RGFでは、これまでたくさんのアジアでの転職の支援をさせていただいていますが、
喜びもつかぬ間、内定した企業様への入社・アジアでの新生活に向け、
渡航も含めた準備で忙しくなられる方や手続きの煩雑さに戸惑う方が多くいらっしゃいます。

そこで、各国海外転職手続きの流れと必要書類についての概要をまとめました。
ぜひご参考にしてください。
各国の状況や方針によって変わりますので、企業様の指示に従って準備を進めてください。

また、新型コロナ感染状況に伴い、渡航制限・入国手続きの概況も変化しています。
大使館サイトをこまめに見ながら企業様と密に連絡を取り乗り越えましょう!

香港

以下の情報は、
政府機関のウェブサイトを中心に掲載情報を引用し、当社で内容をまとめた記事になります。
最新の情報については記事中のリンクを参照いただき、
また、実際の渡航・入国に際しては、ご転職先の企業様とご確認をお願いいたします

渡航・入国条件 2021年7月27日時点

・日本国内でのPCR検査陰性結果取得(※指定された機関での取得必須)
・21日分(完全ワクチン接種者は14日)の指定検疫ホテルの予約
・健康申告
・強制検疫(※条件次第にて期間変更あり)

上記がコロナ禍で香港に渡航・就労する際に必要となります。
参考:在香港日本国総領事館
「新型コロナ感染症Q&A 問2-2 
香港へ向けて出発する前に準備することはありますか? 以下」
https://www.hk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000494.htm

こちらは参考となり、変更が生じる可能性があります。
必ず企業様や関係各所に随時確認し、情報収集しながら渡航準備をしましょう。

外国人が中国で就労する際には、

Employment Visa(就労ビザ)もしくは
Dependent Visa(家族ビザ)


が必要となります。

内定受諾後~入社手続きの流れ 

(申請者様)
書類準備し、企業様へ送付(約2週間)
<申請者様が準備する書類>
・ビザ申請書
・最終学歴証明書(英文)
・就業(離職)証明書
・パスポートのコピー
・証明写真
・Personal History
※香港在住者
 ・香港IDカードのコピー
 ・パスポートの香港特別行政区への最新の入境印・在留延長証のページのコピー
(企業様)
書類到着後、「就労ビザ」を香港移民局に申請(発給に約4~6週間)
(企業様)
ビザラベルを申請者様へ送付
(申請者様)
航空券・指定検疫ホテル・TETOC対応病院の予約
※入国日、予約をとるタイミングは企業様の指示に従ってください。
(申請者様)
出国72時間前に指定された機関(TECOT)でのPCR検査をし、
印刷の上、証明書を取得
参考:TECOT対応病院検索サイト
https://www.tecot.go.jp/rmii/
※入国日、予約をとるタイミングは企業様の指示に従ってください。
(申請者様)
航空機搭乗前にオンラインで健康申告
(申請者様)
事前にビザラベルをパスポートに貼り付けておき入境
(申請者様)
香港に入境
指定検疫ホテルにて強制検疫(約21日間)※条件次第で期間短縮
入社

準備書類詳細

就労(履歴)証明書(英文)

フォーマットは自由ですが、下記の項目を網羅していることが必須となります。

・企業名
・所属先部署名
・当時の業務内容、役職名
・在籍期間
・記載内容を証明できる方の名前(社長名、人事担当名、上司名など)
・担当者の連絡先(電話番号、メールアドレスなど)
・会社の社判もしくはレターヘッド

これまでに就業した企業すべての分を準備いただけることが望ましいです。​
難しい場合は企業様に相談の上、
次の職務内容と同じで3年以上の経験がある直近の会社のものを準備してください。

最高学位の学歴証明書(英文)

在籍していた学校のHPか「学校名 学歴証明書」で検索すると、
申請方法と所要期間がわかります。
英文ですと時間のかかる学校もあるので、早めの申請をお勧めします。
事前に日本にて、原本を1部とコピーを5部程度準備していただくとスムーズに進みます。​

パスポート(原本/コピー)

6か月以上残存期間が残っているもので、コピーする際はフルカラーでご準備ください。

証明写真

・縦4.5cm×横3.5cm原紙
・提出日から6か月以内のもの
・フチなし
・白背景
・正面を向いて撮影されたもの
・鮮明であること

※5枚ほど余裕をもって保持し、渡航することをお勧めします。

ビザ申請書

下記サイトから申請書をダウンロードしてください。
https://www.immd.gov.hk/pdforms/ID990A.pdf

Personal History

特に決まったフォーマットはありませんが、どのような内容を記載するべきかは企業様に相談しましょう。

補足・注意点

・書類は提出してしまうと手元に残りません。
 記載内容やどのような書類だったかを後ほど確認できるようにするため、
 複数取り寄せたり、コピーしたりして手元に残すことをお勧めします。

・香港でビザを保有して7年在住すると、Permanent Visa(永住ビザ)を申請することが可能です。

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