海外生活、海外勤務 現地レポート

シンガポールで 駐在員の妻は働けなくなった?!

2021年5月からの変更

前回までは、日本からシンガポールへ出向の駐在員(Employment Pass保持者:以下EP)の妻(Dependent Pass保持者:以下DP)も働けるとお伝えしてきました。

しかし残念ながら今年の5月からはEmployment Pass保持者の帯同家族としては働くことが出来なくなりました。以前はEPに付随するDPは、LOC(Letter of Concent)承認があれば、特に制約なく就労出来ましたが、その制度が5月以降申請不可となりました。

駐在の妻も働ける貴重な国のひとつであったシンガポールですが、新型コロナの影響から国内の雇用を守るためにシンガポール政府がとった措置です。今後どうなるかはわかりませんが、しばらくはこの状況が続くと思われます。

厳密に言うと、LOCの申請は4月末に打ち切られ、5月以降のLOC申請は不可となりました。4月末時点でLOC承認を得ている方は、今後LOCの更新はできませんが、DP失効日までは継続して就労が可能です。


ではもう駐在妻は働けない?!

いえ、働けないわけではありません。ただ、帯同ビザではなくて、新たに就労ビザを取得する必要があります。

家族帯同ビザであるDPから、S-passやEPなどの就労ビザに切り替えて就労することになります。現地でも就労ビザをサポートする企業はありますので、シンガポール渡航前から転職活動を始めることもできますし、シンガポールに到着されてから就職活動を始められても大丈夫です。とは言え、パートタイムで気軽に就労出来ていた頃よりは難しくなったのは事実です。シンガポールでキャリアを積むことは諦める必要はありませんので、まずは弊社にご登録ください。

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