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バンガロールとはどんな都市?

バンガロール(正式名称:ベンガルール)は、南インドのカルナータカ州にある都市です。標高はおよそ900メートル。高原の上にあるため、真夏でも朝晩は涼しく、湿気も少なめです。

昔から学術都市として知られていたバンガロールは2000年代に入り、ITや研究分野の企業が次々と集まっています。現在では「インドのシリコンバレー」とも呼ばれています。

項目 内容
位置 南インド・カルナータカ州中南部。デカン高原上にあり、チェンナイから西へ約350km。
人口 約1,400万人(2024年推計)。南インド最大級の都市圏。
経済的重要性 IT・スタートアップ・製造の拠点。州GDPの約40%を占め、輸出IT収益ではインド国内トップ。
外資系企業数 多数の多国籍企業(IBM、Intel、Google、Infosys、Wipro、Toyota Kirloskarなど)が拠点を構えている。
インフラ メトロ路線(Namma Metro)が拡張中。国際空港から中心地まで30~50分だが、渋滞時はさらに要することも。

バンガロールの求人の傾向

この街の雇用は、ITとエンジニアリングが中心です。ソフトウェア開発、AI、クラウド、データ分析など、テクノロジー関連の求人が圧倒的に多く見られます。

その傾向から、高学歴の人材が集まっています。日本人などの外国人は、プロジェクトマネージャーやクライアント対応といった役割で採用されるケースが多いようです。

主要産業

産業 特徴・例
IT・ソフトウェア Infosys、Wipro、TCSなどインド主要IT企業の本拠地。Google、Microsoft、Amazonなど外資R&Dセンターも集中。
自動車・機械 トヨタ・キルロスカ、ボッシュなどが製造拠点を持つ。設計・品質管理・購買などの技術系職種が中心。
航空・宇宙 HAL(ヒンドゥスタン航空機)やISRO(インド宇宙研究機関)の本社がある。航空・宇宙エンジニアの採用も活発。
製薬・バイオ Biocon、AstraZenecaなどが研究拠点を置く。品質保証や臨床開発のポジションが見られる。
BPO・サポート 欧米系企業のカスタマーサポートセンターが集積している。

求人の多い職種例

以下の表は、RGF求人データをもとに、バンガロールで求人件数の多い職種をランキング形式でまとめたものです。

順位 職種カテゴリ
1位 SE・PM・エンジニア・ネットワーク関連
2位 営業・営業アシスタント・営業事務 他
3位 エグゼクティブ/マネジメント(部長・課長・GM 等)

IT・ソフトウェア開発・R&Dの求人が圧倒的多数。英語を使うエンジニア職や、外資系企業の技術マネージャー職も多く、専門性が給与に直結します。

バンガロールの給与相場と生活費

IT都市のため、給与水準は国内でも高い部類です。特に多国籍企業では成果連動型の年俸制を導入するケースが多く見られます。

ただし、生活コストも年々上がっており、家賃や食費はハイデラバードやプネより高い傾向があります。

月収目安

以下の表は、RGFにて公開中の求人データをもとに、バンガロールにおける各職種の給与中央値をまとめたものです。

職種カテゴリ 月収目安(ルピー) 日本円換算(円) バンガロールの特徴
SE・PM・エンジニア・ネットワーク関連 約25万 約48万 インド随一のIT都市。成果連動型報酬が一般的。
営業・営業アシスタント・営業事務 他 約16万 約30万 IT製品や技術営業の求人が中心。
エグゼクティブ/マネジメント 約30万 約57万 外資系の管理職求人が多く、年俸制が主流。

※企業規模・役職により変動します。
※日本円換算は 1ルピー=約1.90円(2025年10月時点)で計算。

生活費

  • 家賃:IT企業が集まるホワイトフィールドやエレクトロニックシティでは1LDKで月7〜12万ルピー。中心部のコラマンガラやインディラナガルの2LDKは15万ルピーを超えることも
  • 交通費:渋滞を避けて配車アプリを使う人が多く、月6,000〜10,000ルピーほど。メトロ利用は2,000ルピー前後
  • 食費:ローカル食堂は1食150〜250ルピー、日本食レストランは700〜1,000ルピー前後
  • 光熱費・通信費:月5,000〜8,000ルピー。高原気候のため冷房代がかさみにくい

気候の面では快適ですが、慢性的な渋滞と交通インフラの未整備が、日常生活で最も大きなストレス要因とされています。

バンガロールの生活環境

高原にあるため、空気が比較的乾いていて、夜は涼しく過ごしやすい街です。6月から9月のモンスーン期は雨が多く、道路が冠水する日もあります。

また市街地は南北に広く、東側(ホワイトフィールド)や南側(エレクトロニックシティ)にテック企業が集中しています。

治安と安全

  • 軽犯罪:駅や渋滞エリアでのスリ・置き引きに注意。人が多い場所では荷物を体の前で持つのが基本
  • 夜間の移動:ITパーク周辺は夜間勤務者も多く、24時間営業のカフェや警備員の巡回がある。郊外は街灯が少ないため車移動が安心
  • デモ発生エリア:中心部(マジェスティック周辺)で政治集会が行われることがあるが、長期化はまれ
  • 交通安全:バイク通勤者が多く、モンスーン期はスリップ事故に注意

安全指数では他都市と比べて犯罪率は高めで、道路事情と気候によってリスクが変わる街といえます。

医療・教育事情

  • 医療機関:Manipal、Apollo、Fortisなど私立の大病院が複数あり、英語での診療が一般的
  • 保険加入:外資勤務では国際医療保険、現地雇用ではStar Healthなど民間保険が多い
  • 教育機関:Indus InternationalやCanadian Internationalなどの国際校があり、英語教育に定評がある

医療・教育のレベルはいずれも高く、特に私立病院は外国人利用者も多いことで知られています。

日本人にとっての生活環境

  • 住宅エリア:ホワイトフィールド、コラマンガラ、インディラナガルなどが定番。通勤距離を最優先に住む人が多い
  • 商業施設:Phoenix MarketcityやOrion Mallなど大型モールが充実
  • 交通手段:社用車か配車アプリ利用が中心。公共バスや鉄道は混雑が激しい
  • 日本人コミュニティ:IT企業駐在員や研究者が中心で、小規模ながら情報交換が活発
  • 日本語対応サービス:数は限られるが、日本食レストランや通訳付きクリニックがある

バンガロールは研究開発が盛んな都市とも言われ、穏やかな気候のもと集中して仕事しやすい環境があります。

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