ベテラン社員に聞く ~海外営業の極意 in INDIA~
初めまして、RGF Select India インターンシップ生の田中です。
今回はインドでの就業経験が10年以上のベテラン社員Aさんに取材をさせていただき、インドでビジネスを行う上での極意を教えて頂きました。
Aさんは今回、3度目のインド勤務となっており、約30年のキャリアの中で10年以上もインドでのビジネスに携わっています。
前職では自動車部品の営業や現地工場の運営業務などに携わっており、鍛え上げた営業スキル・プレゼンテーションスキルを生かして新規顧客開拓に取り組みました。
現在は前職と同様、自動車部品を取り扱う会社にて、社長を務めています。
~3度目のインド就職~
-今回で3度目のインド就職となりますが、再度インドを選択したきっかけはなんでしょうか?
他国での職務経験もありましたが、前職でのインド駐在経験が約10年あり、今の自分が本当に貢献できる場所はインドというフィールドであると考えたからです。
また前職での職務経験を活かすことができる会社に巡り合えたため、再度インドで就職をすることにしました。
-初めてインドに駐在した頃と比べて、インドは生活しやすくなりましたか?
15年以上前に初めて駐在した当時、デリーにあった日本食店は2軒でした。当時は予約をしないと食事が出来なかった時代でした。
今のインドはメトロも整備され、日本食店も増えたので生活はしやすくなったと思います。
・・・現在のインドは以前に比べかなり生活しやすくなっているようですね。現在グルガオンに住んでいる私としても、日本人向けの飲食店やカラオケなどの娯楽施設等、多くの日本人の方が利用している印象があります!
~現在の仕事内容~
-現在の仕事内容を教えてください
会社の社長を務めております、現在の会社は四輪向け製品が主で、二輪向け製品の拡販を行う上で、前職での経験を生かす機会が多いですね。
そのため、今でも営業活動に携わる機会もあり、社長の立場ですが・・・楽しく営業活動をしております。(笑)
また、前職で営業活動を行っていた際の人脈を活用することも多々あります。
-社長だからこそのやりがいは何かありますか?
数百人の従業員を背負っていることに大変やりがいを感じます。社長は責任の大きい立場ではありますが、いかに会社を回すかという点に楽しさがあります。
しかし反面、自身の発言で会社の成長を止めてしまう事もありうるわけです。前職は営業、現在は社長業で色々と苦労もありましたが、会社の仕組みの大部分を変え、よりよい組織に成長させようと日々奮闘しています。
-多くの従業員を指導する中で、意識していることはありますか?
数百人の従業員を抱えているうち日本人は数えられる程度しかおらず、そのほかは皆インド人です。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」という山本五十六の言葉を肝に銘じて従業員の指導をしています。
また同時に、会社を左右する影響力を持つ立場の人間として、仕事、プライベートの生活も含め、従業員を迷わせてはいけないという覚悟があります。
・・・多くの従業員を束ねているAさん。インタビューを通して、山本五十六の言葉とともにインド人の従業員や後輩社員への愛が伝わってきました!(私自身、社会人としての礼儀や食事中のマナーなど、たくさんの指導をしていただき感謝しております…!!)
~営業活動について~
-インドで営業をする上で、重要なことはなんでしょうか?
インドで仕事をするためには、人脈作りが大事。アジアでは特に大切なことだと思います。
海外で成功する人間は、人脈をうまく作ることができる人間だと思っています。
信頼を得るために大切なこととして、お客様が困っているときに手を差し伸べるということは徹底していますね。
また、仕事関係の話だけではなく、「お茶でもしましょう」「お昼ご飯を食べにでも行きましょう」といったアポイントメントが簡単に取れるようになるまで、信頼関係を築くことが大切でしょう。
こういったアポイントメントを取ることを重ねることで、より一層深い信頼を築くことができるようになります。
-営業をする上で、インドだからこそ苦労することはありますでしょうか?
