海外生活、海外勤務 現地レポート

[2024春]インドで食べる本格的インド料理とは

ノンベジ(ベジタリアンではない人)は前菜からしっかりとスパイスのきいたお肉をいただきます!!

はじめまして。1月から3月までインターン生としてインドのグルガオンに滞在している横山真由と申します。

これからインドでのアーユルヴェーダやヨガの情報であったり、在インドの日本人の事情について発信していきたいと思います。

今回は、インドで食べる本格的なインド料理。というテーマのもと、僭越ながら体験を紹介させていただきます。

インドのレストラン

「インドでごはんをたべたよ。」と日本の友達や家族に伝えると、大抵の場合、胃腸の心配をされます。

また、インド料理、を想像すると(私は)下記の写真のようなカレーとナンを思い浮かべながら、ラッシーを飲んでいる姿を想像します。日本でカレー屋さんに行く時、多くのお店のランチAセットがこのようなメニューの場所が多いからなのでしょう。

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日本のカレー屋さんで食べるAセットは、どこで食べても美味しく、私にとって心嬉しいランチの選択肢ですが、

振り返ってみると少しフォーマルな場所でのインド料理は食べたことがないことに気づきました。

そして、想像もできない!

そんな状態で、すでにインド生活3週間目に差し掛かろうとしていました。

そのような中、「せっかくインドにいるのなら、インドらしい美味しいものを食べよう!!」という言葉を頂き,

どうやら日本人駐在員の方々でも有名だ、というお店に連れて行っていただきました。

Leela Hotel

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グルガオンとデリーは地下鉄で40分ほどの距離にあるのですが、そのちょうど間くらいの位置にある「グルガオン」のホテルに入っているレストランです。

Leela hotelは、Taj hotelと並んでインド、デリーでは由緒ある(インド系の)ホテルだと教わりました。

また、Leela Hotelのヘッドクオーターはムンバイ(インドのNYともいわれている場所)にあり、ニューデリー、バンガロール、チェンナイ、ジャイプールなどあらゆるところに展開されているようでした。ニューデリーのホテルには、インド料理のレストランがないようでしたので、日本人の駐在員の方々がホテルでインド料理を食べたい場合には、グルガオンのDiya – Delightful Indian Culinary in Gurugram (theleela.com)に行くそうです。

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インドの食の歴史

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インド料理のルーツは中国料理と共に約5000年前から始まった歴史ある料理のようで、カンボジア周辺アジア地域の文化などからもインスピレーションを受けて作られていったもののようです。

私が滞在しているデリー周辺北部は、イランやアフガニスタンなどの中東地域の文化の影響を受けているようで、そこで生産される小麦が活かされナンやロティ、パラタが主食として食べられています。

パラタ
ロティ

カラフルなインテリア

https://th.bing.com/th/id/R.da2f324f7a334e2ed351b4feb187e22f

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同じアジアでも、こんなにも目に飛び込んでくる色がちがうのか!と思うほど

鮮やかで明るい色の椅子やランプ、また証明に照らされて煌々と輝いているクリスタルがとても美しかったです。

頼んだメニュー

ベジタリアンメニューと、ノンベジタリアンメニューで欄がしっかりとわかれていました。

人によっては、ヒンディー教の信仰の仕方によって、曜日別に食事のルールを変える方もいらっしゃるため、

信仰者の方々と食事をする際にはそういった気遣いが必要なのだそうです。

頂いた料理

・Jaituni Paneer Tikka

>>>Cottage cheese chunks flavored with olive, roasted in tandoor

・Nawabi Kakori

>>>One of the finest kebab originated from ‘Kakor, Region in Uttar Pradesh.

>>>A fine and flavourful mixture made of lamb, and melange of spices.

