レー・ラダック旅行の基本情報(通貨、交通、言語、ホテル、コンセント、高山病)!標高3,650mの秘境「インドのチベット」を観光【レー旅行①】

こんにちは、インドの標高3,650mにある町レーを旅行したので、現地の情報をお伝えしたいと思います!
レーはチベット文化圏になるので「インドのチベット」とも呼ばれています。
富士山の標高が3,777mなので、富士山の頂上とほぼ同じ標高で生活する世界になります。
写真では美しさが伝わりにくいですが、地表剝き出しのゲームの中のような景色でした。
意外だったのが、日本人の旅行者がけっこういるということ。8月のお盆休みというのもあって、町でけっこう日本人とすれ違いました。皆、日本からきた旅行者でした。
私は、デリー近郊のグルガオンで働いているので、インド在住者目線で書いた記事になります(情報は2024年8月時点)!
【レー旅行を個人的にオススメする理由】
●標高3,650mの世界が見られる(デリーからも近い)
●地表剥き出しの景色が火星にいるみたいでキレイ
●チベット料理は日本人の口にあうし、チベット文化も学べる
●レーの人が優しい(ぼったくりが少ない)
●湖・渓谷観光、寺巡り、テントキャンプ、ラフティング、バイク、マウンテンバイク、登山など遊びの幅が広い
デメリットは1つありますが、記事の最後に書いておきます。
レー・ラダックの場所
レーの場所はインド北部になります。
デリーから飛行機で1時間10分ほどなので、デリー・グルガオンに住んでいる方はインド国内旅行で南に行くよりも地の利を活かして、是非レーに行ってほしいと思います。
バスでデリーからマナリを経由して、レーに行く強者の日本人にもボチボチ会いました。
また国境で揉めているエリアでもあるので、空港や山を越えるときには、多くの軍隊を見ることになります。
レーの空港では写真撮影をしてはいけないので、ご注意ください。
レーの通貨
インド国内なので、通貨はもちろんインド・ルピーになります。
レーの町にもATMはありますが、現金がATMの機械からカラになることが多く、現金が残っているATMに列ができていることが多々ありました。
なので、現金は用意していくことをオススメします。両替所もレーの町にはあるので、そこで日本円を換金することもできます。
インド在住者はPaytmやPhonePeがレーでも使えます。レーの町やヌブラ渓谷やパンゴン湖に行く道中の小さいお店やレストランでもQR決済対応してくれるので便利です。
ただ、たまに携帯の電波が通っていなくてQR決済が使えないケースがあったので、万一に備えて現金も持っておきましょう。
レーの交通事情
レーでの移動手段ですが、UBERやOLAなどのライドシェアサービスは使えませんでした。ちなみに、フードデリバリーのzomatoやblinkitのアプリも使えません。
なので、空港からレーの町へは空港にあるタクシーに乗ることになります。金額は片道550ルピーでした。
近くのホテルに向かう観光客が前後にいれば相乗りで割り勘にできます。
一方、レーの町から空港に行くときは前日にホテルのスタッフに言えば、フライトの時間に合わせてタクシーを手配してくれます。帰りは600ルピーでした。
自力でもメインバザール近くのタクシー乗り場からやバスでも空港に行けるみたいです。
空港に着いたらほとんどがメインバザールまたはホテルを目指すことになると思います(車で10分程度)。
レーの言語
現地の人はチベット諸語に属する言語であるラダック語(Ladakhi)を話します。
こんにちは、さようなら、ありがとうも全部Jule(ジュレ)なので、人とすれ違ったらJuleと言っておけば挨拶になります。
観光客向けの仕事をしている人は、ラダック語、英語、ヒンディー語が全て話せることが多いので、英語が伝わらなくて困ることはほとんどなかったです。
レーのホテル
レーからどこに行くにも起点はメインバザールというメインストリートになるので、その徒歩圏内のホテルに泊まると便利です。
食事も、買い物も、旅行エージェントも大体メインバザール付近にあります。
安い宿だと1泊1,000-2,000ルピー程度とデリーに比べるとキレイで安いと思いました。もっと上のレベルのホテルもありますし、ドミトリーで4-6ベッドルームであれば1,000ルピー以下でも泊まれると思います。
レーのコンセント
インド国内なので、コンセントの形状はインドと同じ仕様です。
レーの町のホテルとかであれば、日本のコンセントと同じ形状にも対応できます。
ただ、山奥のホテルとかになると、日本のコンセントタイプは使えずB3・BF・B・Cタイプになります。
高山病はつらいけど経験値UP
レーは個人的にオススメの旅行先なのですが、1つデメリットがあるとすると、標高が高いので、多くの人が高山病にかかります。要は酸素が薄いです。
個人差はあるみたいですが、私も高山病にかかり頭痛、寒気、食欲減退になりました。毎朝、走っているので根拠なき高山病への自信はあったのですが、普通の人よりひどく高山病になって結構つらかったです。
高度順応するために、到着当日は運動を避けてホテルで休むことをオススメします。
また、高山病対策としてダイアモックスという薬も用意しておくといいです。レーの町の薬局でも売っていますので現地調達が可能です。
予防薬で、1日2粒飲めるそうですが、私は副作用が嫌だったので高山病が発症したときや、登山すると予定していたとき飲むようにしました。
インドは薬のバラ売りをしてくれるので、私も1シートの1列のみ5粒くらいを買いました。確か20ルピーくらいでした。
持病や健康が心配な方は医師に相談しておくと良いでしょう。
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インドに住むとインド国内旅行はもちろんのこと、モルディブ、中東、アフリカ、ヨーロッパ旅行へのアクセスが日本よりも良くなり海外旅行の行き先の幅が広がります!
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