インドで営業をする上で困ることとして、日本人だけでは立ち入ることができない場所が存在することですね。
なのでインドでマーケットを開拓していくには、インド人でコンビで営業をすることが必要不可欠になってきます。
インド人の右腕を育てコンビで営業を行い、信頼関係を築いていくことが大切です。
-営業を経験した他国と比べて、インドだからこそ気を付けていること、身に付く力はございますでしょうか
インド人はプライドの高い方が多いので、常にリスペクトの気持ちを忘れないことが大切です。
また、自身の考えをしっかりと持っていて主張も強いため、議論になった際は反論する技術も必要になってきます。
そのため相手を尊重する気持ちは忘れずに、自分の考えははっきりと主張するようにしています。
日本人は特に苦手な方が多いですが、反論することをおそれてはいけませんね。反論できるということは、自分で頭を使って考え、主張ができるということになります。
インドではそういった面での成長が期待できると思われます。
・・・信頼を築くためには、より密接なコミュニケーションが必要だということを実感しました。。。プライベートに近いアポイントメントを取ること、、私も社会人になったら実践してみたいと思います!!
また、インド人とビジネスを行うことで、自身で物事をよく考え、発信する力がつくことは魅力的ですね。
~インド就職の魅力&アドバイス~
-海外で働くことの魅力を教えてください。
自分の中でやりたいと思うことを実現できる環境があることだと思います。
私には元々日本の働き方が合わなくて、新卒で入社した時から、海外で働くことを希望していました。
そもそも会社の体制を好きになれず、言いたいことを言えない風潮、何か物事を決定する際も根回しが大切な風潮がありますし、自分は企業の歯車のひとつにすぎません。
何よりもそういった環境で働いていても、自分で物事を考えられる力が身につかない。
日本でも働いていた経験はありますが、結果的に約30年働いているうちの20年は海外で勤務していました。
自分の実現したいビジョンが叶えられる、そういった面白さが海外にはあるから、やめられないですね(笑)
-インドで働くことの魅力を教えてください。
毎日が予測できないという面白さがあると思います。
インドではたくさんの出会いがあり、幅広い層、業種の方々と話す機会があります。
そして日本から来ている駐在員にしても、日本で働いていては出会えないような人たちと交流することができます。そういった面で学べること、ワクワクすることがたくさんありますね。
-最後に、海外就職を考えている若者へのアドバイスをお願いします。
ジュニア層の方へ
まず、「海外で何をしたいのか」という目的の部分を考えてみてください。ただ海外で働きたいという想いだけではダメです。
そして「まずは3年後に自分がどうなっていたいか」について考えること。そして、3年後、10年後のどうなっていたいかという長期的なプランを考えてみてほしいです。この部分はダラダラと考えず、明確にすることが大切だと思います。
失敗をしても上司が尻拭いしてくれるのだから、若いうちはどんどん挑戦をして失敗をするべき。もし上司が尻拭いをしてくれないなら、その会社にいる意味はないと思います。思い立ったらすぐに行動を起こして、海外に来るといいと思います。
ミドル層の方へ
まずは、「現在の日本での会社地位を捨ててまで海外に来る覚悟はあるのか?」という部分が大切ですね。
覚悟を持ったうえで、自身の強み、弱みをしっかりと分析して、その強みを海外という新たなフィールドでどう生かすことができるのかということを考えて見てください。
そして現地で通用する対話スキルを持っているのか、またローカルスタッフに対して、上から目線ではなく理論で説得できるのかが重要になってきます。ミドルは一担当ではないので、覚悟と相応のスキルが必要です。
・・・Aさんは海外勤務経験が豊富なので、かなり説得力のあるお話でした。日本で働いていて何か物足りなさを感じる方は、海外就職にチャレンジすべきだと思います。
私もインドに来て間もない時期にAさんのお話を伺うことができたので、自身の目的を再度考え直すことができました。
失敗を恐れずどんどんチャレンジして、人との出会いも大切にしていきたいと思います。。。
Aさん、インタビューご協力ありがとうございました!
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