香港ってどんなところ？香港の最新基本情報
金融の中心地として名高い国際都市【香港】の意外な楽しみ方と
最新の基本情報を一緒にご紹介します。
香港の基本情報
香港は、中国の東南海岸沿い、華南地方に位置します。
大きく分けて、
中国大陸と繋がる九龍半島、その先にある香港島、その他の島々で構成されています。
香港は、高層ビル群の大都会のイメージが強いですが、
これは、都市開発が制限されており、都市機能が集中しているからです。
そのため実際には、海や山、離島などの豊かな自然が香港には溢れています。
イギリスの植民地だった香港
1842年イギリスと清の間でおこったアヘン戦争の結果、
香港島がイギリスの領土になり、
その後2回に渡り、租借地が拡大していきました。
1997年7月1日、香港は中国に返還され、
現在は、「香港特別行政区」として、
50年間の一国二制度が実施されています。
約100年間イギリスの領土だった為、
現在でも香港では、英語が公用語として使われており、
様々なところに、広東語と一緒に英語が併記されています。
また、香港ディズニーランドでは、
アトラクションのウェイティングエリアが、
使用される言語によって、
英語・広東語・北京語の3つに分かれるなど
日本とは異なり、多言語に対応しています。
香港の意外な楽しみ方 山登り？イカ釣り？週末リゾート？
香港といえば、
「夜景・飲茶・漢方スイーツ」のイメージがありますが、
これは観光・出張などの短期滞在者向けの楽しみ方。
香港在住者にとって、これらは日常となります。
そんな香港在住者が休日をどう楽しむか。
私の周りで多かった楽しみ方をご紹介します。
＜ハイキング＞
自然が多く残る香港には、イギリス植民地時代に
数多くのハイキングコースが整備されました。
都心から30分程で行けるコースもあり、
山、海、高層ビル群のコントラストは香港ならではの風景です。
＜海辺でBBQ、夜のイカ釣り＞
周囲を海で囲まれている香港は、ビーチが多くあり、
白い砂浜、青い海を楽しみながらBBQが出来るスポットもあります。
また、6月頃からは、多数のイカ釣り漁船が出ており、
釣った後は船上で調理し、新鮮なイカを楽しむことが出来ます。
＜週末リゾート＞
東京から約5時間南下した場所に位置する香港は、
東南アジアのリゾートまで数時間で行ける距離です。
日本でも有名なリゾート地から穴場リゾート地まで、
LCCを使い、安い時には、往復1万円程度で行けてしまいます！
国際競争力の高い金融都市 香港
イギリスの植民地時代、
チャータード銀行（現：スタンダードチャータード銀行）、
香港上海銀行（HSBC）の設立を皮切りに、
香港は、世界中の金融機関が集まる、国際的な金融都市となりました。
中国へ返還された今でも、その評価は高く、
ベンチャー、コンサルティング研究機関、
Z/Yenグループが発表した最新（2016年9月）の
「グローバル·ファイナンシャル·センター指数（GFCI）」では、
前回と同様に第4位を獲得。
また、ATカーニーの「2016年度グローバル都市調査」では、
5年連続で第5位を獲得しており、
金融の中心地としても、世界都市としても、現在でも、高い評価を受けています。
これらの評価からも、
今後も世界的に重要な地域の１つであることが伺えます。
まとめ
日本の野菜や調味料を現地で買うことができ、
英語が公用語の香港は、
初めて海外で生活をする人にとっても、便利で生活のしやすい街です。
普段の生活から、香港独自の文化や食事、
休日のアクティビティの点においても魅力が溢れる【香港】に、
皆さんも触れてみてはいかがでしょうか？
出典
・外務省 香港 基礎データ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/hongkong/data.html
・The Z/Yen Group of Companies グローバル·ファイナンシャル·センター指数（GFCI）
・ATカーニーGlobalCity2016
http://www.atkearney.co.jp/research-studies/global-cities-index
※上記の記事は、取材時点（2017年01月末）の情報を元に作成しております。
現在の現地事情とは、記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承下さい。
