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はじめに
皆様、こんにちは!
今回は日系企業が多く進出しており現在経済的にも昨今多くの注目を集めているチェンナイの魅力について、年に数回チェンナイに出張に行っております出張者という目線で少し語っていこうと思います。あまり日本語で紹介されている記事が少ないので、旅行の際や出張の際の参考にしていただけますと幸いです。そもそも、チェンナイってどこだろう、どんな場所なんだろう、などの簡単な概要からご紹介させていただきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
※このブログの内容は他のサイトからの引用と私の主観による内容が多く含まれておりますのでご了承ください。
チェンナイについて
ここではチェンナイの基本的な情報について、「AIにチェンナイについて教えてください」という回答とともにせて私の経験や体感も踏まえて補足の情報を紹介していきます。インドとイメージするとまだまだデリーのイメージが日本人の中では高いようなイメージですので是非チェンナイについても知っていただければと考えています。
チェンナイ(または以前はマドラスとも呼ばれていました)は、インド南東部に位置するタミル・ナードゥ州の州都であり、ベンガル湾に面しています1。
1.世界都市: チェンナイはインド有数の世界都市で、人口は約700万人です。2018年の都市圏人口は約1330万人で、同国で第4位に位置しています。自動車産業や情報技術産業、ビジネス・プロセス・アウトソーシング業が盛んです2。
2.異名: チェンナイはさまざまな異名を持っています。例えば、「南インドの玄関口」と呼ばれることもあります。また、「南アジアのデトロイト」や「インドの健康首都」とも言われています。
3.歴史的背景: チェンナイの名前は16世紀の英雄に由来しています。当時、この地域は「チェンナッパッタナム」と呼ばれていました。その後、「マドラス」から「チェンナイ」に改名されました。
4.文化と気候: チェンナイは伝統的な文化が色濃く残る場所で、民族服を着た人々を見かけることもあります。気候は年間を通して暑く、高温多湿ですが、海に近いためサーフスポットやビーチでリラックスすることもできます。
5.治安: チェンナイはインドの中でも比較的安全な都市とされています。南インドの人々は穏やかで控え目な性格が多いため、治安面でも安心です
インドにはTier1都市としていくつか都市があります(いわゆる政令指定都市のようなもの)その一つにチェンナイが含まれております。1.に記載の通り製造業や情報技術産業、ビジネスプロセスアウトソーシング(以降BPO)業が盛んになっております。
いくつか例を挙げますと、いすゞ自動車、ヤマハ、コベルコ建機、小松製作所(株省略)が工場を構えており、インドで生産販売を行っております。BPOでは英語話者が他州に比べ多いため、アマゾンやインフォシス、アクセンチュアなどのIT系企業のカスタマーサポートをオフショアで多言語で行っていることもあります。異名の通り、多くの企業がチェンナイに進出を考えているため、インフラ面の発達が直近の課題となっており、町のいたるところで道路工事や線路開通に向けた準備をしているのでとても勢いを感じる町です。
一方で、4.に記載のようにチェンナイのいたるところで伝統的な文化が色濃く残り、民族服を着た人々は見かける機会は北インドよりも多い感じがします。
海があり、一年中暖かいため島国のような生活リズムがあり沖縄のようにゆったりとしたおおらかな性格の人が多い印象を受けます。また、日本人駐在員の方にお話しをお伺いすると、穏やかで控えめな性格の方が多く、一緒に働きやすい方が多いということもよくお伺いします。
記載はありませんがチェンナイの言語はタミル語と英語が公用語になっております。教育水準が高く、ほとんどの人が英語を理解することができますが、まだ一部ローカルエリアではタミル語のみの場合もありますのでご注意ください。
実はシンガポールの一部の公用語もタミル語となっているように南インドの方は海外で働く人も多いです。そのため日本やシンガポール、アメリカなどで会うインド人は南インド出身の方が多いこともあるみたいです。
ワナッカムவணக்கம் (vaṇakkam)=こんにちはと挨拶の言葉だけでも覚えて使ってみてください!
【タミール語】すぐ使える!挨拶を表すフレーズ8選【日常会話】 | SIVA Dictionary – Tamil – (siva-multi-language.com)
チェンナイの宗教はヒンズー教以外にもキリスト教やイスラム教、ほかにも複数の寺院や教会があるため様々な宗教を信仰されている方がおります。牛を食べないイメージのインドですが牛のビリヤニが提供されるレストランなどもあります。(後ほど紹介します)
治安面は記載の通りほとんど問題ないと思います。インドだけでなくほかの国でも注意するような道路の横断や客引き、観光地での観光客向けの商売には気を付けるのは変わりませんが、それ以外のところでは身に危険を感じたことはありません。
チェンナイの食事(ローカル編)
日本人の方がイメージするインドカレーの中にもナンなどで食べる北インドのカレーと米で食べる南インドカレーが分かれております。チェンナイの主食は米のため米で食べるカレーがメインとなっており、海が近いためエビやカニ、魚のカレーなど様々な種類のカレーが食べられるのが特徴的です。また、インド全土でも人気な料理も南インド発祥のケースがありぜひ南インドに来た際にはその本場の味を体験してみてください。
個人的な意見としては、北インドよりも辛さはすべて控えめで日本人でも食べやすいカレーがおいしい食べ物が多いのも南インドが人気な理由の一つだと思います。
タミルナドゥーミールス
日本人の多くイメージするお米のカレーは南インドのカレーです。北インドでは主にチャパティーやナンのようなものでご飯を食べるのですが南インドの主食は主にお米です。手で食べるというイメージもほとんど南インドの文化です。バナナの葉っぱにお米と複数種類のカレーが乗せて提供され、手で混ぜて好みの味にして食べるというスタイルで食べます。味は日本のカレーに近く辛さも控えめなところがありお米を食べられるという点でもインド好きの日本人に絶大な人気を誇る定番料理です。チキンだけでなく魚やカニの選択肢もあり一人では食べきれない量のお米が提供されますがお値段もなんと150ルピーから250ルピーほどで食べられます。
タミルナドゥードーサ
ドーサも南インドの代表的な料理の一つです。クレープのような生地のドーサにココナッツやトマトのソースのようなものをつけて食べます。北インドでも人気でドーサはインド国内であればどこでも食べられるのではないでしょうか。しかしチェンナイに観光に来た際にはぜひ本場の味を体験してみてください。
イドゥリ(Idli)
南インドやスリランカでよく食べられる蒸しパンのようなものです。ウラド豆と米からなる生地を発酵させてからむすことでスポンジやはんぺんのような食感があります。発酵していることから適度な酸味があるのも特徴です。
通常サンバル(カレースープのようなもの)とドーサと同じココナッツやトマトのチャトニーと一緒に食べることが多いです。ホテルの朝ごはんやローカルのレストランなどによく売られてますので食べてみてください。
ヴァダ(Vada)
ヴァダはウラド豆の粉とスパイスを混ぜて作られ、そのあと油で揚げられます。香り高くてサクサクとした食感が特徴です。ドーナツのような見た目ですが甘くなく朝ごはんや昼ご飯などの付け合わせについており南インドでも人気の料理です。イドゥリやドーサと同じくココナッツやトマトのチャトニーと一緒に食べることが多いです。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回は出張や旅行の際にチェンナイで絶対に食べておきたい南インド料理を紹介させていただきましたが、次回投稿の機会があれば出張の際にお客さんと行く、韓国料理、日本食レストランなどを紹介させていただきます。
チェンナイで働く日本人の数は年々増えており特に若い女性が現地採用で活躍しているような状況です。
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