海外生活、海外勤務 現地レポート

インドネシアの軽井沢!?自然豊かな街・ボゴール

Selamat siang, みなさんこんにちは!

RGFインドネシア 学生インターンのKarlieです。

 

突然ですが…

 

インドネシアはバリ島だけじゃない!

 

いや、日本で一番有名なインドネシアの観光地といえば、バリですけど、

自然に囲まれた素敵な街は、ほかにもたくさんあるんです!!

 

今回はジャカルタから約60km、

私のインドネシアのホームタウンでもある自然豊かな街・ボゴールについてご紹介します。

 

 


【ボゴールって、どんな街?】


 

ボゴールはジャカルタから南に約60km、車で1時間ほどのところに位置します。

標高が高い高原地帯にあるため、1年を通して涼しく、

お金持ちの別荘が多いことから、インドネシアの軽井沢とも呼ばれています。

(あれ?私が勝手にそう呼んでるだけ…?)

 

 

 

インドネシアの人に“ボゴールってどんな街?”と聞くと、2種類の答えが返ってきます。

一つ目は“Kota hujan(雨の街)”。              

 

              

インドネシアには雨季と乾季の二つの季節がありますが、

ボゴールは季節に関係なく雨が降ります。

 

私が住んでいたボゴール西部の地域では、5日間連続で

雨が降らないことは珍しく、大体3日に1度は雨の日です。

 

ただ、日本の梅雨のように一日中降り続くわけではなく、

朝から昼過ぎにかけては快晴、夕方から雲が出てきて夜に雨が降る、といった具合です。

雨が降り始めると気温が下がるので、私はボゴールで熱帯夜というものを経験したことがありません。

(なんと、寝るときは毛布が必須なくらい寒いです!)

 

住み始めた当初は、ここが本当に熱帯のインドネシアなのかと驚くほどでした。

 

 

二つ目は“Kota macet(渋滞の街)”。

 

※bogor.netより

 

主にインドネシアの都市部ではそうですが、特にボゴールは渋滞が激しいことで有名です。

住んでいる場所から10kmほど離れたモールに車で行くのに3時間かかったこともあります。

(あまりに進まなすぎて、歩いて行ったほうが速いと思ったほどでした。

ひどいときは15分に10mほどしか進めないこともあります。)

 

以上のことから、ボゴールに旅行に行かれる際は、時間に余裕を持って、

 

さらに常に雨具を携帯することをお勧めします。

 

 


【自然豊かなボゴール】


 

ボゴールで一番有名な観光地と言えば、Kebun Raya Bogor(ボゴール植物園)です。

 

もともとはオランダ人居留地として発展し、その後様々な歴史を経て、

今では植物園としてボゴールの人に愛されています。

植物園の中には、大統領邸があり、週末にはインドネシア大統領のジョコ・ウィドドさんが訪れるそうです。

 

  

 

 

 

園内には博物館もあり、インドネシアに生息する様々な動物の標本・はく製を見ることができます。

 

 

シカがたくさんいて、まるで奈良の東大寺のようです!

休日には、シカがいるところでニンジンを売る人がおり、

そのニンジンをシカにあげる子供連れの家族で賑わいます。

 

 


【ボゴールの名産】


 

ソトボゴール

 

ソトというのはスープを表すインドネシア語で、ボゴールでは至る所にソトボゴールの屋台を見ることができます。

※ResepiKokiより

 

 

アシナンボゴール

 

 

マンゴーやメロンなどのフルーツや野菜を甘辛いタレに漬けたインドネシア風お漬物です。

口に入れると、ピリッとしたからさの中に果物の甘さが何とも言えないクセになる、不思議な味がします。

ボゴール駅では、道端でアシナンが袋に入って売られています。

 

 

クエラピスボゴール

 

 

クエはケーキ、ラピスは層を意味し、

その名の通り層がたくさん積み重なったような模様が特徴のケーキです。

層状の模様が鮮やかできれいですよね!

 

 

以上、ボゴールについてご紹介しました。

ジャカルタから1時間ほどで行ける、ボゴールの豊かな自然に癒されにいらしてください!