【インドでの食生活に関して】インドでは毎日カレー?日本食材、その他食材購入場所を一気にご紹介!
こんにちは、RGFインドです!
インドで生活をしていると、日本の友人からこんな質問をよく受けます。
「毎日カレー食べてるの?」
いえいえ、インドのカレーは美味しいですが、毎日カレーは食べておりません。
インドは1990年代から経済改革及び外資への市場開放が図られた為、その頃は食に関しての幅広さはありませんでしたが、インド経済が発展し外国からの企業進出、出向者、出張者が増えるにつれ様々な食材が手に入るようになり、入手場所を知っていれば日本食材やその他の食材を購入することは難しくなくなりました。
ただその情報を知っていることがカギとなりますので、今後インドに来られる方はぜひ今回ご紹介するお店やアプリなどを利用し、日本食材やその他の食材を入手し、豊かな食生活を送っていただければと思います。
※インド人口の約80%を占めるヒンドゥー教徒の方たちは牛を神聖な動物とするためインド国内では牛肉を食べることができなかったり(水牛であれば食べれるレストランも場所によりありますが、水牛は一般的にスジが固く日本のやわらかい牛肉とはかなり異なります)、グジャラート州やタミルナード州等お酒が手に入りにくい場所があったりしますので、州により食文化も変わります。
Contents
インドで購入可能な食材
まず、インドでどのような食材が入手可能かをご紹介します。
時期にも場所にもよりますがインドで購入可能な食材等:
シーフード、鶏肉、豚肉、ラム肉、ショウガ、ニンニク、玉ねぎ(紫、白)、えんどう豆、アスパラ、セロリ、キャベツ(黄緑と紫)、オクラ、ズッキーニ、ゴーヤ、かぼちゃ、きゅうり、冬瓜、レタス、ベイビーコーン、じゃがいも、ヤムイモ、キャッサバ、サツマイモ、とうもろこし、トマト、ミニトマト、なす(大小)、ピーマン、パプリカ(赤、黄)、レタス、春菊、ほうれん草、フレンチビーンズ、長ねぎ、白菜、ブロッコリー、カリフラワー、かぶ、にんじん、大根、レンコン、アボカド、パクチー(コリアンダー)、卵、うずらの卵、大豆、豆乳、ごま(白黒)、米粉、小麦粉(マイダと呼ばれる中力粉がほとんど(薄力粉と強力粉はアマゾンなどで購入可))、アタ全粒粉、大麦、キヌア、チアシード、フラックスシード、ゴーヤ、チンゲン菜、サトイモ、ボタンマッシュルーム、オイスターマッシュルーム(ひらたけ)、梅、ミント、ビーツ、ユウガオ、ターメリック、ヘチマ、バナナの花・茎、ヘビウリ、ローズマリー、レモングラス、アロエ、パセリ、ベイビーリーフ、タイム、ニーム、カラスウリ、アムラ、メティ、トカドヘチマ、ゴングラ、ドラムスティック、アマランタス(の葉っぱ)等
果物:
マンゴー(インドには30種類以上あります!)、スイカ、パッションフルーツ、ランブータン、柿、いちご、パパイヤ、ぶどう(紫色と緑色)、桃、デーツ、ジャックフルーツ、りんご、キウイ、バナナ(普通のバナナ、モンキーバナナ、鉄分たっぷり赤バナナ、調理用緑バナナ)、ココナツ、パイナップル、グァバ、メロン、ブルーベリー、サクランボ、ザクロ、ピンクグレープフルーツ、ライチ、洋ナシ、レモン、モサンビ、カスタードアップル、サポタ、ジャムン、アイスアップル等
見かけるが価格がとても高い食材:シイタケ、えのき、のり
インドで見たことがない食材:ごぼう、山芋、なめこ等のきのこ類
グルガオン地域韓国系のスーパーにたまに出現する食材:にら、まいたけ等
となります。これだけ食材があれば、日本食を料理することも問題ありません。
また、インドならではの野菜はとても栄養価が高いものが多いので、そういったものも少しずつ取り入れることができるとよいかもしれませんね。
ショッピングモールやレストラン付属のお店等で購入
次に日本食材などの購入が可能な場所をご紹介いたします。
「」内のそれぞれのお店の名前や青文字品名にリンクを張っておりますので、是非ご覧ください。
※YouTubeビデオをご覧になる際は、音声にご注意ください。
・デリーグルガオン地域
「ICHIBA」「epicure」(サウスポイントモール内)
2 Photo source: https://lbb.in/delhi/gourmet-store-epicure-in-gurgaon/
・場所:South Point mall, Sector 53, Gurgaon, Haryana
・営業時間:10:00 – 21:00
・取り扱い品目:日本米・各種調味料・冷凍食品(肉・加工食品・魚介類等)・食肉加工品・野菜・豆腐等
