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インドネシア 在住者からの生情報!

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― 世界最多の島嶼とムスリム人口!

― 多様性の国、インドネシア!

― 実は超親日!


多くの日本人にとってのインドネシアの印象は皆無と言っても良いのではないでしょうか?

 

「インドネシアとインドって一緒じゃないの?」

「知ってるよ! バリの隣にある国だよね!」

「中東の国に行くなんて、すごいね!」

全て私が実際に言われた言葉です。

 

たしかに、他のアジア諸国と比べると、リゾートであるバリくらいしか有名なものがないインドネシア。

しかも、バリがインドネシアであることすら多くの日本人には認識されていません。

 

でも、インドネシアは本当に魅力的な国なのです!

今日はいくつかの観点からその魅力について紹介していきたいと思います。

 


 

①データから見るインドネシア!

 

まずは皆さん、インドネシアはどこにあるでしょう?

ユーラシア大陸とオーストラリア大陸の間にある世界最多の島嶼を誇る島国、それがインドネシアです。

日本からは飛行機で7-8時間ほどの距離にあります。

(https://maps.google.com/)

 

実はあまり島の数が多く、政府も正確な数が把握しきれておりません。

13000-17000の島によって成り立っていると言われています。

毎日一つの島を訪れても40年以上はかかってしまいますね。

とても、まわりきれません。

 

また、2億6000万いる人口の中で90パーセント近くの人がイスラム教徒という世界最多のイスラム教徒を有する国でもあります。

そのため、生活の中に強くイスラム教が根付いています。日々のお祈りや、断食月、女性のジルバブなどを日常の一部として見ることが出来ますよ!

 

金曜お昼に行われる礼拝の様子

 

しかし、イスラム教はインドネシアの国教ではありませんし、多様性を認める国なので、非ムスリムの日本人も問題なく暮らすことが出来ます。

 

 

 

そして、インドネシアの人口のもう一つの大きな特徴が平均年齢の若さです。2016年のデータによれば、平均年齢は29歳!

日本の平均年齢が約47歳ですから、実に一回り以上年齢が離れていますね。

実際に街の中を歩いていても、若い人や子供がとても多いという印象を受けます!

生産年齢人口が豊富なので、これから経済的な成長が期待されています。

 

 

②多様性の国、インドネシア

 

インドネシアの特徴を一言で述べると多様性の国だと思います。

13000を超える島々。

742の言語。

300を超える民族。

それらがひとつの共同体として成り立っていることがとても不思議な感覚を持ちます。

 

インドネシアの国是も「多様性の中の統一」です。

 

その文化ゆえか、新参者に対してもとても親切に歓迎してくれます。

お互いが知らない友達を呼び合って遊びに行くなんて日常茶飯事。

私が驚いたのは全く知らない人ばかりと旅行に行くことになった時のことです。

旅行に行った10人のうち、5人は同じ高校出身なのだそうですが、残りの5人は全員が初対面でした。

それでも、楽しく旅行ができるのだから、不思議なものですね!

 

『外国人』というアウトサイダーに対しても、多くの人が寛容に受け入れてくれます。

そうした意味では最も外国人が住みやすい国であるかもしれません。

③親日の国、インドネシア

 

意外と知られていないところですが、インドネシアは世界で最も親日な国の一つです。

日本語学習者の数が中国に次いで世界二位であったり、AKBの姉妹グループであるJKTが大人気であったり、何より日本人だというと、喜んで歓迎してくれるという肌感覚があります。

なぜなのでしょうか。

一つには歴史的背景があるでしょう。対オランダ・イギリスの独立戦争時に残留日本兵が活躍したことやスカルノ初代大統領の第三夫人であるデヴィ夫人の存在は大きいと思います。

また、各世代へのコンテンツの影響もとても大きいです。30-20年前は日本のドラマが、その次は音楽が、今はアニメ・漫画コンテンツがそれぞれの世代に影響してきたそうです。

そして、何よりたくさんの日本製品が身の回りにあふれているのです。自動車、味の素、電化製品。

街中で買い物をしているだけでも、

“Dari mana? (どこ出身なの?)”

“Berasal dari Jepang(日本出身です)”

“Oh ya!(おお!) Arigatou!”

というように声をかけてもらえます。

 

勤勉でハイテクノロジーに溢れている国として、少々過大評価気味ですが、良いイメージを持たれていることは嬉しいですね!

■まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は島国、イスラム教、若さ、多様性、親日といったキーワードを追いながら、インドネシアの魅力をお伝えしてきました。

今後もインドネシア情報をバシバシ発信していくつもりなので、是非チェックしてくださいね!

 

 

□出典

 

 外務省サイト わかる!国際情勢 インドネシアという国

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol76/

 

外務省サイト インドネシア 基礎情報

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/indonesia/

 

JETROサイト インドネシア 基本情報

https://www.jetro.go.jp/world/asia/idn/

 

※上記の記事は、取材時点(201703月)の情報を元に作成しております。

現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Koki Goto

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