30日間断食?豚肉食べない?一見ダイエット好き? “ムスリム文化” 紹介
人口2億3000万以上の大半がイスラム教を信仰するムスリム大国インドネシア!
“その土地を知るためには、そこの人を知る、人を知るためにはそこの文化を知る。”
インドネシアに来る前に知っておきたい!!!
日本ではあまりなじみのないムスリムの文化を紹介したいと思います★
はじめまして、今回ライターをやらせていただいております、
和田菜摘(わだなつみ)と申します。
リクルート インドネシアで学生インターンをしています。
現在インドネシアは10か月目、毎日楽しんでおります)^o^(
このたびは、ムスリム文化について書きました!
ぜひ、ご覧下さい★
Contents
はじめに、知っておきたいこと!!!
ムスリム(英語: Muslim)とは、「(神に)帰依する者」を意味するアラビア語で、イスラム教の教徒のことです。
私は、はじめ 「イスラム教のことを英語でムスリムというのだな。」 などとトンチンカンな勘違いをしていました(笑)
ムスリム女性のおしゃれアイテム?
人口の約87%がイスラム教徒のインドネシア、頭を布で覆っている女性の姿が街中でよく見られます。
その布の正体、ジルバブ。
黒い布のイメージが強いですが、人によって布の色も変えますし、さらに柄も巻き方も、ブローチ(ジルバブをとめるもの)までも変えておしゃれ★を楽しんでいるように思います!洋服とジルバブで、頭から足先まで本当の全身コーディネートですね!
ちなみに、わたくしもムスリムの友達にすすめられてジルバブを被ってみました!
柄が気に入ってしまったため、その場で購入しました(笑)
ムスリムの人ってストイック?30日間の断食。(ダイエット中の方 必見?笑)
断食はコーラン(イスラム教の聖典)の教えの1つです。1年に1か月の断食月というものがあり、ラマダンと呼ばれています。絶食とは違い、日の出から日没までの間、太陽が出ている時間帯に食べ物を口にしないというもので、日が沈んだら食べ物を口にしても問題ありません。
基本的につばごっくんもダメらしいです。厳しいですよね~^^; ただうっかり 「やっちまった~」 という場合はしょうがないというスタンス(笑) ユルいのか厳しいのか。。。
日が沈むといよいよ物を口にしても良い時間(インドネシア語で ブカプアサ|BUKA PUASA)となり、親戚や友人が皆で食べ物を持ち寄って、夜はパーティーとなります。会社でも社員のみんなで、このブカプアサをお祝いします!
*ちなみにこのラマダン期間、屋台も出ていない、レストランも閉まっているということがあるので注意が必要です!
ほとんどの外国人向けのレストランは空いているので、困ったらそこに行きましょう★
ほかにもあるあるムスリム文化
★1日5回のお祈り
メッカの方角を向いてお祈り。
(このメッカの方角を重視しているインドネシア人、どこにいても正しい方角にお祈りできるように専用アプリがあるそうですよ!!!)
★豚肉、お酒禁止 →意外と知っている方も多い?この決まり事
(みなさんご安心ください!!!インドネシアにお酒がないというわけではありません!!!)
日本人にとっては辛いのではないでしょうか?日本人のみなさんって、豚肉愛が強いほうですよね?少なくとも私は強いほうです(笑) 厳しい訓えですが、許されていない食べ物や飲み物を知らずに食べても罪にはならないということもコーランに書かれております。例えば、みりんが含まれた食事を摂っても、本人がそこにアルコールが含まれていることを知らなければ、それは許されるということになります。
余談ですが、ムスリムの友達から
「日本で今まで食べたことのないおいしい肉を食べたのだけど何の肉だったかわかる?」と聞かれて、お店を調べたら、あーらまあ、豚肉のお店だったなんてこともありました。
彼女は「知らなかったから大丈夫、てへ★」と言っておりまして、とてもチャーミングだったなと(笑)
イスラム教信者の中にも厳格な方もいますし、そうでない方もいます。お酒を飲む方、豚肉を食べる方もいます。私が感じる限り、多文化多宗教のインドネシアで育ったムスリムの方は、ほかの文化にも寛容で、尊重してくれます。わたしたちが目の前で豚肉を食べても、お酒をのんでも怒られることなんてありませんので心配ご無用です!
ここでは言い切れない、ムスリムの習慣まだまだありますので、インドネシアに来たときの楽しみにしてみてください!ほかの文化を知ることって、楽しいし勉強になりますよね~)^o^(
参考資料
Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%A0
外務省: http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/indonesia/data.html