「Iroha」
・場所: R4-UG02 & UG03, 65th Avenue, Golf Course Ext. Road, Sector-65, Gurugram, Haryana
・営業時間:10am – 8pm | 7days open
・取扱品目:パン、冷凍食品、冷蔵食品、飲料、日用品雑貨等
「Yamato-ya」
※ビデオ音声はヒンディー語ですので、並べられている商品をご覧いただければと思います。
・場所:グルガオン店 Boom Plaza, 2nd Floor, Dharm Marg, Sector 57, Gurugram, Haryana
・場所:デリー店 Khasra No.317/276, Lane No3,Champa Gali, Westend Marg, Saidulajab, New Delhi
・営業時間:9:30 – 18:00
・取り扱い品目:日本米・各種調味料・輸入食肉・食肉加工品・日本から輸入した冷凍食品・お惣菜(土日のみ)等
「Taiga India(大河インディア)」
Photo source: https://komagomakichi.com/2123
・場所:B8/4, 1st Floor. Vasant Vihar, New Delhi
・営業時間:月・水・木・土:10:00 – 18:00 / 金:15:00 – 19:00 / 日:14:00 – 18:00 (※火曜定休)
・取り扱い品目:刺身・寿司・薬味等
「HASORA Japanese Cafe & Japanese and Organic Grocery Store」
・場所:GF144-146 Sushant, Vyapar Kendra Rd, Sushant Lok Phase I, Gurugram, Haryana
・営業時間:10:00 – 20:00
・取扱品目:野菜、米、果物、みそ、肉、コーヒー等
・バンガロール地域
「Lulu Hypermarket」(Global Mall内)
・場所:opposite Sujatha Theatre, Gopalapura, Rajajinagar, Bengaluru, Karnataka
・営業時間:10:00 – 22:00
・取扱品目:様々なベジタリアン・ノンベジタリアン向け食品、日用雑貨等
「Arirang Korean Restaurant」韓国料理屋
・場所:13 N.K Enclave Building, 4th Cross, Kammanahalli Main Rd, Chinnappa Layout, Bengaluru, Karnataka
・営業時間:月~金 12:00 – 15:30, 17:00 – 22:30、土日 12:00 – 22:30
・取扱品目:レストランが2階、小売店が1階にあり、韓国ラーメン、餃子、キムチ、豆腐、お米等の購入が可能
「Hae Kum Gang」韓国料理屋
・場所:No. 20, 2nd Floor, Paul Castle, Castle St, near Brigade Tower, Ashok Nagar, Bengaluru, Karnataka
・営業時間:月~日 11:00 – 20:30
・取扱品目:キムチ、餃子等の購入が可能
「Hi Seoul」韓国料理屋
・場所:309, 7th Main Rd, HRBR Layout 2nd Block, HRBR Layout, Kalyan Nagar, Bengaluru, Karnataka
・営業時間:月~日 11:45 – 14:25, 17:30 – 21:15
・取扱品目:事前にお店に取りに行く日を伝え、牛ミンチ、豚ミンチ、牛薄切り、豚薄切り、牛タン等スライスした冷凍肉で準備してもらうことが可能(営業時間内のみ)
「Kessaku Hospitality」
・営業時間:店舗は土日のみ、インスタグラムからDMを送るとWhatsAppグループに招待されます。そちらにて月曜に取扱商品紹介後火曜22時までに注文、土日月に店舗引取りか配達される形です
・取扱品目:豆腐、シーフード、麺、肉まん、納豆等様々な日本食材あり
バンガロールは上記以外に、バンガロールにお住いの坂田(マルハン)美穂さんが立ち上げられたNGO「ミューズクリエーション」の方々により、生活を豊かにするためにバンガロール生活マップにて様々な情報が共有され、誰でも閲覧が可能となっています。食材購入場所の他様々な生活に役立つ情報が載っておりますので、是非ご参考ください。