>>>Put on a cast iron skewer and cooked on a slow charcoal grill

・Angara Murgh Makhani

>>>Tandoor roasted chicken with creamy tomato gravy and kasturi methi,

>>>finished with cream and butter

・Gosht Dum Biryani

>>>Lamb and finest basmati rice cooked together on dum with mint and caramelized onion in a sealed copper pot

取り分けて頂いたあとのビリヤニとバターチキン

周りがクリスピーなティッカで外はカリカリしていて中はやわらかいスパイシーチキンで美味しかったです。

ティッカは骨なしのためとてもありがたいです!タンドリーチキンを食べようとすると、切り分けるのに時間がかかってしまうのでボーンレスが食べたい方はティッカを頼めば解決です!
今まで私はティッカも注文したことがなかったのですが、初めて食べた感想としては

「スパイスがたくさん入っているけれど、辛くない。スパイシーの概念が少し変わりそう!」

「とても食べやすく、永遠とほくほくと食べてしまいそうになる!」

「前菜でチキンを食べるのか!」そんなことに驚きました。

こちらは、ペーストを焼いたような料理で、フレンチのリエットに似ていると感じました。中身はラムの味がしっかりとするペーストで、外側はこんがりと焼きあがっていて、スパイスで味付けもされていました。この料理は色合いが黄色や緑なども含まれていて、鮮やかで美しかったです。

ビリヤニも初めて食べたのですが、世界三大炊き込みご飯は「パエリア、ビリヤニ、松茸ご飯」とも言われている世界的代表料理として受けいられていることを、心から理解できる!そんな想いになりました。

もちもちしているお米に慣れている日本人にとって、ビリヤニに使用されている細長いバスマティライスはパサパサしているように感じるのではないかと思ったのですが、そんなことはありませんでした。

ほかほかに炊き上がっていて、食感は「ほくほく」という言葉が適切かもしれません。(Aランチセットにつけてもらうインド米とはまた異なり)ターメリックを主に、様々なスパイスもきいていました。

ラムもとても柔らかく、口に運ぶとほわぁとミルキーな味わいが広がりました。

ビリヤニの起源はアラビアやペルシャにあり、アフガニスタンから北インドを通ってアラブの貿易人によって持ち込まれた料理のようです。(メニュー表から引用)

こちらはバターナンと一緒に頬張りました!
ほんのり甘くてトマトとバターがすごくなめらかで、チキンはもちろん柔らかくて美味しかったです。

また、少しスパイシーな料理をヨーグルトと一緒に食べるようで、陶器に入った「カード・Curd」と言われるヨーグルトも頂きました。そちらにはパプリカのようなスパイスがかかっていて、白と赤の色彩が美しかったです。またレモンが絞られているようでした。トルコ料理などとも似ている感覚を覚えました。

飲んだお酒

インドはワイナリーなども有名であったりするようで、ワインもたくさん注文できるようでした。一杯頂きましたが、国内でメジャーだと教えてもらったビールも頂きました。

 

Kingfisher Strong(キングフィッシャー)

[参照元]

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日本でいう「キリンラガー!」とのことです。インドのThe 王道ビールがこのキングフィッシャーのようです。

プレミアムとストロングで迷い、ストロングを飲みましたがすっきりした味で日本人がよく飲む生ビールにも少し近いのではないかと感じる味でした。

 

魅了された空間

隣から聞こえてくる伝統的な弦楽器はトリオによって演奏されていたのですが、天井が高く開放的な場所、かつ日本の建築ではあまり見る機会が少ない大理石中心の固い質感の空間だったので、弦楽の音が広く反響していました。

帰りには太鼓の音に合わせて参列者がダンスをしている結婚式の様子が伺えました。

写真は撮影することが失礼ではないか、などとわからないことも多く、撮影できていないのですが、真っ赤な大量のお花真っ赤な絨毯が白色と金色のベースで作られている石造りのゴージャスな建物をより強調させているようで、美しかったです。

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とても素敵な夜を過ごすことができたこの機会に感謝しています!

 

次回の投稿もよろしくお願いいたします。