インドってどんな国？インドの最新基本情報
今回は、気になるけど詳しくは知らない国 【インド】 について、
ビジネス人気の高い街ニューデリー、バンガロール、チェンナイを中心に、
最新の基本情報をご紹介します。
Contents
インドの基本情報について
インドは、南アジアに位置し、パキスタンやネパール、中国などと国境を接しています。
また、世界第2位の人口と日本の約8.8倍の広大な国土を有する多民族国家です。
州により、法律・民族・言語・宗教が大きく異なるため、
「国というより大陸である」と例えられ、その多様性を表しています。
公用語はヒンディー語と英語ですが、他に憲法で公認されている州の言語が21あります。
首都は、ニューデリーで、首都圏人口は1,860万人(2016年)と、世界第 5位の都市となっています。
首都 ニューデリーについて
首都ニューデリーは、インドの北部に位置し、
意外なことに、冬にはコートが必要になる程気温が下がります。
また、イギリス植民地時代の都市計画にのっとり造られており、
整然と区画整備され、イギリス様式の建物も多く見られます。
政治・商業の中心地であり、比較的新しいエリアです。
インド最大の都市 ムンバイについて
インド最大の都市 ムンバイは、
インド西部に位置し、その多くを海に囲まれた地域です。
アメリカのシンクタンク A.T. Kearneyの調査では、
ビジネス・政治・人的本・文化を総合的に判断する「世界都市調査(The Global Cities2016)」で、
世界 44 位（大阪は 52 位）を獲得しています。
インドのみならず、南アジアを代表する世界都市の一つです。
インドのシリコンバレー バンガロール（ベンガルール）
バンガロールは、インド南部の標高1000メートルの高原に位置し、
1年を通して比較的過ごしやすい地域です。
バンガロールは、「インドのシリコンバレー」と呼ばれ、
世界各地から数多くの IT 企業（Googleなど）が進出しています。
また、インドの中でも教育水準が高く、
東京大学のインド事務所もバンガロールに置かれています。
インダス文明が栄えた街 チェンナイ
チェンナイは、インド南部の東海岸沿いに位置し、1年を通して暑い地域です。
インドで２番目に大きい港（チェンナイ港）があり、
南インドの玄関口とも呼ばれ、自動車産業が盛んです。
世界４大文明の１つ「インダス文明」が栄えた土地であり、
独自の文化と数多くの遺跡を保有している歴史深い街でもあります。
インドに進出する日系企業
インドに進出する日系企業は近年増加傾向にあり、
その数は、2015年で1,229社、拠点数は4,417拠点です。
前年比でみても、日系企業数は6%増、拠点数は14%増と、
進出企業数、拠点数と共に増加しています。
（2015年/在インド日本国大使館「インド進出日系企業リスト」）
これからのインドと日本
長い間、インドでは厳しい外資規制が続いてきましたが、
近年、撤廃・緩和の動きが活発になってきています。
また、外交面においても、日本との関係を積極的に強化しており、
今後、より一層の日本企業のインド進出が期待されています。
文化的に見ても興味深く、
ビジネス的に見ても、これからの発展がますます気になる国インド。
是非、インドの魅力に触れてみて下さい！
※上記の記事は、取材時点（2016年12月末）の情報を元に作成しております。
現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。