オンラインサイトで購入
「メインディッシュ」
インドの様々な場所へ日本食材を配達していただけるので、多くのインド在住日本人の心の支えになっています。
めんつゆ・わかめ・ひじき・油揚げ・ちくわ・こんにゃくなどの他では手に入らない食材もこちらでオンライン購入が可能です。
取り扱い品目:肉魚、米、調味料、冷凍食品など
「アラハバード有機農業組合」
持続可能な有機農業促進・無添加の農産加工、流通・販売を軸にした小規模零細農民の自立と農村の持続的な発展や、インドに滞在する日本食・自然食好きの人々の食生活を豊かにすることを目指して活動されています。
こちらのひよこ豆の赤みそを食べたことがありますが、塩っけがしっかりとついており、とてもやさしい味でした。
取扱品目:米、味噌、その他調味料など
「Swiggy」「Big basket」「DUNZO」「Natures busket(実店舗もあり)」「Modern Bazaar(デリー・グルガオン地域のみ、実店舗もあり)」
食材はこちらのアプリでほぼ入手可能です。
オンラインですので思ったより野菜が小さいこともありますが、商品がダメージを受けていた利する場合は返品・返金の依頼が可能です。
「Fresh to home」「Licious」「Meatigo」等
肉魚はこちらのアプリで注文可能。Meatigoは豚肉の取り扱いもあります。
毎日取扱商品が変わりますので、日々チェックし、良い食材は見逃さないようにしています。以前「Fresh to home」にて、小ぶりですがめったに見ないタコも売っていました!
他にも「Blinkit」や「Zepto」といった注文から10分程度で商品を届けてくれる便利アプリも都市部分にお住いの方は利用することが可能です。
以前私がバンガロール在住時利用した際に、確かに10分以内で届いていたらしいのですが、アパート内隣人宅へ届けられており、受け取った人も注文を確認せず私のオレンジジュースを飲んでいたということがありました。その際返金申請をしたのか忘れましたが、配達の方とのコミュニケーションは密に行ってください。
韓国系のオンラインショップもチェック!
グルガオン地域であれば、
EgRum、SEELA等、韓国食品を売っているお店で豆腐やお肉系、シーフード系の調達が可能です。
アマゾンで購入可能な食材
日本食が人気になってきているため様々なローカルブランドが日本食材を取り扱っており、少し高いものもありますが、アマゾンでポチっとすれば購入可能なものが沢山あります。
キッコーマンの醤油、調理酒、片栗粉、うどん、そば、名古屋きしめんのような麺、みそ、コンソメ、タケノコ、辛ラーメン、ツナ缶、さば缶、豆板醤、カレールー(ベジタリアンの人も食べれます)、もち米、もち麦(もち米の代わりになります)、日本米に近いインドのお米、柿の種、甘いおせんべい、おかき、Tong Gardenというブランドのおかきや塩ソラマメのお菓子等
自分で作る、育てる
ないなら生み出す!ということで、緑豆もやしやからし菜を育て、納豆や豆腐、マヨネーズを作り、梅干しの代わりのマンゴー漬け(シソは見たことがないですが北インドに梅がたまに売っています。南インドでは売っていないので、私は先日青マンゴーの塩付けを作り保存しました。味は似ていないですが、ごはんと併せて食べるのにちょうどよかったです)等はインドで生み出すことが可能です。
また、複数の白身魚を混ぜてかまぼこなども手作りできるようで、私はずっと挑戦したいと思っています。
友人との協力、お裾分け
インドはタイやベトナムに比べまだまだとても日本人が少ないこともあり、会社やサークル等での日本人同士の繋がりがとても強い国となっています。
その為、私がバンガロール滞在時には日本人駐在者の方から帰国時にありがたいことに食材を分けて頂いたり、お宅にお邪魔した際に美味しい料理をふるまって頂いたりお酒を頂いたりということがよくありました。現地採用同士でも日本帰国時にちょっとしたものをインドにもってきてもらうことを頼んだり、帰国して持ってきたものを一緒に食べたりとお互いの生活を潤わせる協力をしたりすることがあります。それゆえ、インドに来たとしても日本人の友人を作ることが精神面でも、そして物資面でもとても大切になります。
会社以外では地域ごとにサッカーサークルや合唱サークルなどがあり、そこで友人に出会うことも可能です。
デリー日本人会やバンガロール日本人会、チェンナイ日本人会、ムンバイ日本人会などの各都市のサイトにレストラン情報、学校情報、サークル情報も沢山掲載されておりますので、ご確認ください。
