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パンゴン湖・ヌブラ渓谷の行き方、景色、持ち物、ツアー旅行の仕組みなどを写真付きで解説!【レー旅行③】

レーに来た人が大体行く一番有名な行き先がパンゴン湖(Pangong Tso)になります。

パンゴン湖への行き方は、バスにて自力で行く、ツアー会社のツアーで行く、バイクで行くという選択肢があります。

<移動手段>

<ポイント>

バス:

安い(往復650ルピー)

ツアー:

自由にトイレ休憩や写真スポットで停車、乗車人数も少ない(往復4,000~6,000ルピー程度)

バイク:

男のロマンはあるが危険

私はツアーでパンゴン湖とヌブラ渓谷の両方に2泊3日で行ったので(ホテルや食事別で1人4,000ルピー程度)、車中の様子・テントホテルの様子・良かった点・反省点をお伝えします!

ちなみに、私が行く1-2週間前に同僚がパンゴン湖にバスで行っていましたが、特に大きな不都合はないようでした。

また、バイカーにとってインド製のバイクROYAL ENFIELDでラダック旅行をすることは一つの夢のようです。

たまにチャリで旅行している強者もいました(だいたいヨーロッパ人)。

 

入域許可証(ILP)を取得

パンゴン湖・ヌブラ渓谷に行くにはILPと呼ばれるパーミッション(許可証)が必要になります。

パーミッションはレーの町にいくつかある旅行代理店で取得することができます。

ANCIENT TRACKSという赤い看板の代理店は多くのサイトで紹介されており、日本人との遭遇確率が高いです。

私も利用しましたが、パーミッション取得が2024年8月現在で600ルピーと、他の代理店が700ルピーに比べて安かったです。

対応もとても親切でした。

午前9-10時くらいまでパーミッションの受付をしており、午前11時くらいに取りに来てくれと言われます。

レー旅行を最短で有効に過ごしたい方は、到着初日の朝にそのまま旅行代理店に行くのがいいでしょう。

パーミッションは14日間有効なので、その期間にパンゴン湖やヌブラ渓谷など山の奥地に行けます。

関所みたいなポイントで、パーミッションが回収されるのでコピーを複数取っておくといいですが、代理店がなにも言わなくてもコピーを5枚取ってくれました。

ツアーへ申し込む!Share Tourが安い

旅行代理店のドアの前に”SHARE TOUR”とあります。

・パンゴン湖・ヌブラ渓谷1泊2日

・パンゴン湖・ヌブラ渓谷2泊3日

・パンゴン湖・ヌブラ渓谷・温泉4泊5日

など色々なパターンがあります。

私は代理店で出くわした日本人に誘われて、「パンゴン湖・ヌブラ渓谷2泊3日」に参加しました。

パンゴン湖は朝にゆっくり見るのがいいらしいです。

ツアー料金は”SHARE TOUR”なので、参加人数によって変動します。

申し込みしたときは4名参加だったので、約20,000ルピーを4名で割って1人5,000ルピー程度でしたが、当日1名追加参加があり、1人4,000ルピーとなり、旅行の最後に1,000ルピー返金されました。

 

「パンゴン湖・ヌブラ渓谷2泊3日」ツアーの参加者の国籍や車中の暇つぶし

ツアー参加者は5名で、日本人3名、台湾人1名、インド人1名でした。

山奥へ旅行となると車中の移動が多いですが、日本人が3名いて日本語で会話ができて良かったです。

皆、長い車中の移動を覚悟してYouTubeやNetflixの動画を携帯にダウンロードして挑みましたが、会話相手がいたので、けっきょく何も見ずに終わりました。

せっかくなので、交流を楽しむのがいいと思います。ヌブラ渓谷までの道はガタガタで動画が見れる環境でもなかったです。

席は窓側が景色が良かったり(逆に日差しが当たりますが)するので、皆で平等にローテーションしながら座っていました。

ヌブラ渓谷に比べパンゴン湖までの道は観光する人が多いため、アスファルトで比較的キレイに舗装されています。

 

ツアーの宿泊先!テントホテルが意外に快適

ツアーでは宿や食事は自費になります。

レストランや宿もドライバーが探して止まってくれるので、特に自身で探したり予約したりする必要はないです。

宿はツアー参加者の意見の合意形成によって決められます。

私の場合、1泊目のヌブラ渓谷では立派なテントホテルに泊まることになり良い経験でした。夕食付きで1泊1,000ルピーでした。

 

2泊目のパンゴン湖では簡易コテージに泊まり、夕食・朝食付きで1,200ルピーでした。

どこもWIFI・タオル・トイレあたりはあると思います。ドライヤーとかはなかったです。

パンゴン湖の標高はレーの町より高く、4,000m以上だったので、ここでも高山病になりました。

水を買い忘れましたがコテージの人が売ってくれました。

夜は寒いのでパーカーくらいは持っていた方がいいです。また、夜に電源を切られてしまうので、充電ができなかったり、温水シャワーを浴びれる時間は限られていました。

 

ヌブラ渓谷の様子や写真

川に削り取られて造形された山々がとてもきれいでした。

ヌブラ渓谷までの道は、砂利や浅い川を車で通って行きます。レーからヌブラに向かう途中に5,000mの山を登るので、ここでも高山病になる人が多いです。

ヌブラの景色は圧巻でした。本当にゲームの中の世界に舞い降りたような感じでした。

パンゴン湖の様子や写真

パンゴン湖はヌブラ渓谷よりも有名で、インド人には『きっと、うまくいく(英語:3 Idiots)』という映画の舞台となり、そこからインド人観光客が増えたようです。

私は映画を見ていないので、ただの標高が高いところにある湖にしか見えませんでした。

レーに来る人は多くはこの湖を目指してきます。

正直、個人的にはこの湖より道中の山や自然の方に感動しました。

 

持ち物

2泊3日の旅行を終えて、持ってこれば良かったものと、持ってきてよかったものがクリアになりました。

これから旅をする人の参考にシェアしておきます。あくまで8月に旅行したケースになります。

 

<持ってきてよかったもの>

・日焼け止め(高地の日差しは強いです)

・リップクリーム(乾燥して唇カサカサに)

・帽子

・汗拭きシート(温水が浴びれないことも)

・高山病の薬:ダイアモックス

・トイレットペーパー(道中のトイレにないことが多い)

 

<持ってこれば良かったもの>

・ポータブルバッテリー

・コンセントプラグ形状変換器

・Tシャツ(持っていましたが、思ったより8月のレーもヌブラも暑くて、ヒートテックとかの出番は少なく、Tシャツの方が必要でした。ジャンパーは一回も着ないで旅行を終えました)

 

ということで、2泊3日の旅でしたが、車中が長くてつらかったので、次回は1泊2日でいいかもと思いました。

ちなみに私はパンゴン湖よりヌブラ渓谷の方が好きでした。ツアーに参加した人に聞くと5人中3人はパンゴン湖派でした。

 

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