インドネシアの治安は安全か?
こんにちは!
キャリアアドバイザーのNIKOです。
『ジャカルタ(インドネシア)の治安は良いのか?』
『テロはおきていないのか?』
『女性でも安全に生活できるのか?』
など、海外生活をする上で、安全を確保できるのかというのは
働く国を決める上での重要な要素になるのではないでしょうか。
そこで、今回はインドネシアで生活する上での注意点を
ご紹介したいと思います!!!!

ジャカルタは危険なのかどうか?————————————————————
私自身4年以上在住している中で危険な目にあったことは一度もありません。
また、今のところ身近な人や知り合いの中で、
一般犯罪に巻き込まれたなどの話を聞くこともほとんどありません。
ここ数年でインドネシア人の所得もあがり、物乞いの数も確実に減っており、
危険な国というイメージはそこまでありません。
少なくともインドネシアにはすでに19,717人(2018年)の日本人が生活しており、
外国人が生活できな環境ではないかと思います。
<参考データ>
外務省:海外在留邦人数調査統計 平成30年要約版
ただ、やはり100%安全と言い切れるわけではなく、
先進国に比べて危険を感じる機会はあるかと思います。
※外務省の海外安全ホームページでは、
『危険レベル1:十分注意をしてください』という水準になっています。
そのため日本とは異なる途上国ではあるため、
安全に対する意識をもち対策をうつことは必要です。
どんな危険性があるのか?———————————————————————–
在インドネシア大使館より安全に生活するため、
定期的に注意喚起の連絡があります。
主な内容は・・・・・
1⃣デモ (労働組合、学生団体、大統領選挙前後)に関する注意喚起
2⃣テロに関する注意喚起
3⃣一般犯罪
などがあります。
具体的な注意点は?———————————————————————
1⃣デモ・暴動
デモなどが起こる場合は、事前に日本大使館からの注意喚起の案内がありますので、
そちらに従って行動すれば、大きな被害にあうことはほとんどありません。
暴動・デモが発生した時にはなるべく出歩かないようにしましょう。
基本的によくデモが行われるエリアはモナス(独立記念塔)周辺エリアや
メンテンエリア周辺が中心で多く行われます。
2⃣テロ
人の多いエリアで発生することが多く、どの国であっても
誰もが被害にあう可能性があります。
直近では2016年にジャカルタ市内のサリナ・ショッピングモールなどでおきた
爆弾テロ事件、2017年にはジャカルタ東部にあるバスターミナル付近で、
2回の自爆テロ以降、大きなテロは起きていない状況です。
(※危険レベル0のタイであっても
2015年にバンコク市内で爆弾テロがあったりと
安全と言われる国でも発生する可能性はゼロではありません)
直近2年ほどはジャカルタ市内では起きていないものの、注意は必要です。
気をつけるポイントは・・・
①怪しい人、怪しい場所には近づかない
②イスラム教の断食月(ラマダン)前後にはむやみに出歩かない
③テロが起きたらとにかくすぐに逃げ、荷物を忘れても現場に戻らない。
3⃣一般犯罪
一般犯罪については下記事例がありますが、
多発しているという印象はありません。
被害にあわないように、対策をしておけば大丈夫です!
被害事例・・・在インドネシア大使館HPより一部引用
(1)スリ・置き引き
混雑したバスや電車内における携帯電話等のスリ被害のほか、
ショッピング・モールなどで買い物に没頭している間に、
鞄の中から貴重品が盗まれる。
⇒日本人の場合、インドネシア人の方に比べて、
日常的にバスや電車にのる頻度は少ないです。
利用する場合もポケットに携帯や貴重品は入れずに、
チャックのある鞄を前に抱えてもつなど、注意を払いましょう。
また、標的にされやすいため華美な恰好は控えましょう。
(2)ひったくり
歩行中に通りすがりのバイクに後方から鞄をひったくられる被害が発生。
⇒道路を歩く場合、車道側の手にバックは持たないようにしましょう。
(3)強盗
スディルマン通りなど比較的大通りの路上や歩道橋で発生。
複数人に取り囲まれ、鞄や衣類ポケットから貴重品や携帯電話等が盗まれる。
⇒日本人の場合、バスや電車の使用頻度が低いため路上や歩道橋を歩く機会は少ない方が多いです。
基本的にタクシーなどを利用し、
歩く場合はできるだけ複数名で行動することをお勧めします。
(4)パンク強盗
走行中の車をパンクさせ、タイヤ交換のため停止し車外に出たところを狙い,
車内においてある鞄等を盗む。
(5)車上ねらい
特に高速道路パーキングエリアで被害が多発。
⇒車を離れる際には基本的にたとえ自分の車であっても、
貴重品は身に着けておきましょう。
(6)ATM詐欺
ATMカード差込口にカードが返却されないよう細工し、
カードが返却されず困っている方に助けるふりをして声をかけ、
偽のカードとすり替えるとともに、
暗証番号を聞き出し、いつのまにか現金が引き出される。
⇒暗証番号の確認があるのは口座作成時のみであり、銀行員にも伝えない事項です。
自分以外の人にとにかく教えないことが重要です。
また、怪しいATMの機会は利用せず、モールなどのATMセンターなどの利用をお勧めします。
万が一、問題があった場合にクレジットカードを停止できるように
自身のカード会社の連絡先は控えておきましょう。
最後に——————————————————————————————————–
自分の身は自分で守るといっても、海外生活ではわからないことも多いです。
大使館からの情報や日本人のネットワークを通じて情報が得ることが出来るため、
そういった情報を基に危機管理を行い、快適で安全なインドネシア生活を送っていただけたらと思います。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。