余談1:フレッシュな牛乳が毎朝届くアプリ
インドではCowミルクとBuffaloミルク、2つの搾りたての新鮮な牛乳を飲むことが可能です。Buffaloミルク(水牛のミルク)はCowミルクに比べ栄養価がとても高いので、インドは子供から大人まで多くの方が飲んでいます。油分も多くリッチで味が濃い牛乳です。
スーパーに行きパックミルクを購入するのもよいですが、サービス該当地域であればアプリから申し込むことで毎朝5時や6時にしぼりたて牛乳を配達してくれるサービスがあります。
「Akshayakalpa Organic Cow Milk」「Milk basket」「County Delight」等
また、少し前に日本でも話題になっていたかと思いますが、「A2ミルク」というお腹が痛くなりにくいと言われる牛乳を取り扱っているところもあります。
Milk delivery とアプリ検索すると沢山出てきますが、地域ごとに地元の方が搾りたての牛乳を缶で運び配達していることも多いので、その方に声をかけて口頭で予約する方法もあります。(ただし、一日飛ばしの配達だと忘れてしまうことがあるということで、毎日の配達しか対応してくれない場合が多いです。)
※とれたて牛乳を飲む際には、必ず沸騰させての消毒が必要です。
アマゾンでこのようなMilk cookerと呼ばれる、ミルクを溢れさせずに沸かせる道具などがありますので、その際はご利用ください。
余談2:水のボトルが届くアプリ
https://www.rgf-hragent.asia/india/help_mizujijyo
↑インドのお水情報はこちらをご参考いただければと思いますが、インドでは家のお水が飲めません。
また、家に浄水器がない方はスーパーなどでお水を買って飲む必要があるのですが、それだけ買いに行くのが大変なときは、アプリでリクエストすれば、お水だけ配達してくれます!
「Bisleri」という水のブランドはインドでよく飲まれているものの一つ。お店で他のブランドに比べよく目にすることもあり、弊社社員や私自身もよく飲んでいます。20リットルが90ルピ(170円程)で購入可能で、アマゾンでこのようなウォーターディスペンサーを購入して設置すれば、簡易水道の出来上がりです!
他には「Kinley」「BAILEY」というブランドもよく飲まれており、「Swiggy」「Big basket」「Milkbasket」「DUNZO」「Blinkit」や「Zepto」等のアプリでも購入可能です。
まとめ
勿論インドで手に入らないものもあり、例えばさつま揚げ、厚揚げなどの加工食品、こんにゃく、日本のお菓子やするめ等のおつまみ等、食べたいものは一時帰国時に日本で購入しインドに持ち込んでおります。
しかし毎日食べるものであれば大体はインドでそろえることが可能ですので、カレーだけではなく日本食、中華、イタリアンなど様々な料理を作り、インドでも生活することが可能となっています。
インドでは飲食産業もとても栄えてきており、KFC、マクドナルド、バーガーキング、サブウェイ、スターバックスなども店舗を沢山構えています。また、チベット料理、イタリアン、韓国料理、日本料理、中華料理、タイ料理、メキシコ料理、ベトナム料理、アメリカ料理(Hard rock cafeがあります)など、様々なレストランもあります。
レストランではお持ち帰り、注文配達も可能ですので、自炊をしなくても様々な料理を楽しむことも可能です。
また、先日友人にチキンソーセージで美味しいものに出会ったことがないと話したところ、Prasumaブランドのチキンハム(その他チキンアイテム、ポークアイテムも豊富にあり)(上記紹介複数アプリにて注文可能)がとっても美味しいと聞き、まだまだ美味しいものが知らないところにはあるのだなと感じ、情報を持っていることがやはり大切だと感じました。
海外転職をすると一番心配なのが日々の生活を支える食生活だと思いますが、上記読んでいただきいかがでしたでしょうか?少しでもあなたのインド転職の食生活に関しての疑問点を払拭できていればと思います。
このような日常生活の疑問点にもお答えさせていただきます。
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RGF HR Agent India(リクルートグループインド法人)
RGF HR インド ジャパンデスクチーム
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