インドネシアの町食堂、Wartegの魅力
皆様ご機嫌いかがでしょうか、10月からRGFインドネシアでインターンに参加している林です。
これからいくつか記事を投稿させていただきますのでよろしくお願いします。
インドネシアの市街地には、コンビニのような感覚でいたるところにWarteg(ワルテッグ)と呼ばれる大衆食堂があります。今回は知られざるWartegの魅力とその利用方法について解説します!
Wartegとは
Wartegとは日本でいう大衆食堂のような、ローカルレストランです。
多いところでは50mおきにWartegが点在する場所もあるくらい、インドネシアの庶民にとって身近な存在なのです。
価格帯はRp.15,000~25,000(約140円~250円)。たったこれだけの金額で満腹になることができます。
ほとんどのWartegは、10~25種類の料理が常に店頭にあります。
料理の種類は、野菜から肉料理まであらゆるジャンルのインドネシア家庭料理が取り揃えられています。
その中からビュッフェのように自分の食べたいものを選んで食事することができます。
もちろんテイクアウトも可能です。
Wartegの3つの魅力
「自分の気分にあったおかずの打線を組むことができる。」それがWartegの一つ目の魅力です。
今日はがっつり食べたい気分だから フライドチキンと卵とモヤシサラダ
今日はお腹のキャパシティが少ないから、卵、野菜、肉団子、スープ
このように、数ある料理から今日のラインナップを選ぶ作業にはいつも心をくすぐられます!
もう二つ目の魅力は破格の安さです。
どんぶり1杯の白米と、3~4種類のおかず、さらに飲み物を合わせても300円以内で収まります。
そして3つ目の魅力は未知のおかずを詮索できること。
常に十数種類のおかずがあるので見たこともない聞いたこともない料理を試してみるのも一興です。
Wartegの利用方法
① 店で飲食する場合; ここで食べる=Makan sini 「マカン スィニ」
持ち帰りする場合; お持ち帰り=Bungkus 「ブンクス」
と一言、店員に声をかけます。
➁ ガラスケースやカウンターに並ぶ料理を3~4品選びます。
食べたいおかずを指をさしながら これ=Ini「イニ」と一言いえば店員さんがおかずをよそってくれます。
もし違う料理を店員さんが入れたら、 違う=Bukan「ブカン」と言ってください
ご飯の量やスープの量なども店員に言えば臨機応変に対応してくれます。
③ 会計は自分が選んだ料理の種類と数によって変化します。
店員に食事後に何を食べたかを伝えて、会計を済ませます。
何を食べたか忘れてしまったり、料理の名前がわからず店員さんを混乱させてしまう場合もあるので
食前にお会計をすることもできます。
以上がWartegの大まかな利用方法です。
Wartegお気に入りのメニュー紹介
朝のメニュー
朝は控えめなラインナップです。
白米、辛い味付けのゆで卵、テンペ(インドネシアの納豆と呼ばれている大豆食品)、白菜と人参のスープ
これでなんと Rp,12,000 (120円) 安すぎます!
続いてお昼のメニュー
白米、あぶりチキン、焼き魚、いんげんのサラダ
こちらもたったの Rp,20,000(200円)
私自身毎日Wartegを利用しています!
毎日食べても飽きないWartegには、底知れぬ魅力があります。
読者の皆さんもぜひWartegに訪れて、インドネシア家庭料理の奥深さを探求してみてはいかがでしょうか。