【インドの秘境】ハンピに行ってきた【異世界】
はじめまして。
RGF select India インターン生の林です。
先日、バンガロール出張に合わせて、南インドの秘境・ハンピに行ってきました。
(バンガロール情報についてはこちらをご覧ください)
インドと聞いてハンピが思い浮かぶ方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。
今回の記事では、ハンピの魅力を余すところなくお伝えします!
Contents
ハンピとは?
ハンピは、南インド・バンガロールの北西約350kmに位置する都市です。
14世紀から16世紀半ばにムスリム勢力に制圧されるまで、ヴィジャヤナガル王国の首都として栄えました。
現在でも、16世紀の遺跡が残されており、1986年には「ハンピの建造物群」として世界遺産にも登録されました。
その一方で、交通の便の悪さからかあまり観光地化が進んでおらず、インドの中でも秘境として知られています。
ハンピへの行き方
ハンピへは、バンガロールやチェンナイ、ゴアなど、周辺の都市を経由して行くことが一般的です。
今回は、私が使ったバンガロールから夜行バスで向かうルートをご紹介します。
まずは、夜行バスのチケットを買います。
Kempegowda Bus Terminalにある、KSRTC Advance Ticket Reservation Counter(青い看板が目印)に行き、ハンピに行きたいと伝えましょう。
今回はヒンディー語が話せる方に手伝ってもらい、スムーズにチケットを買うことができましたが、不安な場合は日時・行先・AC or Non AC(エアコンの有無)を紙に書いて渡すと問題なく買えると思います。
すると渡されたのがこのチケット。
写真はハンピ→バンガロールのチケットですが、これと別にバンガロール→ハンピのチケットも渡されました。
この1枚で2人分のチケットとなっています。
今回はAC Sleeperを選び、1人片道580ルピー(現在のレートで約930円)でした。
バスターミナルの様子はこんな感じでした。
23時頃に到着しましたが、フードスタンドがたくさん開いていて、とても活気のあるバスターミナルでした。
今回乗車したのがこちらのバス↓
日本ではなかなか見かけない寝台バスです!
車内は2人用寝台と1人用寝台が通路を挟んで並んでおり、それぞれがはしご付きの2段ベッドになっていました。
1人用寝台から埋まるので、一人旅の方は早めにチケットを買うことをおすすめします。
ちなみに、写真の通り、枕と毛布、カーテンはありますが、電源・wifiはありませんのでご注意を。
また、ACつきにすると冷房の風が直撃してなかなか寒いので、羽織るものを持ってくるべきだったと後悔しました。
運転手さんに急かされながら乗り込み、バスはインドにしては珍しく(?)定刻通りに発車しました。
7時間ほどでハンピに到着。フルフラットなのもあり、日本の夜行バスよりもよく眠れました。
ハンピのバス停に着くと、さっそくリキシャの運転手さんたちに囲まれます。(ちなみに帰りのバスも同じ場所から出ます)
私たちはその日の夜行バスでバンガロールに戻る弾丸旅行だったので、一日フルでハンピを回るツアーを1人600ルピーでお願いしました。
(ちなみにその後インド人の友人に聞いたところ、400ルピーでいけたよ!払いすぎ!と指摘されました…)
交渉が成立したところで、いざハンピツアーへ出発!
ハンピの名所
ハンピといえば、
岩、
岩、
岩!!!!!!!
16世紀にムスリムの侵攻を受けるまではどうやらとても栄えていたようですが、いまや岩の町と化しています。
一方で、ヒンドゥー王国だったヴィジャヤナガル王国の名残として、ヒンドゥー教の寺院もあります。
今回は、ハンピの中でも個人的おすすめスポットベスト3をご紹介します。
第3位 ヴィルーパークシャ寺院(入場料:無料)
ハンピの中心地からほど近いところにある、ヒンドゥー教の寺院です。
寺院正面からの写真を撮り忘れたので、中庭から見た景色をどうぞ。
緻密な天井画や、
猿を見て楽しめます。
観光地であると同時に、熱心にお祈りするヒンドゥー教徒も多数いました。
観光客もお祈りエリア(撮影禁止)に入ることができるので、お祈りしてみました。
お祈りエリアで、僧侶にこんな感じで赤いペイントをしてもらいました。このペイント、汗でめっちゃ落ちます。
僧侶があれこれ熱心に説明してくれましたが、何を言っているかさっぱりわかりませんでした。
何はともあれ、きっと何かご利益があるに違いありません。
私たちは見忘れましたが、象に頭を撫でてもらえるのもこの寺院です。
第2位 ビジャヤ・ビタラ・テンプル(入場料:Elephant Stableなどと合わせて500ルピー)
かの有名(?)な車輪のモニュメントがある寺院です。
この車輪を一生懸命押してるインド人がたくさんいました。押しても何も起きませんが、インド人と一緒に盛り上がれるでしょう。
細かい装飾も凝っていて、見ていて飽きません。
ちなみに、この柱の中にエロティックな彫刻で知られるミトゥナ像が混ざっているみたいでしたが、私たちは残念ながら発見できませんでした。
体力と時間に余裕のある方はぜひ探してみてください。
そして、もはやインド観光地あるあるのやたら写りたがるインド人たち。
第1位 マッタンガーヒル(入場料:無料)
ハンピのおすすめスポット、堂々の第1位はマッタンガーヒルです。
丘というかもはや山です。険しい岩の道を15分ほど歩きます。
しんどい。膝が痛い。
必死さが表情ににじみ出ている。
そんなこんなで岩山を登りきると…
絶景!!!!!!!えもい!!!!!!!
この日はあいにくの曇り空でいまいちきれいに夕日が見えなかったのですが、それでもこの景色です。最高か。
思わず地球に感謝してしまいました。マンセー。
なかなかハードな道中でしたが、この岩山はそのハードさ以上に登る価値があると思いました。
(欲を言えばきれいなサンセットが見たかった…!)
みなさんもハンピを訪れる際は、ぜひ、いや絶対にマッタンガーヒルに行ってください!!!!!!!
おわりに
ハンピレポ、いかがでしたでしょうか。
ハンピは、日本から訪れるにはかなりハードルが高いですが、一方で南インドの主要都市からは週末の弾丸旅行でも行けてしまいます。
あなたもインドで働いて、週末はこんな小旅行を楽しみませんか??
インド就職に関するご質問・ご相談はこちらまで!
連絡先: enquiries-jp@rgf-select.co.in
■大学生インターンも引き続き募集中です!
RGFインドでは大学生インターンを募集しています。
「海外インターン」「休学」という言葉もメジャーになった今だからこそ
インドに来ませんか??
「海外インターン」「休学」に興味がある方や迷っている方・将来海外に関わり働きたい方・
インド=成長市場って何?という方へ
⇒日系企業で働くこと・海外で働くこと・日々変わるインドを実感を持ち経験できます。
就活を前にして自分が頑張ったことってなんだろうという方、就活が終わり大学生活残りで何をしようという方へ
⇒裁量を持ち自分がやりたいことを実現できる土壌があります。インドで「圧倒的成長」しませんか?
既にインドの大学や語学学校に居る方、日本でインド史や哲学を学んでいる方へ
⇒せっかくインドにいる間に「インドで働く」ということも学んでみませんか?
英語を使って仕事をすることやインド人スタッフとの関わりも多いため英語・ヒンディー語や文化のさらなる勉強になります!
まずは気軽にお問い合わせください!

Natsumi Hayashi/林 夏実
東京大学教養学部に在学中。神奈川県出身。
現在、RGF select Indiaでインターンシップ生として参画中。
学生目線でインド生活の魅力を発信します。