知っているようで知らない国【タイ】について、
気になる情勢や経済情報を含めた、最新の基本情報をご紹介!!
タイの基本情報について
インドと中国の間にあるインドシナ半島中央部に位置する東南アジアの国。
北部、北東部、東部、中部、南部の5地域に分けられます。
タイと日本との交流は、600年にわたる長い歴史を持っており、
江戸時代には、アユタヤに日本人町が栄えていました。
当時から現在に至るまで、政治、経済、文化など多方面で、
親密な友好関係を維持しており、大の親日国と言われています。
国名 | タイ王国(Kingdom of Thailand) |
首都 | バンコク |
面積 | 51万4,000平方キロメートル(日本の約1.4倍) |
人口 | 約6,900万人(IMFによる2016年10月時点の推計値) |
言語 | タイ語 |
宗教 | 上座部仏教 94%,イスラム教 5% |
通貨 | バーツ(THB) |
(外務省サイト タイ基礎データ および
IMF – World Economic Outlook Databases 2016年10月版を元に作成)
タイの経済成長 最新の見通し
タイは、外国資本を積極的に導入することにより経済発展を遂げきています。
日本の対タイ直接投資は依然活発であり、
今後もタイへの日系企業の進出は加速するものと思われます。
近年の経済成長率の推移をみると、
2014年の政治混乱により、
景気が低迷していますが、その影響は長引かず、
一時的に景気が低迷しても、回復を繰り返す傾向がみてとれます。
2017年1月に世界銀行が発表した世界経済見通しでも、
タイのGDPの伸び率を、2016年2%、2017年2.4%、2018年2.7%と予想しており、
今後も緩やかな成長が続くことが予想されています。
タイ国内での日本語教育の高まり
親日国として知られるタイですが、
近年はタイ国内での日本語学習熱が高まりを見せています。
2012年度日本語教育機関調査では、
日本語学習者は約13万人、日本語教育機関は465だったのに対し、
2015年度調査では、
日本語学習者は約17万人と34.1%増、日本語教育機関は606で、30.3%増となっています。
日本語学習者が増えることは、
タイに進出する日系企業にとっても好ましく、
今後さらに事業展開がしやすくなると予想されます。
週末の遊び方も様々。リゾート、漫画喫茶などなど
タイのリゾートといえば、プーケットが有名ですが、
日本からでは直行便がなく、トランジットが必須。
しかも、フライトだけで8時間以上もかかってしまいます。
しかし、バンコクからであれば、国内線で1時間ほど。
羽田ー大阪間ほどの時間で行くことが出来ます。
飛行機に乗るのは、ちょっと大げさと感じる場合には、
バンコクからバスで行けるリゾートのサメット島がおすすめです。
ツアー会社で申込み、日帰りでも綺麗なビーチを楽しめます。
また、今日はちょっと引きこもりたい!
だけど、家の気分ではない・・・という時には、漫画喫茶がおすすめです。
バンコク市内には、日本の漫画を揃えている漫画喫茶も数件あり、
懐かしい漫画から新しい漫画まで、楽しむことが出来ます。
これからのタイと日本
2014年、混乱をみせたタイでしたが、
経済面においても、落ち着きを取り戻しています。
タイは日系企業にとって、
海外の進出先として、すでに人気の高い国であり、
日本人商工会の会員数を見ると、中国の上海に次ぐ世界第2位となっています。
また、メコン経済圏の開発を進める上で、
日本が重要なパートナーであることは間違いなく、
今後もさらに日本との関係が強化されると予想されます。
皆さんも、今後も成長が見込まれ親日国【タイ】に触れてみてはいかがでしょう!
<出典>
・世界銀行 プレスリリース 2017年1月10日
・newsclip.be タイ経済、2016-2018年も低成長 世銀見通し
http://www.newsclip.be/article/2016/01/08/27968.html
・外務省サイト タイ基本データ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/thailand/data.html
・国際交流基金 2015年度「海外日本語教育機関調査(結果速報)」
http://www.jpf.go.jp/j/about/press/2016/057.html
※上記の記事は、取材時点(2017年01月末)の情報を元に作成しております。
現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。