組織も立ち上がったばかりなので、何か起きた時に自分の力で立て直そうと思っている人良いです。将来的にはブランチの責任者にもなってほしいと思っているので、言われたことをこなすだけではなくて、とにかくやってみようという心意気を持っている人がいいです。

 

 

-最後に、求人に興味を持ってくださった方にメッセージをお願いします

 

 

まず生活面に関しては、「全然住める」という一言に尽きます。元々カオスなイメージしかなかったインドですが、素敵なオフィスもあるし生活環境も問題無いしで、ポジティブな印象に変わりました。もし生活面でつまづいているのなら、そんなことは考えないで、もっと仕事とかコアな部分で悩んでほしいです。

 

そして今回のようなポジションをオファーできるタイミングはなかなかないはずです。これだけマクロの視点で伸びると分かっている国に身を置くことは、確実に自分の市場価値を上げることになると思います。IT,デジタル業界の会社が組織を拡大するにあたって本腰を入れてインドにやってきている中で、M&Aや投資などの事業レベルで頭をつかって働けるようなポジションは非常に珍しいです。日常消費財、食品、製造メーカーがインドに進出するのは違い、この業界のインド進出の先駆者になれるチャンスです。この波の第一波に参加して仕事をできるというのは大変貴重な事だと思います。

 

そして最後に大事なのは、「ちゃんと調べる」ことですね。ビビってしまうのは、知らないからだと思います。自分もインドをちゃんと調べて、ファクトでインドの凄さを知って、渡印を決断することができました。まずは、インドをちゃんと調べるということが、自分の背中を押してくれるはずです。

 

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https://www.rgf-hragent.asia/india_JO-170925-137027

 

 

 

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Takuya Tanaka / 田中 拓也

Takuya Tanaka / 田中 拓也


早稲田大学教育学部に在学中。神奈川県藤沢市出身。
現在リクルートのインド現地法人にインターンシップ生として参画中。
学生目線から見たインド就業の事態、生活情報をブログにてお届けします。

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