失敗しない!インド転職を叶えるために抑えるべきポイント5選
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はじめに
こんにちは!RGFインドです。
私はインドにて現地採用でキャリアアドバイザーとして働いています。
また、弊社はインドに進出している日系企業様への現地採用をサポートしています。
突然ですが、皆さんはなぜインドの転職を希望されるのでしょうか?
パッと聞かれたときにこの質問に答えることができますか?
キャリアアップ?経済成長?語学力向上?
キャリアアドバイザーとして様々な求職者様と面談をしています。
しかし、なぜインドで働きたいのかを明確にアピールできる方は多くはありません。
かくいう私もインドで転職活動を始めた時には、全くイメージが掴めていませんでした。
今回はインド転職叶えるために必要なポイントを選考フェーズに分けて5つご紹介させていただきます。面談でもお伝えさせていただいている内容ですので、ポイントを押さえておくことで、よりスムーズに転職活動を進めることができますので、是非ご参考にしてください。
抑えるべきポイント5選
1.インド転職の特色を理解し、自分の転職軸を整理する
海外転職では、給与や待遇だけでなく、キャリアアップや環境適応の観点も重要です。例えば、インドは昇給率が高いため、日本の給与水準と単純比較するのではなく、「中長期的にどのようなキャリアを築けるか」という視点が必要です。また、「英語を使う環境で働きたいのか」「どのような職務経験を積みたいのか」を明確にすることで、転職の軸を整理できます。
転職軸を全体で可視化するのもおススメです
転職軸を整理するのにご自身でシートを利用してまとめてみると、可視化されてより明確になりやすいです。海外転職では、国内転職に比べて考える要素が増え、皆様悩まれる傾向がございますので、都度見返して初心を忘れないように心がけましょう。
2. 企業応募=入社ではない。まずは書類選考に応募してみる
海外転職では「気になる企業があれば、まずは応募する」ことが重要です。日本国内の転職では、企業選びに慎重になりがちですが、海外では「書類選考に通過してから本当に興味があるかを見極める」という考え方が一般的です。
日本人の採用ニーズは年々増加している
特にインドに日系企業は1400社ほどしかございませんので、ご自身の条件面をすべて叶える募集求人に最初から出会える確率は極めて低いです。面接を通じて企業の雰囲気や条件を確認し、最終的に入社するかどうかを決めるのが得策でしょう。
3.選考のスピードを意識する
海外では選考スピードが速いため、日程調整や企業からの連絡に対するレスポンスは迅速に行うことが重要です。返信が早いと企業側に好印象を与えるだけでなく、スムーズに面接が進み、他の候補者よりも有利に進めることができます。
海外転職では特に選考スピードを意識しよう
特に最終面接のフェーズでは、「より早くインドに来てご活躍いただける方」をやはり企業は採用したいことも多く、普段から早い返信を意識することで、ご自身の転職活動をより有利に進めることができます。
4.「なぜインドなのか」を言語化しておく
インドの企業では、面接時に「なぜインドで働きたいのか」を深く問われることが多くあります。他国に比べて特にインドについての質問が多いように感じておりますが、自分の転職軸やキャリアプランと結びつけながら、明確に答えられるようにしておきましょう。実際にインドの面接で聞かれることが多い質問例です。
インド転職の面接でよく聞かれる質問
・家族との関係性は?(海外転職にあたり家族の理解があるか)
・インドに来たことがありますか?(インドの生活環境への適応度を確認するため)
・インドにどのようなイメージを持っていますか?(ポジティブな視点を持っているか)
・インドで働く目的は?(キャリアアップ、スキル習得など具体的な目的を持っているか)
・休日は何をして過ごしていますか?(海外生活への適応力を見極める)
5.インドで生活・働くイメージを膨らませる
インド転職を成功させるためには、事前に「インドでの生活や仕事のイメージ」を具体的に持つことが重要です。実際に働き始めてからのギャップを減らし、スムーズに適応するためにも、以下のポイントを意識して準備しておきましょう。
①インドの生活環境を理解する
インドは地域によって生活環境が大きく異なります。例えば、デリーやムンバイは都会的でビジネスが活発ですが、バンガロールはIT産業が盛んで比較的住みやすいと言われています。また、日系スーパーや日本食レストランがある地域もあり、そうした情報を事前にリサーチしておくと、生活のイメージがつきやすくなります。また、インフラ面では、断水や停電が起こることもあるため、日本の生活とは異なる部分を理解し、適応する意識を持つことも大切です。
②仕事の進め方の違いを知る
インドの職場文化は、日本と比べてフレキシブルな側面があります。上司・同僚との距離が近く、意見を積極的に伝える文化があったり、業務の進行スピードが速く、臨機応変な対応が求められたりします。また、英語での議論やプレゼンに慣れているため、積極的に発言しないと存在感を示しにくい傾向があります。英語でのコミュニケーションに自信がない場合でも、「簡潔に意見を伝える」スキルを磨いておくと仕事がしやすくなり不安がなくなるでしょう。
③インドの経験をネクストキャリアにどう活かすのか描いてみる
インドでの就業経験は、今後のキャリアにおいて強みとなる貴重な財産です。しかし、「インドで働くことがゴールではない」 という意識を持ち、次のキャリアを見据えながら経験を積むことが大切です。
インドで営業経験を積んで上でどんなキャリアを描いてみたいのか、一例としてスライドに記載したので参考にしながらご自身のキャリアを描いてみてください。まずは3年を目処として海外転職を叶えた後に、どんな理想になりたいのかを整理しておくと初海外転職の不安も軽減されると思います。
海外転職がゴールではない。具体的なキャリアアップをしていくために整理してみよう
どんなキャリアアップを狙うのか自分自身で考えながら腹落ちできるとより一層どんな仕事をするべきなのか見えてくると思います。もちろん、キャリアアドバイザーにご相談していただければ、ネクストキャリアまで寄り添って求人をご提案させていただきますので、ご安心ください。
最後に
インドでの転職は、スピード感と柔軟な対応力が求められる一方で、「なぜインドなのか?」を明確にし、自分自身の転職軸を持つことが成功のカギとなります。準備をしっかり整え、納得のいくキャリア選択をしていきましょう。
それでは、皆様のグローバルキャリアがより良いものになっていくことを願っています。
お読みいただきありがとうございました。 インドで一緒に働けることを、心からお待ちしております。
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