皆様こんにちは、RGFインドです。
私は昔から野球をずっと続けており趣味でも野球をやっておりました。
前の投稿からわかるようにインドでの日本人コミュニティーでもソフトボールチームしかなく、インドに来てからは野球ができる環境がなく、昨年は持ってきていたグローブも日本にあきらめて持って帰ってしまいました。
そんな時出会ったのが今の野球チームです。野球を教えているコーチのインド人に話を聞いてみるインドでの野球は少しずつ人気が出ておりインド人のポテンシャルをMLBも注目しているとのことです。
インドにいても野球はできます。しかも硬式ボールを使用しております。これまで野球ができないと諦めていた私のような方がほかにもいればぜひ野球ができる環境を知っていただきたく、本記事を書かせていただきました。
Contents
インドの野球事情
インドというと国民的スポーツでもあるクリケットがあるため、野球の人口はかなり低いものだと思います。
データなどがなくて恐縮ですが、インドにいるとその人気具合が体感できるほどにクリケットの人気は凄まじいものです。
町中の広告やテレビでクリケットが放送されており、最近開催されたワールドカップの試合の日にはほとんどのレストランにスクリーンが用意されており、ほぼ満席の室内で皆がインド代表を応援しておりました。
しかしながらそんなクリケット大国にも野球の波が少しずつ来ております。私が毎週参加している野球チームのインド人コーチによるといくつか理由があるとのことです。一番の要因はMLBのインド進出です。
アメリカで過去に放送された映画で「ミリオンダラーアーム」という映画があり、インド人クリケット選手を初めてMLB選手としてスカウトしたという実話をもとにした映画がありました。
またMLBはインドでも野球教室を開いており未来のメジャーリーガー育成のためにインド人に野球を教えております。
Professional baseball league ‘may come’ to India: MLB spokesperson Ryo Takahashi – Hindustan Times
また、近年アメリカへ留学へ行ったインド人の方も数が増えており大学時代に見た野球に興味がわいた方やが増えたことにより野球をインドでもやろうという動きが一部あるみたいです。
インド人野球チームのコーチ曰く、MLBの野球教室は授業料がかかるため一部の裕福な家庭の子供しか参加することができず、まだまだ参加人数はそれほど多く無いとのことです。(あくまでも聞いた話です)
このインド人コーチは一般の小中学生を対象に普段遊び場のない子供たちのために野球ができる環境を提供していると伺っています。そのため参加料は裕福な家の子供からしかとっておらずほかの子供たちは無償で参加できる仕組みになっています。野球の一番ネックであるお金がかかるという点に関しても、道具はすべて寄付でいただいたものやこれまでの参加料徴収したお金を使って購入していると聞きました。
インドの野球チームについて
インドでは野球が好きなコーチが野球を知ってほしく子供たちを集めたチームが複数あると聞きました。
最近は各チームの代表メンバー同士の大会も実施されたとのことです。
そんな野球チームに私も毎週日曜日参加しております。
場所は一般の公立中学校のような場所でそこに野球がかろうじてできるグラウンドがあります。
レフトは約70メートル、ライトは約60メートルの長方形グラウンドです。
年齢は10代~20代で約20人の少年少女が参加しております。
ボールは硬式球もしくは少しソフトな硬式ボールを使用してます。
活動時間は基本毎日と聞いておりますが、私は仕事が18時30分定時のため参加は日曜日のみです。
日曜日は朝の7時30分から紅白戦をしており、私含めた数名の部外者(日本人や韓国人の方)とインド人の少年少女たちのチームと対戦します。
イニングは5回までで、だいたい9時もしくは9時30分ごろに試合は終わります。
高いレベルの野球とは言えませんが、硬式ボールを使った野球ができる、試合ができるという点では満足しております。
また一緒に参加している韓国人の方は日本人と韓国人の有志を集めて野球チームを作りたいという野望もあります。
ぜひご興味がある方は参加いただければと存じております。
最後に
最近弊社ではインドでサッカーを教えたいという熱い思いのある方のインド転職をご支援したこともあります。
ぜひインドで野球をやりたい、野球を教えたい、広めたいという熱い意志のある方はこれから伸びるであろうインドの野球のポテンシャルを感じていただければと思います。インドに転職を考えているが野球ができないのではと心配されている方にもこのチームの存在を知っていただければ嬉しく存じます。
このチームにかかわっている大人の方はかなり熱い思いを持っている方が多いです。
インドでプロチームを作りたい、球場を作りたい、もっと野球を広めたいという方が多くいますので
そのような興味がある方にもインドでキャリアを続けながら野球の発展にも関われるという点でインド転職をお勧めしております。
インドについて気になる点やインド転職について何か気になることがあればお気軽に弊社にお問い合わせください。
弊社コンサルタントもしくはアドバイザーより可能な範囲でお答えさせていただきます。